今日も、発熱は37.5度まで♪ それで喜んでいていいのかどうか、微妙ですが、やっぱり38度に届かないと、ちょっとほっとします。
さて、以前に、全身性エリテマトーデス(SLE)や円状性エリテマトーデスの治療で、欧米では、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)が非常にポピュラーだけれど、国内では認可されていないというお話を書きました。これまで治療されず、がまんしてきた紫外線過敏や皮膚症状、易疲労などにも、有効だといわれています。
ある膠原病の先生に数分、お時間をいただいて、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)ってどうなんですか?と質問ができました。
「この薬が認可されたら、先生はこの薬を使いますか?」と先生に伺うと、この薬は、やはりマイルドで、非常に有効な薬で、この先生の患者さんでも、先生の指示のもと、個人輸入をしてこれを飲んでいる方もたくさんいらっしゃるとか。
現状では、基本的に、SLEの治療には、ステロイドと免疫抑制剤しかないので、この治療法で効果がでにくい人や、副作用などによりあわない人は、治療の選択肢がない状態です。患者の立場からすると、日本でも、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)を非常に、非常に認可してもらいたいと感じます。
「じゃあ、なんで認可されないのですか?副作用による裁判がつづいているからですか?」と聞いてみたら、特許が切れているために、認可されても、すぐジェネリックがどんどんでることになり、何億ものコストがかかる治験をするだけのメリットが製薬会社にないこと、また、強い薬でなく、何ヶ月もかけて効果が出るような穏やかな薬なので、「劇的な効果」をアッピールしにくいそうです。
…それは、かなり前途多難です。
言われてみれば、ずいぶん昔からあるお薬ですものね。以前にも「おじいさん薬に新しい効果!」というような記事の書かれ方をしていました。
折りしも、半世紀ぶりのSLE治療のための新薬ベリムマブが最終臨床試験を終えそう…というタイミングで、この劇的!華やか!な新薬が市場に出てくるかも…というところで、治験を進めてくれるということは、かなり望みが薄そうな気がしてきました。うーーん。
実は、いま、厚生労働省が、「医療上の必要性が高い未承認の医薬品又は適応の開発の要望に関する意見募集」ということで、パブリックコメントを集めているので、ハイドロキシクロロキンについて、意見書を出してみようかと思ったのですが、短い期間に資料を集めて出したところで、むずかしいということになってしまいそうなのが、とても残念なところです。
大きな利益がなくても、治験に必要な費用だけでも回収できる方法があればいいのですが。
特許について、日本国内に限って言えば、特許期間延長制度や、SLEに特化した形での再出願のようなことが可能であれば、少しは希望が出てきそうですが、そんなに簡単にもいかないでしょうか。
今でも、いろんな会社が個人輸入を支援するサービスをしていますが、輸入支援の手数料などを加えると、1日1錠で、1ヶ月、約5000円~20000円の負担になるようです。安価のジェネリックの品質を確認して、輸入サポートをする企業を探した方が、早いかも…と、ちょっと心が折れてみたりしています。
←参加中!
