まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

カッコイイ!鹿島橋

2023-01-04 18:34:01 | 川・橋・船
10月末で東京の借上げ社宅を引き払い、いそいそと大阪へ戻ってきたのだが(笑)、加藤郁美さんのレクチャー付前田侯爵邸
見学会に参加するため、11月に入ってすぐまた東京へ行ってきた。
東京に住んでいる間は、LCCも使えないので(成田が遠すぎて・・)仕方なく夜行バスを使っていたら結構慣れて来てそれほど
苦痛でなくなり、選択肢が広がったのはまぁ東京赴任したことによるメリットかもしれない(爆)

それで東京行きは夜行バスにして節約したのだが、泊まって翌日も東京で遊んで帰ろうと思ったら、、、ホテルが高い!
何か相場が高くなってる??う~んどうしようか。悩んだ末、宿泊を兼ねてまた夜行バスで浜松まで移動することにした。
しかし、、、東京から名古屋でも朝早く着きすぎて時間を持て余すのに、浜松だと朝4時とさらに早く着く。
さすがにお店はどこも開いてないし、この時期まだ真っ暗で寒くてなおさらひもじい。8時にならないとレンタカーも借りられないし・・・
と、ここでいいことを思いついたのだ!!駅前のカーシェアを12時間借りたらレンタカー並みの料金で、しかも朝4時から乗れる。
停めたまま2~3時間車内で仮眠してから、そのままスタートできるのだ。何といいプランを思いついたのだろう~~♪


首尾よく仮眠し8時ぐらいに出発していくつか市街地の建物を見て回る。

すごくビビッドなグリーンに塗られた本田医院。


川沿いでとってもいい感じの「みその湯」は看板が裏向いているな・・・もう廃業されたのか(涙)


鴨江アートセンターは1928(昭和3)年、浜松警察署庁舎として建てられた。耐震問題で全面解体の方針が出たが
市民運動により保存が決まり、芸術活動の拠点施設として活用されている。


堂々たる三連アーチのエントランス。残ってよかった。


その真向かいにある白亜の建物は、1930(昭和5)年に中村與資平の設計により浜松銀行協会集会所として
建てられ、現在は木下惠介記念館となっている。シュロとソテツがいい味出しているね!


木下惠介は『カルメン故郷に帰る』、『二十四の瞳』などの作品を手掛けた日本を代表する映画監督。
まだ時間が早く開いていなかったので中に入れていないが、スパニッシュ邸宅風の建物、見学したかったな。。


旧住吉浄水場施設を見に行こうと浜松市上下水道部へ行ってみたが、事務所で聞いたら「公開していない」とのこと。
以前は桜の季節に開放していたが、木の老化などの理由により一般開放を取りやめたとか・・・


ちらっと、駐車場から見えた建物。

 さて、今回の目的の秋野不矩美術館へ向かおう。天気予報によると今日は午後から雨が激しく降るらしいが今のところいいお天気だ。

標識に従い鹿島橋方面へ走っていると、おおっ、カッコいいゲルバートラス橋が。これが鹿島橋か!!ノーチェックだった~


1937(昭和12)年竣工。推奨土木遺産。
車を止めて撮影タイム。ゲルバートラス(カンチレバートラス)橋は古い鉄橋の中でも私の大好きなタイプ。惚れ惚れと眺め回す(笑)


ゲルバートラス橋はこれまで、日田の三隈大橋、御坊の天田橋、木津川の笠置大橋、武豊の衣浦大橋、などを見てきた。
淀川の鳥飼大橋は架け替えで失われてしまった(涙)。古い形式の橋はなくなる一方である。。。ここは長く残ってほしいなぁ。


こちらはすぐ下流にある天竜浜名湖鉄道の天竜川橋梁。北寄りに3連のワーレントラスがある美しい橋で、登録有形文化財となっている。




ふと、この看板が目に入る。「国登録有形文化財 筏問屋 田代家」。へぇ、ここから150mなら近いな。行ってみよう。


続く

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