亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

内分泌の外来でした

2022-05-30 | 糖尿
4月はずっと血糖の上がりっぷりが止まらなくて、どうしたものかと思っていましたが、はっと気がつくと、肩や股関節が痛くて、何度かステロイド注射を打ってもらっていたことに気がつきました。

HbA1cは、8.4まで上昇。内分泌の先生に、ステロイドの話をしたら、それだ!と納得してくださいました。それだけでもなさそうだけれど。
ちょうど始めたメトホルミンはステロイドで上昇した血糖にも有効だから、これを増やすと落ち着くんじゃないかということでした。

整形外科の先生にHbA1cの値を言っておくのだよと言われました。関節の炎症がひどくて、痛みが強いと、それはそれで血糖も上がるので、ステロイドの量などうまいこと考えてもらうのがよいようです。

血液検査の結果を見ると、いつもは悪玉のLDLコレステロールが高いのだけれど、今回はかなり低め。逆に善玉のHDLコレステロールが低くて、頻脈もあるから軽い運動かなぁといつものご指摘。スクワットとかウォーキングとか。

腎臓、肝臓は問題なさそうですが、そういえば健康診断でビリルビンが高かった話をしたら、次から血液検査に加えてくれることになりました。

甲状腺ホルモンは相変わらずの高値。甲状腺ホルモン不応症のためにうまく反応できないので、多めでちょうどいいのです。下垂体でもうまくホルモン量に反応できないので、甲状腺ホルモンが多くても、分泌しなさいという刺激ホルモンのTSHはたっぷり出ていることが多いのですが、久しぶりに1を切っていました。

今回はメトホルミンを1日2錠から4錠に増やしました。この薬は急に増やせないし、夏場の脱水は要注意ですが、よく効いてくれました。朝の血糖が100-150くらいには収まってきて、ひと安心です。

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膠原病の外来でした

2022-05-25 | 膠原病(SLE、シェーグレン症候群)
先月は、膠原病の外来に行ってきました。
血液検査はわりと良好。
手の指の根元関節が腫れたり痛くて、滑膜炎も2ヶ月続いている話をしたら、全体的に調子がよくないんだね、と言われました。
あとは、リウマチを発症してしまったか、見てみる?というお話。
卵巣がひとつなくなり、年ごろ的にも女性ホルモンが低下して、全身性エリテマトーデスは落ち着いてくると見ていたのですが、入れ違いに、リウマチというのは微妙なお話です。
でも、血沈もCRPもそれほど上がっていないので、しばらくは様子見でよさそうで、あんまりそちらの方向には心配されてないようでした。

糖尿がひどいのに、肺にすりガラス状結節が見つかったので、結節の内容によっては、ステロイドをどう使うか…というのは難しいかなと心配くださっていましたが、ひとまず膠原病でのモヤモヤひろがった感じのすりガラスではなさそうという見立てです。

他科でも近況を報告していたら、何となく調子がよくないね、と言われながら、それにしても、いい先生に診てもらってるねと言われました。ほんとにそうです。
すりガラス状結節でお世話になる予定の若い先生のことも大絶賛でした。ややこしい病気の可能性がのしかかるのには慣れっこになっているとはいえ、肺がんの疑いという気の重い話なので、いい先生だよと言われると、信頼が深まってずいぶん安心できます。

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股関節が痛い…変型性股関節症?滑液包炎?

2022-05-16 | 関節
3月頃から、手指の根元や手の甲に炎症が出て、時には手の甲が紫になることも出てきました。股関節も痛くて、しばらく座っていた後に立ち上がろうとすると、ぎゃっと言いたくなるくらい痛いこともあります。
痛いだけでなくて、関節が壊れるような症状だと困るし、避けるべき行動があるなら知っておくべきだと思って、診てもらうことにしました。

実は、肩のリハビリでお世話になっている整形外科でも、股関節のレントゲンを撮ってくれたことがあったのですが、いわゆる骨盤に大腿骨の先のボールみたいな大腿骨頭の部分の隙間は3-4ミリあって、ほとんど減っていませんでした。変型性股関節症だねと言われたのですが、減っていないわりに痛みが強くて、座っていた後に立ち上がろうとするとやたらと痛いので、どうも別の可能性を考えてもいいかなと思っていたところでした。

そんなわけで、よくわからない関節周辺の炎症といえば、膠原病の先生に相談することになるかなぁと思っていましたが、先日の血液検査では、CRPも血沈もすごく高いというわけではなく微妙なところ。
そんな風に思っていたところで肩を手術してくれた整形外科先生に会えたので、相談しました。

レントゲンでみてもらうと、股関節の中より、大腿骨の外側の上端の出っ張り、大転子の周りの炎症(大転子滑液包炎)っぽい様子でした。
大転子の上や横が石灰化していて、関節リウマチより全身性エリテマトーデス(SLE)かなぁという話です。

お薬の調整は膠原病の先生に聞いてねと言われながら、ステロイドの注射を打ってもらい、ちょっと楽になりました。
うまく炎症がおさまってくれますように。

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人間ドックの結果が届きました

2022-04-25 | よくわからない・・・
三寒四温という以上に、1日ごとに冬と初夏を行ったり来たりするような毎日で、堪えてきますね。紫外線にも要注意の季節がやってきました。

