まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

阪神・阪急渡り歩き ~稲野周辺

2007-05-08 00:30:08 | 建物・まちなみ
甲陽園編からの続き。

次は阪急塚口へ移動して伊丹線に乗る。今度は終着駅へ行くのが目的でなく、
途中の稲野駅で下車するため。というのは、以前仕事で伊丹へ行ったとき
稲野の駅前にすごい洋館があるのを目にして、見に来ようと思っていたのだ。

塚口駅は、本線からの連絡線の途中に伊丹線乗り場があるような形になって
いるので、ホームのカーブがきつく電車との間が30cmぐらい開いている。
前みたいに落ちないように気をつけねば。。。


稲野駅のホームから見た、例の洋館。ギョッとする。


山小屋のような外観。2階建で屋根裏部屋があるようだ。


窓まわりの木製建具を見るとかなり古そう。


玄関は階段を上って2階にあるようだ。1階はどうなっているのだろう。
まさか、タイの山岳民族の住居のような高床式ではあるまい?


何とも雰囲気のあるお宅だ。


さて、ひと駅だけなので周辺を歩いて見ながら塚口まで戻ることにする。
さっきの洋館からほど近い住宅街でこんな建物も発見。門の中を覗くと・・


こんな多角形の屋根のてっぺんに尖塔形の装飾をもつ小部屋と、味のある玄関が。


裏へ回ってみると、うまい具合に月極駐車場になっているのでよく見えた。
小部屋は応接間だろうか。奥に続く茶色の2階建の棟も窓を見ると洋風と思う。

この辺りはこういう洒落たお宅が建ち並ぶ住宅地だったのだろうか。
そこからまだ南へ下ったが、他には見つけられなかった。

へ続く。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
稲野住宅地 (マユ35)
2007-05-08 05:50:33
大正14年に阪神急行電鉄(阪急の前身)が分譲した住宅地のようです。当時の価格は1坪18~20円で、土地付き住宅は7,680円となっています。近所では昭和に入ってから、塚口住宅地・新伊丹住宅地や伊丹養鶏村住宅地が阪神急行の分譲となっています。
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またまた (ひろ009)
2007-05-08 07:12:14
趣のある洋館を見つけられましたね。

私は塚口も稲野も知らないです。
うーん、いつ出かけようかな?
ぷにょさんの追っかけをするのも大変!
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Unknown (めのけん)
2007-05-08 11:42:29
はじめまして!

僕は現在東京に住んでいるのですが、神戸や大阪に憧れています。一度行ってみたい。

そんな気持ちから、このブログに行き着きました。

今は、行ける状態ではないけど、受験が終わったら是非関西にいきたいです。


また来ます。
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塚口は.... ()
2007-05-08 20:48:12
こんばんは。
塚口は、古くからの家も多いですよね。
尼崎市内でも、武庫之荘と並んで高級なイメージがします。
阪神沿線は分譲地になる前に集落が形成されていた、言わば下町ですものね(苦笑

私は現在阪神沿線在住ですが....実家がJR沿線にありまして、中学高校時代は阪急沿線の学校に通うべく塚口まで自転車を走らせておりました。未だに夙川では何処が出口に近いか覚えてるのが不思議なモノです。(苦笑
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稲野住宅地 (ぷにょ)
2007-05-09 01:07:01
大正時代の分譲地でしたか。なるほど。やはり。
1坪20円かぁ~。今その値段なら大人買いするのに(笑)
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私も (ぷにょ)
2007-05-09 01:10:11
今までなじみがなかったからこそ、この機会に行ったのですよ!!
阪急沿線はあまり知らないですからねぇ。(って他もまだまだ知らないですが)

虎さん、この後の最終編で塚口の古い街なみを紹介しますよ!
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はじめまして!! (ぷにょ)
2007-05-09 01:15:25
めのけんさん、ようこそ!
今は受験勉強がんばっていらっしゃるのですね!!
是非、受験成功させて、遊びに来てくださいね!
神戸や大阪も面白いところがいろいろありますよ~
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また見に行きました (agen)
2007-05-18 11:32:03
伊丹市にこんな洋館住宅が残っていたのですね、ありがとうございました。
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さっそく (ぷにょ)
2007-05-19 16:04:40
見に行かれたのですね!
どこの街でもよく見ていると素敵な建物や面白いものがありますよ~
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稲野の住宅 (やんぼー)
2015-01-03 01:57:50
初めまして。見知った住宅でしたので、コメントいたしました。

1軒目の住宅は確か大学の先生がお住まいでした。以前は住宅の周囲にバルコニーがあって本当に山小屋といった感じでした。が、25年ほど前に北側にアパートが建てられ、曳家で南側に移動された時にバルコニーは取り払われてしまいました。

2軒目の住宅は小学校の同級生の家でした。遊びに行ったとき、お向かいが「すみれの花咲く頃」で有名な歌劇の演出家のお宅と聞かされて驚いた記憶があります。
外観からはわかりにくいのですが坪庭もあり、書いてらっしゃるとおりのしゃれた住宅でしたが、3年ほど前建て替えのため残念ながら失われてしまいました。

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