3/1「ロシアがウクライナを侵攻して下位の階層へ向かう領域の集合意識は合意に向かうか」で紹介しました事柄は、闇・暗黒・魔手たちは戦争を望み目論んで用意周到に準備して、何年にも渡り水面下で暗躍をしてきました。
それは、各国に夫々の方法で、巧妙且つ狡猾で秘密裏に諜報活動と様々な工作と仕掛けをして必要に以上に扇動して、計画的で綿密に練られた大胆な戦略の作戦により、双方の利己心を煽り相互に敵対・対立させて分離し、抗争により緊張・切迫・脅威を演出・作り出して、攻撃・侵攻の危機・情勢を生み出しているのです。
これは、人々への不信と恐怖と混乱を齎らして暗黒面に陥らせる事で、次元上昇を妨害して遅らせたり、人類への支配と統制を強める目論見でもあります。
つまり、ロシア・ドイツ・ウクライナ・NATO・欧州・アメリカなどは、かつて、ソ連時代にワルシャワ条約機構(1991年に解体)であった陣営の地域は、その後、徐々に北大西洋機構(NATO・1990年代に性格を大きく変える)に取り込まれて、ロシアにとって欧米に幾度となくレッドライン(越えてはならない一線)を踏み越えられてきた経緯があります。
それで、ロシアの主張であるNATO非加盟の確約は反故にされて、ロシアはかつての同盟国・陣営の連係が縮小して勢力が衰えた上に、NATOが東方に拡大して和平とする戦略の一つである緩衝地帯が縮小して行き、敵対する緊張・脅威が迫っている事態を見過ごす訳にいかなくなりました。
それで、隣国にまで迫って来たNATOへの加盟を懸念して阻止すべく、止むを得ずウクライナへの侵攻を決意して行動に移したと見るべきです。
つまり、双方共に暗黒・魔手たちが描いた対立・抗争の構図は、目論んだシナリオ通りに展開して行き、彼らから言い様に上手く利用されているとも言えます。
参照
2/2「ウクライナ情勢・侵攻、ロシアの動向・主張とNATOの不拡大と欧米の動向」があります。
2/14「ウクライナ情勢は切迫し侵攻説、天然ガス・原油は価格の高騰」があります。
2014年に、ロシアがクリミア半島を侵攻して2014年に併合したのは、産業と軍事的に不可欠な海洋への航路を確保するためだった訳で、北方領土など譲れない海洋への航路は合わせて5ヶ所はあると言われます。
ウクライナ政府はロシア本土と結ぶ大動脈のクリミア橋(2018年に開通)の破壊は、ロシアによる違法な建築物なので問題はないとの認識に対して、ロシアは橋はクリミア支配の象徴であり継続するためには核兵器の使用を辞さない考えを示しています。
1/8「上下階層領域で人類の集合意識は合意に達して臨界点に到達するか」でも紹介しました様に、ウクライナ危機は下層の階層領域に属する人々の暗黒面から来るネガテイブな思想にあり、利己的で虚栄心・欲望とか感情の赴く侭に生きて来た人であり、侵攻の事象は負カルマの浄化による自壊で排毒作用として働いています。
ロシアがウクライナ侵攻をする事象は、夫々の階層領域に於ける人類の集合意識は双方で合意に達して、臨界点に到達する方向へ向かう1つの象徴でもありました。
それは、今の世界・社会が次元的・霊的に、利他心・ポジティブな上位の階層へ向かう領域と、利己心のネガティブな下位の階層へ向かう領域とに分断されて分割に至り、さらに分岐・分離・隔離が進んで行くトリガー・切っ掛けになりました。
世界各国はロシア非難で一致しないで、国連総会では対ロシアについて決議案の投票は3月に比べて、4月は賛成国が減少して国際社会の亀裂が明白になりました。
G20やG7の自由と民主主義を掲げる国々とか、北大西洋機構(NATO)と日米豪印の協力枠組みと新興5カ国(BRICS)とか、中国共産党政権による一帯一路の経済圏なる計画など関係国の立場とか、世界は幾つもの金融・経済・安全保障など一致する協力の枠組みがあります。
それにより、世界各国は夫々の思惑や目論見にはズレが生じて東西両陣営の間で、軍事的な情勢と経済的と貿易・物流や食料問題とか、財政問題とか土地問題などの事柄で揺れているのが現状です。
この様に世界の一部は国々や地域では未だ民度が低く、旧態依然として人々の意識が邪悪で魂・霊性が低くて、一定の人格・霊的なレベルにまで達しておらず、次元上昇は停滞し勝ちで機運は熟さず無理があり、動向は鈍く上位の階層領域へ移行することは叶わないと言えます。
07-06に7月6日の夢「人類の集合意識は上下階層領域で遂に合意に達して臨界点に到達する」で紹介しました事柄で、世界は上位と下位の二極に分断されて行きます。
そして、相互の階層領域に於いて分割が進んで異なる階層の領域は次元的・霊的に確立されるに従い、互いに体験している世界観の認識も情景も明確化が実現する方向へ進み、双方は分裂・分岐・分離して行くパラレルワールドへと、紆余曲折を伴いながら益々と進展し遠ざかって行きます。
