亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

甲状腺ホルモンの動きはナゾがいっぱい

2011-07-09 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
この間の外来でのお話♪
検査が一通り終わって、膠原病の外来のところで待っていたら、内分泌の受付の方が、今なら甲状腺の先生が診れますよ、と声をかけてくれました。さっそく移動、移動~!

先生から検査結果を見せてもらうと、甲状腺ホルモンの値が、とっても低くなっていました。病院によっては、基準値の範囲に入っちゃうくらいの値です。ぱっと見たところ、とっても元気そうに見える検査結果です。

……が、甲状腺ホルモン不応症でホルモンがたくさんあってもあまりさっそく働かないので、わたしにとってはちょっと甲状腺ホルモンが足りない状態になっているようでした。結果、代謝が落ちたりということが起きます。暑いのも困るけど、クーラーの風が当たるととっても寒く感じるのはこのせいかも。

それにしても、先生も甲状腺ホルモンの値の変化を眺めながら、う~んと悩んでました。

ひとつには、甲状腺ホルモン不応症の場合、バセドウ病とは違って、ホルモンが大きく変動することが少ないと言われているのですが、ホルモンを下げるお薬を飲んだわけでもないのに、「なぜだか下がっている」というのが説明がつかないこと。
もうひとつ、夏になって、気温が上がると、甲状腺ホルモンって増えることが多いのに、「なぜか下がっている」こと。

のんびり休めていたわけでもなく、何のきっかけで甲状腺ホルモンの値(血液のなかの量)が変わっているのか、ちょっと想像もつきません。

稀に、古い試薬(容器の最後ごろ)を使うと、やや低めに測定されることもあるようで、先生も念のため検査室に「試薬の最後だったわけじゃないよね?」と確認していたりしましたが、それにしたって、甲状腺ホルモンのFT3とFT4の両方の試薬が同時に古いということはあんまりなさそうだし。

ひとしきり、先生と悩んだのですが、「考えてもわからないから、"経過観察"にしましょう♪」と、とってもおおらかな結論になったのでした(笑)

実は、その診察のあとで、ただでさえ稀少な「甲状腺ホルモン不応症」のなかで、さらに稀な症状がでるの?他にそんな症例って他にいるの?なんて考え始めちゃって、しばらく孤独な気分に凹んだりしたのですが、深く考えてもそのまま気分が沈んでしまいそうだったので、こちらも"経過観察"じゃなかった、一旦、保留にしました♪

いろいろありますが、何が起きているのか少しずつでもわかったり、治療を進めていけるといいなぁ…。


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