まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

箱根の旅 小田原の建築めぐり その2

2016-12-31 23:50:25 | 建物・まちなみ
小田原の続き。

六角形をふんだんにちりばめたデザインの小田原市民会館は1960年代の香りをプンプン放っている。
検索してみたところやはり1965(昭和40)年に建てられている。
建設中の写真が小田原市のHPに掲載されていた。


国道1号線がクランク状に折れる角地に建つ、中央労働金庫小田原支店は、元明和銀行本店。
歩道橋がちょうど目の前にかかっていて建物鑑賞的にはジャマなんだけど・・・


小田原城の方へ1ブロック入ったところにある佐藤和夫法律事務所。
前栽の樹木がのびのびと育っているので全貌を眺めることは難しい。。。


アーケードの商店街に面して建つ呉服店「さくらい」は商店らしからぬ建物。見たまんま、
元銀行である。協和銀行とのことだが、支店名は他のサイトにも書いていない。


小田原って私の中ではあまり海の印象はなかったのだが、すぐそばに海があって漁港もあるらしい。
小田原と言えば提灯ぐらいしか思い浮かばないって無知すぎか・・・(汗)
歩いていても海なんて全く見えないのだが、「かまぼこ通り」という通りがあり、かまぼこ屋さんや
鰹節屋さんの老舗が並ぶ。店先を覗いたりちょっと買い物したり。


板壁の路地に惹かれて入り込んでみると、おっ、これは防波堤?うわぁ天然の石を積んだ防波堤だ!


ははぁ、ここが元の波打ち際なんだな!うわ~雰囲気あるなぁ。東海道沿いの漁村だった時代を
彷彿とさせる。今ではこの前には西湘バイパスのコンクリート壁が延々と立ちはだかり海は全く見えず。


・・・おや?コンクリートの壁に小さな穴が・・・通路か。


あっ海だ!!思わず駆け出す。


うわぁぁぁ!!青い空!青い海!すごい~~広い~~~!
さくさくさくさく、つぶつぶの砂を踏んで波打ち際まで走っていって、透明の水に手をつけてみた。
見ての通りの晴天でダウンを着てると暑くて、このまま水遊びしたいほどだった(笑)




振り返るとこんな感じ(汗)。こんな美しい海岸がこの壁によりまちから完全に隔離されている
のは何とももったいないなぁ~!この壁がまちを災害から守っているのかもしれないが・・・


またまち歩きに戻ろう。


古い立派な町家もちらほら。ここは蔵もあるぞ。


うわ、2階の窓の手すりに注目!漁網のモチーフだ。書院や窓の格子ではちょくちょく見かけるが
こんなの見たことないな!


ふと覗き込んだお宅の壁にこんな見本帳のようなタイルが!どうもタイル屋さんのようだ。


続く



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