2019年10月の弘前の続き。
市役所から弘前城の堀端の道をまっすぐ進み、旧藤田家別邸へ。
2年前に友人と十和田ホテルへ泊まりに行ったとき、空港から盛美館へ行こうとしてナビ通りに来たらなぜか弘前城に着いてしまい、
藤田家別邸もチラリと目にしていた。弘前はまたゆっくり来ないとね、と話していたが先にひとりで来てしまったよ、ゴメン(苦笑)
門を入るとすぐに建物が見える。ここは弘前出身の実業家、藤田謙一氏の別邸であった。入口の冠木門と洋館と和館と、
そしてこのレンガ倉庫が登録有形文化財となっている。
まずは洋館だ!赤い帽子をかぶせたような塔屋、大きく手前に流れた屋根が特徴的。複雑な形をしているが、
グレーのモルタル吹付けの外壁といぶし瓦のような濃いグレーの屋根のせいで派手な印象はない。
ここもやはり堀江組が手がけており、堀江佐吉の六男堀江金造が設計、長男堀江彦三郎が施工を担当したという。
洋館は1921(大正10)年築。
その大屋根の下に玄関がある。左右のレンガの柱は花崗岩の切石がアップリケのように所々に埋め込まれている。
レンガと石のこんな組み合わせは見たことがない。斬新だなぁ!
そして窓にはステンドグラスがはめ込まれている。
エントランスホールのステンドグラスはこのデザインで統一されていて、大きさ違いや、並べ方違いで数ヶ所にはまっている。
オパール色のベースに鮮やかな紫色がとってもきれい!!
床はレンガカラーの八角形タイル。市松で縁取ってあるのがまたGOOD!
廊下にある暖炉。白い大理石に縦溝が彫られ、ビーズや唐草のような模様が施されている。
中央のエンブレムはヒイラギがモチーフ?
見上げると天井はドーム型で、2階の部屋のドアもアーチ型なので複雑な形状に・・・
1階のお庭に面した部屋はカフェになっていて、チラッと覗くと大盛況。私もここでお茶を飲みたいところだが、、、無理そうだな。
ドアの上の漆喰レリーフは花かごとぐるぐる渦巻き。
2階は行けないのかぁ・・・うらめしげに階段を見上げる。2階は有料の貸室となっているようだ。
階段の天井も部屋と部屋の開口部もアーチ型。
1階の奥の広間はガランとしてピアノ以外何も家具がおいていないが、音楽会などに使われるらしい。
元はリビングルームだったのだろうな。サンルームが部屋をまたいで伸びて来ている。
少し高い位置にある窓の下に造りつけられたソファ。
奥の一角は少し囲われたイングルヌックとなっている。本当にここち良さそうで、親密な雰囲気の空間だ。憧れるなぁ・・・
イングルヌックにもステンドグラスが。
フェニックスだろうか、天に向かってまっすぐ飛び立つ鳥が、楕円形の中にデザインされている。
ここでも紫色が強く目に残る。
イングルヌックの裏側の部屋は資料の展示室となっていた。照明が素敵!
この部屋の暖炉も縦溝があしらわれている。静的で心が落ち着くようなデザイン。
お庭に出て洋館を見る。複雑な形をしているので見る方向が違うと全く印象が変わるな。
裏側から見たところ。・・・とは言ってもこちらが南側で、明るいお庭に面したサンルームがカフェだ。
2階と塔屋に上がれなかったのはちょっと残念。カフェでお茶もしたかったな。。。次回に是非。
続く。
市役所から弘前城の堀端の道をまっすぐ進み、旧藤田家別邸へ。
2年前に友人と十和田ホテルへ泊まりに行ったとき、空港から盛美館へ行こうとしてナビ通りに来たらなぜか弘前城に着いてしまい、
藤田家別邸もチラリと目にしていた。弘前はまたゆっくり来ないとね、と話していたが先にひとりで来てしまったよ、ゴメン(苦笑)
門を入るとすぐに建物が見える。ここは弘前出身の実業家、藤田謙一氏の別邸であった。入口の冠木門と洋館と和館と、
そしてこのレンガ倉庫が登録有形文化財となっている。
まずは洋館だ!赤い帽子をかぶせたような塔屋、大きく手前に流れた屋根が特徴的。複雑な形をしているが、
グレーのモルタル吹付けの外壁といぶし瓦のような濃いグレーの屋根のせいで派手な印象はない。
ここもやはり堀江組が手がけており、堀江佐吉の六男堀江金造が設計、長男堀江彦三郎が施工を担当したという。
洋館は1921(大正10)年築。
その大屋根の下に玄関がある。左右のレンガの柱は花崗岩の切石がアップリケのように所々に埋め込まれている。
レンガと石のこんな組み合わせは見たことがない。斬新だなぁ!
そして窓にはステンドグラスがはめ込まれている。
エントランスホールのステンドグラスはこのデザインで統一されていて、大きさ違いや、並べ方違いで数ヶ所にはまっている。
オパール色のベースに鮮やかな紫色がとってもきれい!!
床はレンガカラーの八角形タイル。市松で縁取ってあるのがまたGOOD!
廊下にある暖炉。白い大理石に縦溝が彫られ、ビーズや唐草のような模様が施されている。
中央のエンブレムはヒイラギがモチーフ?
見上げると天井はドーム型で、2階の部屋のドアもアーチ型なので複雑な形状に・・・
1階のお庭に面した部屋はカフェになっていて、チラッと覗くと大盛況。私もここでお茶を飲みたいところだが、、、無理そうだな。
ドアの上の漆喰レリーフは花かごとぐるぐる渦巻き。
2階は行けないのかぁ・・・うらめしげに階段を見上げる。2階は有料の貸室となっているようだ。
階段の天井も部屋と部屋の開口部もアーチ型。
1階の奥の広間はガランとしてピアノ以外何も家具がおいていないが、音楽会などに使われるらしい。
元はリビングルームだったのだろうな。サンルームが部屋をまたいで伸びて来ている。
少し高い位置にある窓の下に造りつけられたソファ。
奥の一角は少し囲われたイングルヌックとなっている。本当にここち良さそうで、親密な雰囲気の空間だ。憧れるなぁ・・・
イングルヌックにもステンドグラスが。
フェニックスだろうか、天に向かってまっすぐ飛び立つ鳥が、楕円形の中にデザインされている。
ここでも紫色が強く目に残る。
イングルヌックの裏側の部屋は資料の展示室となっていた。照明が素敵!
この部屋の暖炉も縦溝があしらわれている。静的で心が落ち着くようなデザイン。
お庭に出て洋館を見る。複雑な形をしているので見る方向が違うと全く印象が変わるな。
裏側から見たところ。・・・とは言ってもこちらが南側で、明るいお庭に面したサンルームがカフェだ。
2階と塔屋に上がれなかったのはちょっと残念。カフェでお茶もしたかったな。。。次回に是非。
続く。
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