さて、人間ドックに行ってきました。
全身性エリテマトーデスや甲状腺ホルモン不応症など、希少難病と言われる病気をいろいろ抱えているわりに、健康診断の項目では意外に問題がないことが続いていたのですが、今回はいろいろと指摘されていました。すぐに病院へという項目は少ないものの、経過観察が必要そうです。
とはいえ、詳細が書かれてなくて、どう経過観察をしたものか、悩ましいところです。次回も同じところで検査をすると比較ができていいのか、他ならもっと説明が書かれるのか、どうなんでしょう。
いつもの病院で検査結果でも画像でもすぐくださって細かく解説してもらっているのに慣れすぎているだけで、健康診断というのはそういうものかもしれません。それほど心配しなくてもいいのか、と思いながら結果をみていました。

まず糖尿病は絶賛ひどい状態で、主治医に会いに行きなさいと書かれていました。それは会ってきたところです。

心電図では「非特異的ST-T変化」で経過観察になっていました。
心筋梗塞など、心臓の筋肉に血液が十分に届いていないときや、心臓の皮が厚くなってしまうとST-T変化が起きることがあるようですが、更年期の女性には病気がなくても起きたりするようですから、深刻度は未知数です。
この間からの、みぞおちの痛みもあるので気になるところではありますが、痛かった時に心電図をとってもらって、問題なかったのが安心材料です。
糖尿病もあるからね…と言われそうなので、これも内分泌の先生に報告して、様子をみることになりそうです。

胃カメラでは、穹窿部という胃の入り口近くにポリープがあって、これも経過観察と書かれていました。
胃ポリープの中でも胃底腺ポリープなら良性で、経過観察も必要なさそうですが、どうなんでしょう。
ポリープの大きさも数も書かれてないので、どう経過を見るかはわかりませんが、次にいつもの病院で胃カメラをしてもらうときに申告する感じでしょうか。

それから、ビリルビンも1.8mg/dlで経過観察だそうです。赤血球のヘモグロビンが分解されたあとのもので、いわゆる黄疸のもとです。
肝臓や胆道が大丈夫か気になりますが、それさえ問題ないなら、糖尿病の合併症を抑えてくれる面もあるという人もいて、内分泌の先生に報告しておくことかなと思います。
赤血球も基準値より高かったから、その影響もあるのかもしれません。

右の腎臓の嚢胞も指摘されて、経過観察だそうです。
これまでも、あると言われたり言われなかったりしてきました。数も大きさも書かれていないのでなんとも言えませんが、いつもの病院で一度、嚢胞の中に出血や実がないか、精査してもらった方がいいのか、相談しておこうかと思います。

あとは、頭部MRIのオプションをつけてくれていました。上顎洞副鼻腔炎の嚢胞だけは指摘されたけれど、せっかくだから後から画像を取り寄せてみたら、蝶形骨洞の奥の嚢胞がしっかり映っていて、やっぱり健康診断では、こういうマイナーなところに気づいてもらうのは難しいよね…と思いました。
そもそも素人の自分がよく見つけたなという話です。

それから、悪玉コレステロールのLDL コレステロールは126mg/dl。いうほど悪くなさそうと思ったら、基準値が60-119となっていてB判定で、残念。
2014年の日本人間ドック学会は発表した新基準では、男性は72-178、女性は30-44歳で61-152、45-64歳で73-183、65-80歳で84-190とされています。
内分泌の先生に、120くらいまでをめざしなさいと言われたのを念押しされた感じです。

いろいろ言われていますが、このところ調子がよくないわりには、ひどい指摘がなくてよかったです。ぼちぼち様子をみていきたいと思います。

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ロカボ(低糖質)とコレステロールの関係

2022-04-18 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
今回、内分泌の外来で、LDLコレステロールが上昇していました。
いわゆる悪玉コレステロールです。

ロカボ(低糖質)の食事で、小麦など糖質を押さえながら必要なカロリーを増やそうとすると、低糖質でカロリーのあるお肉や乳製品が増えがちで、どうしてもコレステロールが上がりがちになるようです。血糖が高いと血管に負荷をかけるので、血管のプラークのもとになるLDL コレステロールも低めを目指すのがいいよ、と言われました。
通常の基準値は160ちょっとですが、120以下を維持するイメージです。

ダイエットなら、1日にカマンベールチーズやゆで卵をいくつもの食べて、糖質を押さえながら、空腹を避けることもあるようですが、糖尿病の場合はあんまり極端なことをしないで、多少、糖質を抑えながら、乳製品が増えすぎないようにバランスよく食べるのがいいよ、ということでした。

ロカボでおもしろいくらい内臓脂肪が減ったのですが、なんとなく食事に飽きたり、在宅での仕事も減ってレシピの選択も減ったので、ロカボ中止は歓迎です。

でも、血糖がずっと高い値の状態なのに、糖質の摂取が増えて大丈夫でしょうか。

あんまり血糖が下がらないで、家にいるときには1日の糖質を80gくらいまで押さえることもありました。女性の平均270gより少し少ない200gくらいでもいいんでしょうか?と聞いたら、それよりは気持ち少ない180gくらいで、という先生のアドバイスでした。
180gであれば、かなりゆったり食べられそうです。

レトルトご飯でも110gのものがあるし、お弁当でなくコンビニでも、豆腐ともずく、お味噌汁に、野菜の小鉢と、お肉かお魚というのが十分成立します。これで、65g。

トーストは糖質の塊ですが、例えば、オートミールで28gずつ小袋になっているものは糖質15.7g。そこにとろけるチーズかゆで卵を付けて、ゆっくり吸収するバナナが糖質19.4g。あわせても35gちょっと。

そこまで食べて、お薬を調整できるなら安心です。
あとは、夕食を早い時間にとるのが目標です。

甲状腺ホルモン不応症の関係で、基礎代謝は同世代の2割減くらい。動くと少し代謝が上がるけれど、低めの代謝で上手につきあっていくのは工夫が必要ですね。

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