9月末の循環器の外来で指摘されて、先月末にホルター心電図の検査を受けました!
いつもよりずっと長い時間をかけて、病院の検査では見えにくい、普段の行動で心臓がどう動いているか検査するもので、今回は24時間つけました。
いつもの心電図みたいに電極を5つ胸元に貼り、昔のポケベル(笑)くらいの大きさの小さな機械で記録をしてくれるようです。手首、足首のクリップみたいなものはありません。
不織布の小さなバッグのようなものに機械をいれて、首から提げます。男の人なら腰につけるのもありかもしれませんが、胸の谷間に忍ばせて、ゆったりした服を着たら、目立たないような感じです。女性ならワイヤーなしの下着がお薦め。
以前、2008年4月に、血圧計を付けたホルター心電図をやったのですが、30分ごとにブオーーンと勝手に血圧を測ってくれるもので、音がするたびにオフィスでクスクス笑われたものでした。今回は血圧計はないので、静かで、まったく目立ちません。
あとは、ずっとテープを貼るっぱなしで、かぶれた記憶があります。今回も、夜になると汗をかくところが痒くなってきましたが、前回よりも涼しい時期だったからか、ガマンできる範囲でした。薄着の季節よりも機械が目立たないのもうれしいところです。
機械とは別に、実際の行動をメモして、ご飯を食べました、とか、トイレに行きました、とか、階段を上りましたとか、記録を提出しました。
機械を濡らさないようにお風呂やシャワーは禁止で、ノイズの原因になる電気毛布も禁止ですが、他はできるだけいつもどおりに、どちらかというとアクティブに動くようにと言われていたのですが、それほど動けないものですね。
10分以上歩いたら書くことになっていたけれど、短い距離をちょこちょこしか動いていなくて、記録には運動がほとんど出てきません。じーっと暮らしている人が、ひどい頻脈になってそうで、気になるところです。
結果は、来週だったかしら。
そういえば、会計で、この検査は、甲状腺ホルモン不応症の適用外ですと言われました。しょっちゅうする検査ではないからお金は別にいいんだけれど、先生が甲状腺ホルモン不応症の頻脈のリスクを忘れているのでは!? ちょっと前に先生が交代した時に、新しい先生に伝わってなかったんでは!?という疑惑が。
そもそも、甲状腺ホルモン不応症のために、何年も頻脈が続いていて、これからもよくなるめどがないから、血管を拡げるワソランか脈を減らすβブロッカーのテノーミンの管理をお願いしていたはずなんだけれど、そのことが忘れられている気がしてきました…。
次の外来で、よく聞いてみなくちゃ。
難病センターの解説では、こんな風に書いてあります。
「TRβの機能異常が原因であるため、TRβの発現が強い肝臓や下垂体では甲状腺ホルモンに対する応答性の低下が認められる。一方、TRαの発現が多い心臓では、甲状腺ホルモン作用の障害の程度が少ないため、逆に血液の中の甲状腺ホルモンが増えた状態(甲状腺中毒症)の影響を受けやすくなる。したがって、甲状腺腫と軽度の頻脈以外の症状を示さない症例が多いが、甲状腺中毒症症状が強く注意欠陥多動障害や著しい頻脈を示す患者も稀ではない。」
心臓は、甲状腺ホルモンの不応が出にくいから、亢進症の症状が出ることもよくあるから、気をつけてね、ということですね。
甲状腺ホルモン不応症で頻脈がある患者さんは、心房細動で脳梗塞になる場合もあるから、一応、気にしておくのがいいようです。
甲状腺機能亢進症のなどで頻脈がある人は、生まれる前に胎児として使っていた心臓の電気を出すところがまた動きはじめて、心臓の信号が混乱し、いいリズムで打てなくなることがあるようなのです。
それで、心臓が心房細動でけいれんを起こしてモジモジしていると、血が停滞してしまって、ちょっと固まることにもなるわけです。固まった血が、流れていった先の細い血管で引っ掛かると、血栓になるし、それが脳だったりすると、たいへんなことになることもあります。
バセドウ病だったら、病気そのものをきちんとコントロールすればおさまるので、治療に集中することになるのですが、甲状腺ホルモン不応症は、頻脈は症状を抑える以外になかなか方法がないと、発見者のレフェトフ先生が数年前に話されていました。
頻脈が10年続いているので、心臓も疲れて心不全が起きるリスクも出てきますし、心房細動が起きているなら、それで血栓を作るのを避けるために、血液をさらさらにする薬を飲むことになったりすることも考えることになるかもしれないですね。ドキドキ。
結果が出てないことを前もって心配しすぎるのも、ムダな話ですが、どんなことが起きそうか、ちょっとだけ予習してみたり、自分がボンヤリ感じている不安や困っていることって何だっけってことをわかっておけば、結果を聞いて、さあ、どうしますか?というときに落ち着いて質問したり、決めたりできるかな、と思っています。
ドキドキのリハーサルをしておけば、本番が安心なんです。