人は霊的な存在ですから人格・霊的に進歩向上をしない限り、夫々の環境・境遇に相応しい波長・振動に同調した、パラレルワールドの同類領域にしか生きられないのです。
それは、利他心のポジティブな上位の階層領域帯から利己心のネガティブな下位の階層領域帯まで、人類は霊的・魂的なレベルに応じて様々な現実を体験学習する、幅広い多階層の帯域が用意されているからです。
何故なら、地球人類の文明・社会は、宇宙全体から遣って来たあらゆる魂・霊性レベルに応じて現実を体験学習する、進化段階にある未熟な魂の人々から構成されるので、準備が出来ていないと感じても、それが恥となることはありません。
私たちが次元上昇して上位の階層領域帯へステップアップするかどうかは、私たちの霊的なバイブレーションが私たちを上昇させる、臨界レベルにあるかどうかにより決まります。
つまり、皆さんは自分のバイブレーションのレベルに応じた方向・階層領域に引き寄せられて、霊的な準備が整うまでは異なる次元を超えて先に進めない様になっているのです。
それは、2016/11/27(2021-05-29)「人は痛み・悲しみ・苦悩・辛さの体験を通して教訓を学ぶか」にあるからで、人間は未熟であり真理を学び意識と言動を高尚にして人格・品性を完成させる事で、聖人並みの霊的・魂的なレベルになる体験学習の過程にあり、自己の穢れた御霊・魂を悔い改めて浄化・清算し進化向上することにあります。
2016/8/2「五次元世界へ移行するには自ら努力して准聖人並みに達すること」で紹介しました様に、自ら真理を学ぼうともせず況してや意識と言動を高尚にする実践が等閑で侭ならない様では、五次元世界へ早く移行したいと切望して「思いを馳せて」も、霊性の目覚めから神性に覚醒を遂げて准聖人並み以上に達してないと、本体である魂・霊は自身の次元上昇に向かうその道筋を選択出来ずに、一瞬たりとも入ることは無理です。
過去に紹介しました関連する参照として
2020/11/12「人類は浄化でカルマを清算し霊的な段階レベルへ分かれて篩い分けが始まる」で、2008年「2月8日の夢、人類はカルマ清算の自壊(自浄)作用で篩い分けが始まり2極化へ」と、2010年「10月6日の夢 人は夫々の霊(魂)的な段階レベルに応じて行き先が分かれる」、
2020/11/28「地球は霊的に次元的な分割・分離が始まり二極化・二重化の過程が出現」2010.2-2012.11、
2013/3/6(2020-12-13)「パラレルワールドは心の影」、
2014/1/30(2021-01-21)「タイムラインとパラレルワールドの今後の展開」、
2015/5/23(2021-03-10)「5月23日の夢、別の世界へ行く人と利己的な生き方で留まる人」、
2015/6/22(2021-03-14)「パラレル・ワールドへ移行するには意識・心が先行する」、
2016/4/30(2021-04-07)「当サイト・ブログの休止と五次元世界へ準備」、
2016/5/14(2021-04-10)「五次元世界へ移行する準備と霊性の進化向上は意識の高尚で」、
2016/6/1(2021-04-11)「五次元世界へ移行するには煩悩の抑制で真理と調和する」、
2016/6/29(2021-04-16)「五次元世界へ思いを馳せても心遣いが真理と不調和では無理」、
2016/7/(2021-04-18)「7月18日の夢、カルマの浄化と虚構の崩壊と闇・魔手は瓦解して終焉へ向かう」、
2016/7/21(2021-04-22)「五次元世界へ移行する人と地球から追放される人に篩い分け」、
2016/8/13(2021-04-30)「篩い分けの期間は終了で地球から追放される人と残留する人」、
2016/8/(2021-05-10)「8月25日の夢、分離するパラレルワールドと情報の精査」、
2016/9/(2020-07-09)「9月29日の夢---上位の階層領域帯へシフト」、
2020/1/6(2020-07-22)「年頭の言葉 人類は魂・霊性レベルに応じた階層領域帯へ篩い分け」、
2020/12/ (2020-12-08)「12月6日の夢に関して、人類の篩い分けで地球から追放される人々も含まれる」、
2021/7/4「世界の世相は現実的にも具現化して二つに分離して二極化・二重化し明確化する」とかがあり、これらが遂に現世に於いて具体的に顕現化する時期に到達したと言えます。
2016/8/19(2021-05-04)「現世は複雑に絡み合う物理的な制約から急激な変貌は無理」で紹介しました事柄から、人間の社会は文明が進み科学技術は発達して産業は複雑化して、皆さんを取り巻く法律を始め制度・体制・枠組み・習慣とかが幾多もあります。
