まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

比叡山頂回転展望閣の現在

2007-08-26 01:57:24 | 建物・まちなみ
からの続き。

そう、これはこないだからかなりマイブームの回転展望台、
「比叡山頂回転展望閣」。今も健在だった!
ただし・・・残念ながら今はもう回っていない。「長年の使用のため」とは
設備の老朽化を意味するのだろう。


昭和34年完成。地下1階、地上4階建ての円筒形で全面ガラス張り。
何と村野藤吾氏の設計という。
傘のような屋根をもつこの建物は、客家円楼か北京の祈年殿か、
はたまたUFOをイメージして作られたのか。。。


中心部のらせん階段をぐるぐる上る。
この4Fの展望室がかつては回転していたらしい。
手柄山の展望台より少し大きいくらいのこのスケールなら
ほどよく回転が体感できたにちがいない。
ちなみに今1Fは女子トイレと自販機コーナー、2Fも低いが展望室、
3Fは立ち入れないようになっている。地下も入れない。


展望閣からの眺めは最高。琵琶湖が盆地の真ん中にあることがはっきり
見てわかる。大津あたりの湖面に見える小さな点々はボートだろうか。
瀬田川が流れだす方向はこないだ行った石山寺方面。湖西線の高架も見える。


お庭もちゃんと一巡りしてきた。
これはダリアの仲間?とってもかわいいピンク。


このバラ、完璧じゃない!?


風に揺れる野の花の間から見える展望閣。
上に行くにしたがいボリュームアップするシルエットは、キノコみたい??

とにかく、比叡山観光のシンボルとして今までも、これからも、
大事に使われていくことはうれしいことである。
欲を言えば、もう一度床を回してほしい・・・・


途中、一乗寺で寄り道してから、出町柳駅へ戻ってきたときには
もうすっかり夕暮れ。今日もよく歩きました!(乗りました!?)



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