昨日は神戸ファッション美術館へ「華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物展」
を見に行ってきた。
先日の美章園温泉の解説でもどなたかが言われていたが、大正~昭和一けた代
という時代は、比較的平和でゆとりのある時代だったようだ。
着物にも鮮やかで新しいモチーフがどんどん描かれ、モダンガールたちは
競うようにおしゃれを楽しんだ。
今見ても新鮮な色・柄。そのまま洋服にも仕立てられそう。
絣で模様を出した銘仙は前から好きだったが、模様を織り込んだ綸子地に
友禅染や絞り染め、描き染めなどを施した着物は、光量を落とした照明の下だと
表面の模様とは別に織り地の文様が浮かび上がってくる。深い!!
着物とは、煌々たる照明の下で着るものでなく、日本の古来の灯り、
行灯のようなほのかな灯りの下でこそ艶やかな表情を見せるものなのだな~
と思った。私は着物を着ないが、美しい着物を見ていると心がフワッとする。
さて、その帰りに、六甲ライナーを魚崎で降りてちょっとうろついた。
というのも、行きしな高架の駅からなにやら気になる建物が見えたから。
例のごとく家を出るのが遅かったので、もう日が沈みかけ。急げ!!
魚崎小学校。
モダニズムデザインの校舎だが、これは確か、全く同じデザインで建て替え
られたものだったと思う。
調べてみると2001年に建て替えられている。結構新しい。
しかしカッコイイ!
中央の円筒形の部分はやはり階段室だろう。
一面ガラス張りで中の明かりが透けて行灯のようだ。
門柱も、校舎と共通のデザイン。これはオリジナルのものかもしれない。
魚崎小学校の向かいにある、東灘区民センター小ホール。
昭和12年、清水栄二の設計で旧魚崎町庁舎として建てられたという。
1Fの玄関扉は窓のデザインに合わせて新しく作られたようだ。
見ていると子供たちが数人出てきて自転車で帰っていった。
現役で使われているのを見るのはうれしいことだ。
外壁は老朽化しているようで気になるが。。。。
T邸。屋根の勾配とてっぺんの飾りが遠目にも気になって、見に行くと
立派な洋館だった。しかし塀が高くて木が茂っているので良く見えない。
六甲ライナーの窓から見下ろすと良く見えるかな。
明治後期、近代工業の発達とともに環境の悪化した都心部を嫌って
関西の実業家たちがいちはやく阪神間に移り住んだのがこの辺り、
住吉村反高林である。
もう暗さも限界。。。スタートを早くしろっての!
神戸ファッション美術館
特別展示 華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物
平成20年1月26日(土)~4月6日(日)
開館時間:10:00 - 18:00(入館は17:30まで) 休館日:水曜日
を見に行ってきた。
先日の美章園温泉の解説でもどなたかが言われていたが、大正~昭和一けた代
という時代は、比較的平和でゆとりのある時代だったようだ。
着物にも鮮やかで新しいモチーフがどんどん描かれ、モダンガールたちは
競うようにおしゃれを楽しんだ。
今見ても新鮮な色・柄。そのまま洋服にも仕立てられそう。
絣で模様を出した銘仙は前から好きだったが、模様を織り込んだ綸子地に
友禅染や絞り染め、描き染めなどを施した着物は、光量を落とした照明の下だと
表面の模様とは別に織り地の文様が浮かび上がってくる。深い!!
着物とは、煌々たる照明の下で着るものでなく、日本の古来の灯り、
行灯のようなほのかな灯りの下でこそ艶やかな表情を見せるものなのだな~
と思った。私は着物を着ないが、美しい着物を見ていると心がフワッとする。
さて、その帰りに、六甲ライナーを魚崎で降りてちょっとうろついた。
というのも、行きしな高架の駅からなにやら気になる建物が見えたから。
例のごとく家を出るのが遅かったので、もう日が沈みかけ。急げ!!
魚崎小学校。
モダニズムデザインの校舎だが、これは確か、全く同じデザインで建て替え
られたものだったと思う。
調べてみると2001年に建て替えられている。結構新しい。
しかしカッコイイ!
中央の円筒形の部分はやはり階段室だろう。
一面ガラス張りで中の明かりが透けて行灯のようだ。
門柱も、校舎と共通のデザイン。これはオリジナルのものかもしれない。
魚崎小学校の向かいにある、東灘区民センター小ホール。
昭和12年、清水栄二の設計で旧魚崎町庁舎として建てられたという。
1Fの玄関扉は窓のデザインに合わせて新しく作られたようだ。
見ていると子供たちが数人出てきて自転車で帰っていった。
現役で使われているのを見るのはうれしいことだ。
外壁は老朽化しているようで気になるが。。。。
T邸。屋根の勾配とてっぺんの飾りが遠目にも気になって、見に行くと
立派な洋館だった。しかし塀が高くて木が茂っているので良く見えない。
六甲ライナーの窓から見下ろすと良く見えるかな。
明治後期、近代工業の発達とともに環境の悪化した都心部を嫌って
関西の実業家たちがいちはやく阪神間に移り住んだのがこの辺り、
住吉村反高林である。
もう暗さも限界。。。スタートを早くしろっての!
神戸ファッション美術館
特別展示 華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物
平成20年1月26日(土)~4月6日(日)
開館時間:10:00 - 18:00(入館は17:30まで) 休館日:水曜日
わかります。ちらっ。。と見える変わった建物に目が止まります。「あっ!あっ! まって~」と せめてその近くの駅の名前を覚えようとします。
そんな感じで私が気になっている町は「加古川」
ニッケの煉瓦の建物が広域に見えるんですもの。
一度 加古川へ。。と思っていますが、意外に駅からみ降ろすほどには煉瓦建築がすっきり見えないそうですね。
2001年建築と言うものの、懐かしさの漂う昭和の香りのする小学校ですね。
東灘あたりも新しい建物の谷間に私好みの建物がたくさんあります。
加古川、私も数年前に電車の窓からレンガ建築の海を見たときは「何あれ!!!」と驚きました。
それから通るたびに減ってきて、もうずいぶん壊されてしまいましたが
少しだけ残っていますね。