多治見の続き。
多治見のまちから車で15分ほど走り、市之倉という地区にやってきた。
駐車場に車を停め、市之倉オリベストリートを歩く。多治見のオリベストリートと比べると何とものどかな
田舎の一本道であるが、お天気もいいし気持ちいい散策。
集落ごとに違う製品を作って住み分けていたらしく、この市之倉は昔から盃を作っていたところ。
しかし窯も軒を連ねているというものではなく点在するぐらいで、入ったら買わずに出るわけにいかなそうだなぁ(汗)
古い窯道具を利用した花壇を発見。この無造作な感じがなかなかいいね!
目を上げてみると、「窯元平正窯 見学可」と書かれた陶板の看板が目に入る。おぉ、ここは窯元なのか。
他のお客さんも入っているからちょっと覗くのにはよさそうだな。入ってみよう。
入口の戸をあけると土間にタイルというか陶板が敷き詰められている。うわ、素敵だなぁ・・・
窯道具の廃材らしきものもあるな。しかし丸の中央に器のカケラがはまっていておしゃれ。
土間の左手に続き間の座敷があり、そこに作品が多数展示されていて販売もしている。後から見たら
素敵な器がたくさんあった。商談中なのか知り合いなのか、店主の方は先客と話をされているので、
勝手に見るのには都合がいい(笑)。「どうぞごゆっくり」と声もかけていただいたので安心して見る。
しかし、私が惹かれたのはこちらの棚(笑)
鉱物の塊が並び「鬼板」「珪石」「カリ長石」などの札がついている。へぇ~これが焼き物の原料なのだな。
奥の部屋には「川の流れ物語」と書かれたパネルなども置かれていた。ははぁ、これはどこかで展示をしたのだな。
モザイクタイルミュージアムだろうか。こんな展示なら面白そうだな!見たかったなぁ~~
裏口へ抜ける戸があったので覗いてみたら、裏に作業場があった。階段は窯道具を利用して作られたと見え、
周辺にもたくさん積んである。作業場と店を行ったり来たりしていた店主のおっちゃんに、床の平板のことを
聞いてみたら。ここに敷くために焼いたものだとか。手作りの陶板を敷き詰めるなんて!あぁ、なんて贅沢なんだろう。
そして脇には石もいっぱい積んである。これは何の石だろう??かなり薄いカケラもあって透き通るようできれい。
「これは何ですか?」「これは釉薬の原料の長石。きれいでしょう」「この薄いのきれいですね!」
「山から取ってきて置いてあるんです」「えっ、自分で山から採ってこられるんですか!?」
「山に行けば何でもありますよ」。岩を掘りに山へ行っている、まるで鉱夫のような写真もあった(笑)
この石臼に入れて砕くのだと言いながらこちらも石でできた杵で搗くまねをして下さった。
石の杵も最初はもっと長いのだが、使っているうちにどんどん磨り減ってしまうのだそうだ。
砕いたものに銅とか鉄などの鉱物を加えて織部や黄瀬戸などの釉薬を作るのだという。
思い通りの色の釉薬を作り出す研究を日々続けられているようだった。楽しそうだなぁ~
建物の横にも石のかけらが通路にはみ出すほど積んであった。
いい長石が取れる場所は決まっているそうで、こちらは新潟の、こちらは福島の、そしてこちらは白川の上流
の方で取ってきたもの、と説明して下さる。
「やっぱり違いますか?」「全然違いますよ。これは焼いたら火色がでます。すでに石に表情が出てるでしょう」
「ははぁ、ほんとですね!」
ボチボチだが陶芸もやっているので、もっと詳しく釉薬の原料のことを知りたかったのだが、いかんせん
化学の基礎知識がないもので(汗)
お店に入って石ばっかり見てスミマセン・・・(爆)
このあと引き返し笠原へ移動、サカエストリートでひとりでランチし、笠原のまちをうろついてから、モザミューで展示を見たのだった。
それにしても、きょうの記事の写真は地味・・・(笑)。賑わしにサカエストリートの写真を貼り付けておこう(爆)
実はこのとき12月に多治見へ行ったのだが、1月中旬に写真を保存している家のサーバーが壊れてしまった!
