4月の新潟の続き。
翌日も朝から雨。ほんとは朝食をさっさと食べて7時半頃から出かける予定だったが、外は暗いし寒そうで
全くテンション上がらず、、、だらだらしてようやく部屋を出たのは9時過ぎ(汗)。外へ出るとめちゃくちゃ寒い!
折りたたみの小さな傘に隠れるように身を縮めて歩き出す。
4月というのに雨はみぞれまじり。最低気温2度と書いてあったがこれは絶対氷点下じゃないか(震)
去年新潟に来たとき気になっていたが歩けなかった、沼垂というエリア。醸造が盛んだった場所で古いまちなみが
残っているらしい。特に目指すものはないがうろうろしてみたい。沼垂と書いて「ぬったり」と読む。面白い響きだなぁ!
何かとても気に入って、旅の間じゅう、ぬったりぬったりと一人つぶやいていた(笑)
しかし・・・古いアーケードのかかる商店街はどこも閉まっている。日曜日だからか?ちょっと寂しいなぁ。。。
おや、ここはきれいな格子がはまった日本家屋だが、宿になっているのだろうか?看板などが出ていないので
よくわからないが、おしゃれな雰囲気がガラス越しに漏れてくる。
前回空港からのリムジンバスの車窓から巨大な温泉マークが見えて、入りに来たいと思っていたお風呂屋、さかい湯。
冷たい雨と強風が吹き付け、あー、凍える。。。開いていたらお湯に浸かりたいが、もちろん今はまだ開いていない。
昨日ネットでチェックしたところ、中は割と近代的になっているようだな。
週末は寒の戻りで冷え込むという予報だったのでユニクロダウンを重ねて巻物ぐるぐる、帽子、手袋・・・と
真冬仕様で来ているが、濡れるのはたまらん。。。歩き出したばかりだけど、どこか雨宿りするかなぁ~~
・・・と考えていた矢先、おや、あれは何だ。ガレージかバラックみたいな建物が一列にずらりと並んでいる。
向かいはお墓。そして遠景に工場の巨大な煙突が、、、うわぁ、何という、シュールな風景。。。
あれはいったい何なんだ?そろそろと近寄ってみる。
空きガレージをリノベーションしたのだろうか、入っているお店はおしゃれな雰囲気。
昨日の夜ホテルで名前だけ見ていた沼垂テラス商店街というのがこれらしい。よくあるアーケード商店街の
空き店舗活用事業かと思ってそれほど気に留めていなかったのだった。
手前は比較的新しそうで、「店舗らしい」ファサードだが、奥へ進んで行くほど建物の古さが増していくと同時に、
逆にのんびりとした雰囲気が漂ってくる。
ショップ、カフェ、工房・・・いろんなテナントが入っているな。ひとつひとつの店は小さく見かけは錆びた感じ
なのだが、中は改修され、センスよくディスプレーされ、古さを生かしつつ居心地のよさそうな空間になっている。
へぇ~~おもしろいなぁ!!
・・・しかし、この雰囲気は・・・廃線跡?川跡?ちょっと先まで行ってみよう。
「寺町堀緑地」。ははぁ、やっぱりここに水路があったんだな。水路沿いにこのガレージのようなこの建物が建っていたのだ。
背中合わせに裏側にも一列店があるな。
裏側は全く手をつけられていないようで、ほんとのレトロだ。看板が出ているところもあるがやっていなさそう。
あぁ、ちょっと休憩しようかな。冷たい雨で体じゅう湿っているのも乾かしたい・・・どこかの店に入ってみよう。
おぉ・・・素敵!
そこはDILLというお店で、おねえちゃんが1人でやっていた。
ホットミルクを頼んで、店内の写真を撮ってもいいですか?と店主のおねえちゃんに聞くと「いいですよ~」と。
寺町堀のことを聞いてみたら、この前が水路だったと言う。この建物はもともと戦後市内に散らばる闇市を
まとめるために作られた市場だったが、市場がお寺の北側へ移転してからは空き家となり長らく放置されていたのを
4年前に大佐渡という店のご主人が組合から全部買い取り、2015年からテナントに貸し出したのだそうだ。
若い店主が集まり、今では店も増えてすっかりホットなスポットになっている。特に月一で開かれる朝市では
お墓側にも出店が並びすごく賑わうという。へぇ~~
このお店はもともと青果のお店で、シャッターボックスには今も古い屋号の文字が見える。
店内はリノベーションしてきれいにしたけれどその文字はあえて残しているのだという。
「闇市」という言葉のミステリアスな魅力を残したまま若い人のセンスでよみがえった沼垂テラス商店街は、
今や各地の商店街やメディアが視察や取材に訪れる商店街活性化のモデルケースとなっているのだ。
沼垂テラス商店街のサイトを見ると、あぁ、やっぱりさっき見た宿も載っていた!「なり」というゲストハウスのようだ。
いろいろ興味深いお話も聞けて心も温まったし、ホットミルクで体も温まった。あぁ入ってよかったな!