それでも治療の選択肢は広い方がいいし、マイルドな治療法は必要だよね、と思ったらクリックを♪
さて、以前に、全身性エリテマトーデス(SLE)や円状性エリテマトーデスの治療で、欧米では、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)が非常にポピュラーだけれど、国内では認可されていないというお話を書きました。これまで治療されず、がまんしてきた紫外線過敏や皮膚症状、易疲労などにも、有効だといわれています。
ある膠原病の先生に数分、お時間をいただいて、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)ってどうなんですか?と質問ができました。
「この薬が認可されたら、先生はこの薬を使いますか?」と先生に伺うと、この薬は、やはりマイルドで、非常に有効な薬で、この先生の患者さんでも、先生の指示のもと、個人輸入をしてこれを飲んでいる方もたくさんいらっしゃるとか。
現状では、基本的に、SLEの治療には、ステロイドと免疫抑制剤しかないので、この治療法で効果がでにくい人や、副作用などによりあわない人は、治療の選択肢がない状態です。患者の立場からすると、日本でも、ハイドロキシクロロキン(プラキニル)を非常に、非常に認可してもらいたいと感じます。
「じゃあ、なんで認可されないのですか?副作用による裁判がつづいているからですか?」と聞いてみたら、特許が切れているために、認可されても、すぐジェネリックがどんどんでることになり、何億ものコストがかかる治験をするだけのメリットが製薬会社にないこと、また、強い薬でなく、何ヶ月もかけて効果が出るような穏やかな薬なので、「劇的な効果」をアッピールしにくいそうです。
…それは、かなり前途多難です。
言われてみれば、ずいぶん昔からあるお薬ですものね。以前にも「おじいさん薬に新しい効果!」というような記事の書かれ方をしていました。
折りしも、半世紀ぶりのSLE治療のための新薬ベリムマブが最終臨床試験を終えそう…というタイミングで、この劇的!華やか!な新薬が市場に出てくるかも…というところで、治験を進めてくれるということは、かなり望みが薄そうな気がしてきました。うーーん。
実は、いま、厚生労働省が、「医療上の必要性が高い未承認の医薬品又は適応の開発の要望に関する意見募集」ということで、パブリックコメントを集めているので、ハイドロキシクロロキンについて、意見書を出してみようかと思ったのですが、短い期間に資料を集めて出したところで、むずかしいということになってしまいそうなのが、とても残念なところです。
大きな利益がなくても、治験に必要な費用だけでも回収できる方法があればいいのですが。
特許について、日本国内に限って言えば、特許期間延長制度や、SLEに特化した形での再出願のようなことが可能であれば、少しは希望が出てきそうですが、そんなに簡単にもいかないでしょうか。
今でも、いろんな会社が個人輸入を支援するサービスをしていますが、輸入支援の手数料などを加えると、1日1錠で、1ヶ月、約5000円~20000円の負担になるようです。安価のジェネリックの品質を確認して、輸入サポートをする企業を探した方が、早いかも…と、ちょっと心が折れてみたりしています。
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えぇ?熱か・・・そっか・・・大丈夫かなぁ?
なんだか今日はまーた暑くなったしね。
落ち着かない天候嫌ねぇ。
私の方はお蔭さまで色々と落ち着きました。
また今度ね、お話するけど・・・
ここでしか書けないけど、ショコラのことが大きく私の決断と変わり目だったのかなぁ、って色々なことが重なってね。
だから、また新たなことに向かってがんばります☆
関係ないこと書いてごめんね(^^;)
日が変わって、今日は涼しくなったから、よかったです~。
そっか、またゆっくり聞かせてくださいね♪
わたしも、皮膚科ぶじに行ってきました。
またレポート書きます(笑)
オーストラリアでプラキニルをおつかいなんですね!
そうなんです、承認に関しては大人の事情があることと、プレドニンを使った治療法である程度、アプローチが確立されていて、現場で不便を感じていないということもあるのかなと想像したりしています。
ただ、日本では、プラキニルを併用しないことによって、プレドニンの長期使用することになり、骨粗しょう症などの副作用の出ている人が増えているんじゃないのかしら、とも思ったりします。(統計データをみつけられていないのですが)
プラキニルは、あるととっても助かる人たちがたくさんいるお薬ですよね。
おそらく、製薬会社も営利企業である以上、株主を裏切れませんから、やはり人の命を守るため、という部分では、政府やNPOの力で承認してもらうというようなことが実現するといいなと思うのです。
Vidiaさんのお話もまたぜひ聞かせてください♪
オーストラリアはこれから寒くなっていくころでしょうか。どうぞお大事にしてください!
