まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

湯之島館 渡り廊下のタイル

2020-04-26 22:29:48 | ディテール
湯之島館の続き。



洋館の階段室はゆったりした広さがあり、勾配が緩やか。ステンドグラスもはまっていて落ち着いた大人の雰囲気は
クラシックホテルと言ってもおかしくない。




洋館の2階から、離れの方へ向かう渡り廊下がある。ドアを開けると・・・・


そこがまたタイルパラダイスなのだ!!
床にタイルが乱貼り~~!もう一度見たいと思っていた渡り廊下に再会できて感激~~


家族湯の前の廊下で使われていた布目タイルや、七宝泉の赤紫色のタイル、その他どこかで見たタイルがいろいろ。
ここに貼るために用意された感じではなく、余ったタイルや割れたタイルをふと思いついて貼ったのかもしれないな!




ひとつひとつが工芸品のように美しいタイルたち。捨てられることなくこんな風に使われてよかったなぁ~~


タイルはこの階段まで。この先は和風の板張りの廊下になっている。


ターコイズブルーのタイルはどこに使われていたものだろう??前回も今回も、館内のどこにも見当たらなかったなぁ。
まだ見ていない場所があるのか・・・




ドーム型の天井は半分に割ったチューブのよう。照明もぴったりハマっていていいなぁ~
クラシックな内装の洋館とはまた違ったモダ~ンなRC造の渡り廊下、あぁ素敵!!




階段室のステンドグラスがよく見える。
内側から見ると2階と3階の踊り場に矩形の窓があるが、外から見るとステンドグラスは上から下まで一体。


ところでこのタイルの渡り廊下からさらに先へ続く木造の廊下は途中で枝分かれしており、上って行くと「民芸館」があった。


しかし・・・閉まっている。
細い隙間から覗くと何やらいろいろ置いてあるのが見えたが、どうも長いことほったらかしになっているようだ。。。


離れのようなこの建物は、外壁を丸太を削いだ皮つきの材で斜めに貼ってあり、山小屋のような雰囲気。


赤い壁との組み合せが独特だが、、、ここも元は客室だったのだろうか?


民芸館の手前の渡り廊下からは洋館がよく見えた。


続く

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