5月の沖縄の続き。
翌日はレンタカーを借りて建築めぐり。沖縄にはこれまで何度も来ていて古民家やグスクはたくさん見て回り、
火災で焼ける前の首里城は素晴らしくて感動したが、それ以外の建築は実はあまり見ていなかった。
戦争で焼け野原になったため戦前の建物はほとんどなく、戦後建てられた店舗や住宅で建築的に面白いものは
見当たらなかった。町歩きはしても建築めぐりをするという発想はなかった。
しかしそういえばよく話題に上る名護市役所も浦添市美術館もまだ見ていない。それで今回現代建築も含めて
見て回ることにしよう、と思い立ったのだった。
まずは、浦添市にある「国立劇場おきなわ」へ。重要無形文化財である「組踊」など沖縄の伝統芸能の保存振興、
及び広く一般の人々が鑑賞できるよう作られた本格的な劇場。高松建築設計事務所の設計、2004(平成16)年
に開場。巨大すぎてカメラのアングルに入りきらない。バック、バック~~~。
ファサードの反り返ったスクリーンはプレキャストコンクリート製で、内側にカーテンウォールがある。
竹の網代をモチーフとしているらしく何とも美しいフォルムだな!
ひし形が繰り返された幾何学的なデザイン。
コンクリート打ち放し仕上げだが、柱や枠の部分はアイボリー色の琉球石灰岩が貼られているのが沖縄らしい。
中も見学したかったがまだ時間が早かったためか、この日は公演がなかったのか、閉まっていた。
ガラスに張り付いて覗いてみると、宙に浮いたような階段などなかなかカッコ良さそうだったが、残念。。
建物の周囲には「琉球すば」「台湾ルーロー飯」ののぼりが立っていて庶民的(笑)。カッコつけすぎないのがいいね!
この向かいに建つ「浦添市産業振興センター 結の街」もまた斬新な建物だな。
こちらはガラスのカーテンウォールのファサードで、一部分が空中に突き出している。
国立劇場おきなわと同じ時期に一体的に整備されたのだろう、2005(平成17)年にオープン。
建物のサッシはオールステンレスのようだが、入口の自動ドアは鉄製と見え似つかわしくないほどサビサビだった。
塩害のすごさを物語る。
続く。
翌日はレンタカーを借りて建築めぐり。沖縄にはこれまで何度も来ていて古民家やグスクはたくさん見て回り、
火災で焼ける前の首里城は素晴らしくて感動したが、それ以外の建築は実はあまり見ていなかった。
戦争で焼け野原になったため戦前の建物はほとんどなく、戦後建てられた店舗や住宅で建築的に面白いものは
見当たらなかった。町歩きはしても建築めぐりをするという発想はなかった。
しかしそういえばよく話題に上る名護市役所も浦添市美術館もまだ見ていない。それで今回現代建築も含めて
見て回ることにしよう、と思い立ったのだった。
まずは、浦添市にある「国立劇場おきなわ」へ。重要無形文化財である「組踊」など沖縄の伝統芸能の保存振興、
及び広く一般の人々が鑑賞できるよう作られた本格的な劇場。高松建築設計事務所の設計、2004(平成16)年
に開場。巨大すぎてカメラのアングルに入りきらない。バック、バック~~~。
ファサードの反り返ったスクリーンはプレキャストコンクリート製で、内側にカーテンウォールがある。
竹の網代をモチーフとしているらしく何とも美しいフォルムだな!
ひし形が繰り返された幾何学的なデザイン。
コンクリート打ち放し仕上げだが、柱や枠の部分はアイボリー色の琉球石灰岩が貼られているのが沖縄らしい。
中も見学したかったがまだ時間が早かったためか、この日は公演がなかったのか、閉まっていた。
ガラスに張り付いて覗いてみると、宙に浮いたような階段などなかなかカッコ良さそうだったが、残念。。
建物の周囲には「琉球すば」「台湾ルーロー飯」ののぼりが立っていて庶民的(笑)。カッコつけすぎないのがいいね!
この向かいに建つ「浦添市産業振興センター 結の街」もまた斬新な建物だな。
こちらはガラスのカーテンウォールのファサードで、一部分が空中に突き出している。
国立劇場おきなわと同じ時期に一体的に整備されたのだろう、2005(平成17)年にオープン。
建物のサッシはオールステンレスのようだが、入口の自動ドアは鉄製と見え似つかわしくないほどサビサビだった。
塩害のすごさを物語る。
続く。
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