「沿線散歩」という阪神電車が出している小冊子でたまたま目にした「西芝引込線の廃線」、
「国鉄網干駅より浜田地区の軍需工場に鉄道が敷かれて」いたって、そんなの知らなかったよ!
戦後民営となり北沢産業が1987(昭和62)年ごろまで使っていたらしく、
今もかなりの部分でレールまで残っているという。それはぜひ見に行かねば!
※ウィキペディアには「東芝の工場(姫路工場・網干工場)に物資を輸送するため建設
された専用線が発祥」、1943(昭和18)年ごろ「専用線が運用開始」とあり。
情報が少なく経緯がはっきりしない。西芝電機は東芝網干工場が戦後独立したものらしい。
網干駅の南口を出るとロータリーに面して民営駐車場がある。おや、「北沢網干パーキング」?
これは北沢産業がやっている駐車場だな。今も敷地を所有しているのか。
フェンスで囲まれた駐車場の一角にオレンジ色の小さな機関車DB2がおいてある。
その後ろの小屋は「北沢産業鉄道事務所」。もう鉄道は廃止されているはずだが
この事務所は何をしてるんだろ。廃線跡散策のガイドマップとか置いてたりして?(笑)
気になったが覗いてみる勇気がなく、廃線跡探索に向かう。
線路際を行けないのでぐるっと迂回。しかし駅よりも駐車場のほうが大きな顔をしているな(笑)
レンガ煙突の残る醸造酒屋とJR線の間に空地があった。国鉄のマークの境界標がある。
あれ、駅前は北沢産業の土地で線路は国鉄の所有地なのか?空地は西へと続いている。
酒屋を回り込むと敷地の続きが。ん~いい感じ。枕木の柵に沿って歩く。
しばらく行くと高架道路がまたいでいた。ここで廃線跡は矢羽根状に少し広がりいったん
途切れている。
しかしこの頭上の橋の桁も結構古そうだ。それに幅が狭い。市電用の跨線橋だったのだろうか?
古いプレートを帰ってから拡大して見たら「鐵道省」の文字が見える。
さてここから先が本格的な廃線跡めぐり。レールがそのままの状態で残っているのだ!
田んぼの中を緩やかな弧を描きながら伸びるレールの美しさよ!ため息がでるね~
線路沿いは地元の人々の絶好の散歩コースなのだろう、小径が自然とできている。
私もそこを歩いて行くことにした。
ところどころで用水路を渡るための小さな橋台がある。散歩中の犬が寄ってきた。
周りの田畑との間には柵もなく、線路はのびのびと走っている。あぁなんてのどかなんだろう。
時々北沢産業の立て看板に出くわすが、所有権は明示しているものの立入禁止とは
書いておらず、不法投棄、不法占拠禁止、としている。なんともおおらかな対応。
そしてそれに応えるように線路敷はとてもきれいにマナーよく利用されているように
見受けられる。
普通はゴミや犬のフンが落ちていたり、植木や野菜を植えていたりガレージ代わりに
使ったりと、閉鎖されていないのをいいことに個人使用がエスカレートしがちなものである。
JRとかでなく私企業の所有だからなのか、北沢産業が定期的に見回りきっちり管理して
いるからなのか、この辺りの住民が特別モラルが高いのか、わからないが、とても平和で
美しい廃線風景である。
しかし心配事がひとつ。今日最初にカメラの電源を入れたとき、電池マークがすでに
2つ目までしかなかったのだ!ヤバい!そういえばこないだ少し使ってそのままだった。
予備の電池ないし一日もつかなぁ~。この後もまだまだ長いのに。
あぁ詰めが甘いなぁ~
その2へ続く。
「国鉄網干駅より浜田地区の軍需工場に鉄道が敷かれて」いたって、そんなの知らなかったよ!
戦後民営となり北沢産業が1987(昭和62)年ごろまで使っていたらしく、
今もかなりの部分でレールまで残っているという。それはぜひ見に行かねば!
※ウィキペディアには「東芝の工場(姫路工場・網干工場)に物資を輸送するため建設
された専用線が発祥」、1943(昭和18)年ごろ「専用線が運用開始」とあり。
情報が少なく経緯がはっきりしない。西芝電機は東芝網干工場が戦後独立したものらしい。
網干駅の南口を出るとロータリーに面して民営駐車場がある。おや、「北沢網干パーキング」?
これは北沢産業がやっている駐車場だな。今も敷地を所有しているのか。
フェンスで囲まれた駐車場の一角にオレンジ色の小さな機関車DB2がおいてある。
その後ろの小屋は「北沢産業鉄道事務所」。もう鉄道は廃止されているはずだが
この事務所は何をしてるんだろ。廃線跡散策のガイドマップとか置いてたりして?(笑)
気になったが覗いてみる勇気がなく、廃線跡探索に向かう。
線路際を行けないのでぐるっと迂回。しかし駅よりも駐車場のほうが大きな顔をしているな(笑)
レンガ煙突の残る醸造酒屋とJR線の間に空地があった。国鉄のマークの境界標がある。
あれ、駅前は北沢産業の土地で線路は国鉄の所有地なのか?空地は西へと続いている。
酒屋を回り込むと敷地の続きが。ん~いい感じ。枕木の柵に沿って歩く。
しばらく行くと高架道路がまたいでいた。ここで廃線跡は矢羽根状に少し広がりいったん
途切れている。
しかしこの頭上の橋の桁も結構古そうだ。それに幅が狭い。市電用の跨線橋だったのだろうか?
古いプレートを帰ってから拡大して見たら「鐵道省」の文字が見える。
さてここから先が本格的な廃線跡めぐり。レールがそのままの状態で残っているのだ!
田んぼの中を緩やかな弧を描きながら伸びるレールの美しさよ!ため息がでるね~
線路沿いは地元の人々の絶好の散歩コースなのだろう、小径が自然とできている。
私もそこを歩いて行くことにした。
ところどころで用水路を渡るための小さな橋台がある。散歩中の犬が寄ってきた。
周りの田畑との間には柵もなく、線路はのびのびと走っている。あぁなんてのどかなんだろう。
時々北沢産業の立て看板に出くわすが、所有権は明示しているものの立入禁止とは
書いておらず、不法投棄、不法占拠禁止、としている。なんともおおらかな対応。
そしてそれに応えるように線路敷はとてもきれいにマナーよく利用されているように
見受けられる。
普通はゴミや犬のフンが落ちていたり、植木や野菜を植えていたりガレージ代わりに
使ったりと、閉鎖されていないのをいいことに個人使用がエスカレートしがちなものである。
JRとかでなく私企業の所有だからなのか、北沢産業が定期的に見回りきっちり管理して
いるからなのか、この辺りの住民が特別モラルが高いのか、わからないが、とても平和で
美しい廃線風景である。
しかし心配事がひとつ。今日最初にカメラの電源を入れたとき、電池マークがすでに
2つ目までしかなかったのだ!ヤバい!そういえばこないだ少し使ってそのままだった。
予備の電池ないし一日もつかなぁ~。この後もまだまだ長いのに。
あぁ詰めが甘いなぁ~
その2へ続く。
いつものことながらいい情報をありがとうございます(笑)。
「沿線散歩」の1枚の写真のおかげです。
高砂港、http://blog.goo.ne.jp/punyor/e/a367807d9832454becfa10d200cf06ce
飾磨港、http://blog.goo.ne.jp/punyor/e/114c0e12714acd0eaee043fa1b81a7c5
尼崎港、http://blog.goo.ne.jp/punyor/e/efef29e07523dda780a1f07023730ca1
・・・港へ行っていた路線は
趣がありますねぇ。。。