まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

高知延長!

2020-01-15 23:13:07 | 建物・まちなみ
2019年秋の高知の続き。

帰りの飛行機が欠航となったため(涙)急遽バスを確保。当初はレンタカーを返却して10時には高知空港に着くつもりだったが、
15時ぐらいまで遊べることになったので気が楽~~(笑)
手結港を後にして、赤岡というまちにもちょっと寄り道。おぉ、このレンガ塀は立派だな!この民家は何だろう。


塀に設けられた出入口は曲面のレンガで美しく仕上げられている。これを見てもかなりの名家かと想像がつく。


ちょうど人が来て雨戸を開けているところだったのでちょっと覗いてみたら、「どうぞ~」と声をかけていただいたので
中へ入ってみる。


あっ、タイル貼りのショーケースがある。奥へと続く通り土間にはレンガが敷かれている。
道路側からいちばん手前が広い土間、中央に一段上がった和室、いちばん奥は土間の台所である。
リノベーションの途中のような感じ。


手前の土間の部分には何か古い道具類がたくさん置かれていた。これはいったい何!?


この家は「赤れんが商家」と呼ばれていて、旧赤岡村の初代村長、小松与右衛門の住まいであったという。
靴屋をやっていたこともあり、大量の靴の木型がぶら下げられた壁が壮観!靴作りの道具もたくさん。面白いな!




台所のかまどは作り直したらしい。
ここはまだ店舗でもカフェでもないが、「赤岡町家再生活用プロジェクト」の方々を中心にまちづくり拠点としての活用を進めているところで、
いろいろなイベントやワークショップなどにも使い始めているそうだ。


かなり年代モノと見える振り子時計。


奥の座敷ではちょっと前にアートの展示をやったとかで床の間にキンキラの銀紙などが貼られたままだった(笑)
しかし欄間は一枚板の透かし彫りの立派なもので、相当立派な座敷だったことを思わせる。
欄間のデザインは流水にコウホネかな。カゴは何だろう、カニ採りのカゴか何か??




外に出たときショーケースの文字に気がついた。あっ、これは「たばこ」の「こ」だな。


この赤岡のまちにも古い商家が並んでいる通りがあり、水切瓦のついた商家が見られた。




さて、高知駅近くでレンタカーを返し、レンタサイクルを借りて高知のまちをうろつこう。


素敵なコンクリート橋を見つけた!


入口が木に覆われた秘密の料亭(?)




四国銀行本店の壁に大きな大理石モザイクを発見。これは矢橋六郎に違いないな!と思って検索したら案の定。
1963(昭和38)年の作だそう。ビルの定礎は昭和三十七年十月と書かれていた。
しかし、日曜なのでパイプ状のシャッターが下りていて、その隙間から写真を撮ると全体をうまく写すことができず・・・もどかしいな(汗)


続く。

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