ああ、おいしそう。
シイ太君、
いつの間にやら死んだお祖父さんソックリのドデカい猫になってしまいました。
お祖父さんは青と黄色のオッドアイで、シイ太君は両目とも黄色ですが、
それ以外は性格も含めて全くの生き写しなのでした。
お祖父さんのように、
気の良さが災いして苛められているような事は無いようですが、
春先の♂猫に有りがちなケンカはしているようで、
昨日雨を避けて家に来た時には、
耳が小さくですが裂けていました。
シイ太君、大人しく眠っているとお餅みたいで、
「 ぺったん、ぺったん 」 とか言いいながら、
こねたくなるのでした。
そうだ、実は私、今年はお餅をまだ一枚も食べていなかった。
お正月に値段が高いと思ったのと、
何かを食べて喉がつまりそうになったので、
餅食ったらどうなるか分かったもんじゃないなと
ビビッてしまったからなのでした。
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