続く。
翌日も朝から雨。ほんとは朝食をさっさと食べて7時半頃から出かける予定だったが、外は暗いし寒そうで
全くテンション上がらず、、、だらだらしてようやく部屋を出たのは9時過ぎ(汗)。外へ出るとめちゃくちゃ寒い!
折りたたみの小さな傘に隠れるように身を縮めて歩き出す。
4月というのに雨はみぞれまじり。最低気温2度と書いてあったがこれは絶対氷点下じゃないか(震)
去年新潟に来たとき気になっていたが歩けなかった、沼垂というエリア。醸造が盛んだった場所で古いまちなみが
残っているらしい。特に目指すものはないがうろうろしてみたい。沼垂と書いて「ぬったり」と読む。面白い響きだなぁ!
何かとても気に入って、旅の間じゅう、ぬったりぬったりと一人つぶやいていた(笑)
しかし・・・古いアーケードのかかる商店街はどこも閉まっている。日曜日だからか?ちょっと寂しいなぁ。。。
おや、ここはきれいな格子がはまった日本家屋だが、宿になっているのだろうか?看板などが出ていないので
よくわからないが、おしゃれな雰囲気がガラス越しに漏れてくる。
前回空港からのリムジンバスの車窓から巨大な温泉マークが見えて、入りに来たいと思っていたお風呂屋、さかい湯。
冷たい雨と強風が吹き付け、あー、凍える。。。開いていたらお湯に浸かりたいが、もちろん今はまだ開いていない。
昨日ネットでチェックしたところ、中は割と近代的になっているようだな。
週末は寒の戻りで冷え込むという予報だったのでユニクロダウンを重ねて巻物ぐるぐる、帽子、手袋・・・と
真冬仕様で来ているが、濡れるのはたまらん。。。歩き出したばかりだけど、どこか雨宿りするかなぁ~~
・・・と考えていた矢先、おや、あれは何だ。ガレージかバラックみたいな建物が一列にずらりと並んでいる。
向かいはお墓。そして遠景に工場の巨大な煙突が、、、うわぁ、何という、シュールな風景。。。
あれはいったい何なんだ?そろそろと近寄ってみる。
空きガレージをリノベーションしたのだろうか、入っているお店はおしゃれな雰囲気。
昨日の夜ホテルで名前だけ見ていた沼垂テラス商店街というのがこれらしい。よくあるアーケード商店街の
空き店舗活用事業かと思ってそれほど気に留めていなかったのだった。
手前は比較的新しそうで、「店舗らしい」ファサードだが、奥へ進んで行くほど建物の古さが増していくと同時に、
逆にのんびりとした雰囲気が漂ってくる。
ショップ、カフェ、工房・・・いろんなテナントが入っているな。ひとつひとつの店は小さく見かけは錆びた感じ
なのだが、中は改修され、センスよくディスプレーされ、古さを生かしつつ居心地のよさそうな空間になっている。
へぇ~~おもしろいなぁ!!
・・・しかし、この雰囲気は・・・廃線跡?川跡?ちょっと先まで行ってみよう。
「寺町堀緑地」。ははぁ、やっぱりここに水路があったんだな。水路沿いにこのガレージのようなこの建物が建っていたのだ。
背中合わせに裏側にも一列店があるな。
裏側は全く手をつけられていないようで、ほんとのレトロだ。看板が出ているところもあるがやっていなさそう。
あぁ、ちょっと休憩しようかな。冷たい雨で体じゅう湿っているのも乾かしたい・・・どこかの店に入ってみよう。
おぉ・・・素敵!
そこはDILLというお店で、おねえちゃんが1人でやっていた。
ホットミルクを頼んで、店内の写真を撮ってもいいですか?と店主のおねえちゃんに聞くと「いいですよ~」と。
寺町堀のことを聞いてみたら、この前が水路だったと言う。この建物はもともと戦後市内に散らばる闇市を
まとめるために作られた市場だったが、市場がお寺の北側へ移転してからは空き家となり長らく放置されていたのを
4年前に大佐渡という店のご主人が組合から全部買い取り、2015年からテナントに貸し出したのだそうだ。
若い店主が集まり、今では店も増えてすっかりホットなスポットになっている。特に月一で開かれる朝市では
お墓側にも出店が並びすごく賑わうという。へぇ~~
このお店はもともと青果のお店で、シャッターボックスには今も古い屋号の文字が見える。
店内はリノベーションしてきれいにしたけれどその文字はあえて残しているのだという。
「闇市」という言葉のミステリアスな魅力を残したまま若い人のセンスでよみがえった沼垂テラス商店街は、
今や各地の商店街やメディアが視察や取材に訪れる商店街活性化のモデルケースとなっているのだ。
沼垂テラス商店街のサイトを見ると、あぁ、やっぱりさっき見た宿も載っていた!「なり」というゲストハウスのようだ。
いろいろ興味深いお話も聞けて心も温まったし、ホットミルクで体も温まった。あぁ入ってよかったな!
続く。
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