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いつもよりずっと長い時間をかけて、病院の検査では見えにくい、普段の行動で心臓がどう動いているか検査するもので、今回は24時間つけました。
いつもの心電図みたいに電極を5つ胸元に貼り、昔のポケベル(笑)くらいの大きさの小さな機械で記録をしてくれるようです。手首、足首のクリップみたいなものはありません。
不織布の小さなバッグのようなものに機械をいれて、首から提げます。男の人なら腰につけるのもありかもしれませんが、胸の谷間に忍ばせて、ゆったりした服を着たら、目立たないような感じです。女性ならワイヤーなしの下着がお薦め。
以前、2008年4月に、血圧計を付けたホルター心電図をやったのですが、30分ごとにブオーーンと勝手に血圧を測ってくれるもので、音がするたびにオフィスでクスクス笑われたものでした。今回は血圧計はないので、静かで、まったく目立ちません。
あとは、ずっとテープを貼るっぱなしで、かぶれた記憶があります。今回も、夜になると汗をかくところが痒くなってきましたが、前回よりも涼しい時期だったからか、ガマンできる範囲でした。薄着の季節よりも機械が目立たないのもうれしいところです。
機械とは別に、実際の行動をメモして、ご飯を食べました、とか、トイレに行きました、とか、階段を上りましたとか、記録を提出しました。
機械を濡らさないようにお風呂やシャワーは禁止で、ノイズの原因になる電気毛布も禁止ですが、他はできるだけいつもどおりに、どちらかというとアクティブに動くようにと言われていたのですが、それほど動けないものですね。
10分以上歩いたら書くことになっていたけれど、短い距離をちょこちょこしか動いていなくて、記録には運動がほとんど出てきません。じーっと暮らしている人が、ひどい頻脈になってそうで、気になるところです。
結果は、来週だったかしら。
そういえば、会計で、この検査は、甲状腺ホルモン不応症の適用外ですと言われました。しょっちゅうする検査ではないからお金は別にいいんだけれど、先生が甲状腺ホルモン不応症の頻脈のリスクを忘れているのでは!? ちょっと前に先生が交代した時に、新しい先生に伝わってなかったんでは!?という疑惑が。
そもそも、甲状腺ホルモン不応症のために、何年も頻脈が続いていて、これからもよくなるめどがないから、血管を拡げるワソランか脈を減らすβブロッカーのテノーミンの管理をお願いしていたはずなんだけれど、そのことが忘れられている気がしてきました…。
次の外来で、よく聞いてみなくちゃ。
難病センターの解説では、こんな風に書いてあります。
「TRβの機能異常が原因であるため、TRβの発現が強い肝臓や下垂体では甲状腺ホルモンに対する応答性の低下が認められる。一方、TRαの発現が多い心臓では、甲状腺ホルモン作用の障害の程度が少ないため、逆に血液の中の甲状腺ホルモンが増えた状態(甲状腺中毒症)の影響を受けやすくなる。したがって、甲状腺腫と軽度の頻脈以外の症状を示さない症例が多いが、甲状腺中毒症症状が強く注意欠陥多動障害や著しい頻脈を示す患者も稀ではない。」
心臓は、甲状腺ホルモンの不応が出にくいから、亢進症の症状が出ることもよくあるから、気をつけてね、ということですね。
甲状腺ホルモン不応症で頻脈がある患者さんは、心房細動で脳梗塞になる場合もあるから、一応、気にしておくのがいいようです。
甲状腺機能亢進症のなどで頻脈がある人は、生まれる前に胎児として使っていた心臓の電気を出すところがまた動きはじめて、心臓の信号が混乱し、いいリズムで打てなくなることがあるようなのです。
それで、心臓が心房細動でけいれんを起こしてモジモジしていると、血が停滞してしまって、ちょっと固まることにもなるわけです。固まった血が、流れていった先の細い血管で引っ掛かると、血栓になるし、それが脳だったりすると、たいへんなことになることもあります。
バセドウ病だったら、病気そのものをきちんとコントロールすればおさまるので、治療に集中することになるのですが、甲状腺ホルモン不応症は、頻脈は症状を抑える以外になかなか方法がないと、発見者のレフェトフ先生が数年前に話されていました。
頻脈が10年続いているので、心臓も疲れて心不全が起きるリスクも出てきますし、心房細動が起きているなら、それで血栓を作るのを避けるために、血液をさらさらにする薬を飲むことになったりすることも考えることになるかもしれないですね。ドキドキ。
結果が出てないことを前もって心配しすぎるのも、ムダな話ですが、どんなことが起きそうか、ちょっとだけ予習してみたり、自分がボンヤリ感じている不安や困っていることって何だっけってことをわかっておけば、結果を聞いて、さあ、どうしますか?というときに落ち着いて質問したり、決めたりできるかな、と思っています。
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