国際間や国家にしても各企業・組織・団体にしても個人にしても、国際連合とか各国の政治から金融・産業を始めとして、金融面や経済面や生活面に様々な構成・構造的な柵が存在して、心(意識)と言動の様に急に変えられないでしょう。
人類が煩悩で築き上げた虚構な社会の構造とか、政治や企業の構造を始めとして、様々な体制・制度・技術・伝統・柵などの有形や無形を問わずモノは悉く崩壊へと向かい、紆余曲折しつつも一新されて変更や転換や廃止で変貌する時期に入っています。
但し、人類の集合意識に於ける想念波動がある一定の水準である高尚さに迄、遂に達成されて臨界点・跳躍点に達して2019年8月下旬に次元のシフトアップが起きました。
それに伴い地球規模で、大変化と大混乱が拡がって行き世界中の社会情勢と動向や潮流は大きく変わり、人々は歩みを止めてこれ迄の人生を振り返り、進むべき遣り方や生き方や人生観の岐路に立ち、ベストな方向の選択を余儀なくされる状況に置かれています。
世知辛い世の中で生きる事に精一杯で、人として大切な価値を忘れてしまった人々に自らの生き方を顧みて、本当に大切な事やモノとか本当に必要な事やモノが何だったのかと考えさせられ、人生の正しい遣り方や生き方の在り方を思い知らされる時代になりました。
人類は過去の反省から、持続可能な開発目標の取り組みとしてSDGsの誕生により、これ迄の利益第一・金儲け優先・営利事業は軽蔑され、人と自然への配慮と愛の価値が飛躍的に高まり、利他主義の世界観に向かう時期に入っています。
次元上昇のステップアップに伴い、社会的な生存競争も同様に士気・ヤル気が薄れたり消失して、他者・他社を蹴落とし追い越そうとする意気込み・意欲は、徐々に削がれ剥がれて薄らぎ無くなるでしょう。
この世である現象界は心の影であり、人格や品性を高めないで物質的な何かを求めて利己的に掴んだと思っても、徳が積んでないと水の泡の如くに消失するでしょう。
自らの精神を向上させることなく、金品・地位・名声などを追い求める者は、影を追うて走る者であり、永遠に得る事は不可能です。
自己が所有していると思える様々なモノは『人生の目的』で紹介した様に、全ては地上で魂・霊の学び・体験に必要な教材であり富・身体も含めて、自然界より貸与されていることを認識しましょう。
真理に基づく生き方からのみ意識を高尚に保ち、高揚する感覚から人格・品性の向上が始まり、霊的に一定レベルに達すると感受性が高まり霊的な感覚を身に付けられます。
つまり、人間は本質に於いて霊性・神性として高尚な精神を持ち合わせる存在であり、私たちは自由意志を与えられた条件の中で自ら努力をして、真理・真実を学び意識と言動を高尚に保てる様に実践をすることで、人格・霊性を高めて神性の覚醒に至り准聖人並みに進化向上する事にあります。
但し、人間の自由意志と自由判断と言葉・行動の自由という権利は、法則として「諸刃の剣」でもある事を知り、私たちは自己の意識・想念の在り方と言動には責任を持ち注意深くする認識と覚悟をしましょう。
2016/7/31「7月30日の夢、自分が望む未来図や将来像を描く」とか、
同2016/8/3「8月2日の夢、未来図の色合いと幾つかのステップを経て黄金時代へ入る」とか、
2020/「6月5日の夢、未来図を描く色合いとステップを経て黄金時代へ向かう」で紹介しました様に、これから訪れる神聖なる未来の世界・社会・生活は、自らの想像と願望と祈りにより創造するのです。
新しき聖なる時代の到来に備えて、自分がこれからどの様にして新しい身の振り方から、高次の新しい自分に成りたいのかとか、自分が望む将来の家庭はどうあるべきかとか、自分たちが暮らす社会が今後どの様にして、高次の新しい社会の仕組みや体制の状態にしたいのかなどを想像しましょう。
そして、聖なる未来の世の中・世界を夢見て願い望んで期待し迎えたいかを意識しつつ、平和・安心・豊かで生活の質は高く明るく楽しく幸せな生活を夢見て願いや祈りを込めて、理想的な姿・情景・描写を想像して書き上げて行きましょう。
ジョン・レノンが作詞作曲して歌うイマジンにある「国なんかないと想像してごらん」が、真の平和へと繋がるかもしれません。
国境があるから強欲な支配・権力者により領土の拡大を目論み、国と国が争う事になる事態へと発展するからです。
「財産なんかないと想像してごらん」との認識からは、金品至高の欲張りは消え平和でテロや犯罪や争いが無くなり、心の豊かさと幸せな気持ちから分かち助け合えます。
庶民には国境も富豪も利権も縁遠いものです。
世界が各国家の分権とか性質や特色を維持しつつも、一つの地球連合体として統一されれば、宇宙の働きと同じで原子構造の様に中心帰一(八紘一宇の精神)による社会システムの許で、正しい世界政治が行われる様になり本当の平和と幸せと豊かさが訪れるでしょう。