プラキニルについて調べていたらこちらにたどり着きました。オランダからです。
SLEの為プレドニンを服用していましたが、病状が安定していたので、プレドニンを止められないか?医師に相談。少しづつ減量し20年以上飲み続けたあの苦いプレドニンを完全に止めて現在はプラキニルを服用しております。(既にプラキニルは6年目1日200ミリ)
この薬が日本で認可されていないと知り驚きです。こちらの専門医に聞いたところ、オランダでは10年20年以上と長期にわたり服用している人が沢山いるそうです。日本でこの薬が再認可されるには複雑なプロセスがあるのでしょう。でも海外でプラキニルを服用している日本人は多数いると思います。私個人としては認可の役に立つのなら医療データ提出は構わないと思うのですが、そんな動きがあるといいですね。患者にとって治療のオプションが増えるわけでから。
欧米ではプラケニルはすっかり標準になっているようですね。
確かに、海外でプラキニルを服用している日本人のデータを集めたら、たくさん集まりそうです。
海外でプラケニルで治療されていた方が帰国して継続的に使っている例や、海外で治療をしていた先生が帰国されたあと、日本の患者さんに個人輸入のプラケニルで治療するという例もそれなりにあるようです。
日本でも選択肢が増えることはいいことだと思います。
国内でも前向きな動きがあるようです。
公式の発表があったら、また書かせていただきますね♪
昨年一度書き込みをしたオランダのチューリップです。
私は半年に一度のSLE定期健診とは別に、こちらのSLEリサーチという団体の研究のために
健診をかねたデータ提供(さまざまな検査)を年に一回行っております。
今週がその日でした。
毎回この健診は新人医師が担当するようで、今年はアジア系の若いお医者様が担当してくれました。
私のSLEは安定状態ですがすてに7年目となったプラクニル服用についてちょっと聞いてみました。
若い医師によると、最近の研究では、服用10年ぐらいまではほとんど問題はなく、10年を超えても目に問題が出るケースは1%以下なのでリスクはかなり低い。
日本はプラクニルが認可されていない数少ない国のひとつ、心配はわかるけど日本でかつて問題となった薬と現在のプラクニルは同じものではなく現在のプラクニルの安全性ははるかに高い”very good” な薬ですと強調していました。 また日本で再認可の動きが出て行きているらしいですヨ・・・とも述べておりました。このアジア系医師はなぜか日本の状況をご存知のようで・・・。
絶対に飲み忘れてはいけないプレドニン服用時代に比べたら、実はプラクニルを飲み忘れる日が結構あったりします。
特に週末や旅行中なんて飲み忘れもしばしば、、こんな状態ってどうなんでしょう?連日の服用をたとえば隔日とかに減らす事はできるのか?と聞いたところ、若い医師は、、ん~と悩みながら、毎日服用したほうがいいでしょう・・・・でもたまになら忘れてもno problem との苦しい返事。
40代後半、ただいま更年期のど真ん中。
今年になって視力低下が気になりますが、とりあえず今のところ年に一回の眼科健診で問題なしということなので単なる老化現象なのでしょう。
あまり神経質にはならず、でも注意をしながら、良い老後を迎える準備中です。
情報をありがとうございます!そしてお返事がすっかり遅くなってごめんなさい。。
おもしろいですね。日本の事情にもお詳しいアジア系の先生がオランダにもいらっしゃるのは。日本で勉強されたことがあるのかしら。
ほんとうに、プラケニルの安全性は、よく聞きます。
大量投与についてはいろんな問題が指摘されていますが、安全な量というのもわかってきているという面でも、安心なお薬ですね。
プレドニンなしで、お薬を飲み忘れるくらいまで病状が安定しているというのは、ほんとによかったです。
プレドニンと比べたら持続も長いお薬というところも安心なところですね。
SLEリサーチで定期検査があるというのも、興味があります。日本でも特定疾患の申請で使用しているデータは研究に活用できるようではありますが、アメリカのループス財団のように、研究もできる患者会が日本でもできるといいんじゃないかしらと思ったりすることがありました。
オランダはそろそろ10度を下回る日もありそうですね。
どうぞお大事になさってください♪
プラキニルについて検索していたらこの記事をみつけたもので。
日本では相変わらずプラキニルは認可されていないのでしょうか?
私は台湾でこの薬を飲んでいます。他の薬も試しましたが、プラキニルのほうがドクターのおすすめ!ということで飲み始めましたよ。
同じアジアでも積極的に処方されるのにな~(笑)
台湾ではプラキニルを使われるのですね。
かつて、日本からアメリカに通って処方を受けたというお話も伺うので、隔世の感!
日本でも臨床試験が始まりました。早く使えるように慣れるといいな、と思います♪
http://blog.goo.ne.jp/propacil/e/4ba4293e93261599e880f5b6d2a5b4b2
Junさん、台湾での使われ方や飲まれながらの感想など、よかったらまた教えてください!