たまに外付けハードディスクにバックアップを取っており、直前にもバックアップしていたのだが、
この多治見の写真がなぜか抜け落ちていた。それで取り急ぎサカエストリートと笠原の記事は、スマホに残っていた
写真のみで作ったのだった(汗)
他にも家族旅行の写真などバックアップを取っていなかったものがあり、データ復旧できるかいろんなところに
見積もりを取ったが、12万円ぐらいかかるとか言われ(恐)自分で何とか取り出せないかと調べたり
連日ヨドバシに通って違う担当者に相談してみたり・・・・
詳しい人にも聞いて、悩んで・・・・最終、メーカーのサポート会社にデータ復旧を頼んで、3万円+消費税で
データを取り戻したのだった。出費痛いけど、、、まぁ最低価格でデータが戻ったのでとりあえずよかった。。。
10年ほど前にも当時使っていたサーバーが壊れ、2008年以前の写真が全部なくなってしまったのだった(泣)
その後バックアップを取るようにしたのだが、それでも不十分だなぁ。自動バックアップで常に更新するような
システムにしておかないと怖いなぁ~。
ブルーレイなどのメディアに保存するのがいいのかなぁ。。。悩む。
下記に続く。
・サカエストリート
・笠原を歩く
多治見のまちから車で15分ほど走り、市之倉という地区にやってきた。
駐車場に車を停め、市之倉オリベストリートを歩く。多治見のオリベストリートと比べると何とものどかな
田舎の一本道であるが、お天気もいいし気持ちいい散策。
集落ごとに違う製品を作って住み分けていたらしく、この市之倉は昔から盃を作っていたところ。
しかし窯も軒を連ねているというものではなく点在するぐらいで、入ったら買わずに出るわけにいかなそうだなぁ(汗)
古い窯道具を利用した花壇を発見。この無造作な感じがなかなかいいね!
目を上げてみると、「窯元平正窯 見学可」と書かれた陶板の看板が目に入る。おぉ、ここは窯元なのか。
他のお客さんも入っているからちょっと覗くのにはよさそうだな。入ってみよう。
入口の戸をあけると土間にタイルというか陶板が敷き詰められている。うわ、素敵だなぁ・・・
窯道具の廃材らしきものもあるな。しかし丸の中央に器のカケラがはまっていておしゃれ。
土間の左手に続き間の座敷があり、そこに作品が多数展示されていて販売もしている。後から見たら
素敵な器がたくさんあった。商談中なのか知り合いなのか、店主の方は先客と話をされているので、
勝手に見るのには都合がいい(笑)。「どうぞごゆっくり」と声もかけていただいたので安心して見る。
しかし、私が惹かれたのはこちらの棚(笑)
鉱物の塊が並び「鬼板」「珪石」「カリ長石」などの札がついている。へぇ~これが焼き物の原料なのだな。
奥の部屋には「川の流れ物語」と書かれたパネルなども置かれていた。ははぁ、これはどこかで展示をしたのだな。
モザイクタイルミュージアムだろうか。こんな展示なら面白そうだな!見たかったなぁ~~
裏口へ抜ける戸があったので覗いてみたら、裏に作業場があった。階段は窯道具を利用して作られたと見え、
周辺にもたくさん積んである。作業場と店を行ったり来たりしていた店主のおっちゃんに、床の平板のことを
聞いてみたら。ここに敷くために焼いたものだとか。手作りの陶板を敷き詰めるなんて!あぁ、なんて贅沢なんだろう。
そして脇には石もいっぱい積んである。これは何の石だろう??かなり薄いカケラもあって透き通るようできれい。
「これは何ですか?」「これは釉薬の原料の長石。きれいでしょう」「この薄いのきれいですね!」
「山から取ってきて置いてあるんです」「えっ、自分で山から採ってこられるんですか!?」
「山に行けば何でもありますよ」。岩を掘りに山へ行っている、まるで鉱夫のような写真もあった(笑)
この石臼に入れて砕くのだと言いながらこちらも石でできた杵で搗くまねをして下さった。
石の杵も最初はもっと長いのだが、使っているうちにどんどん磨り減ってしまうのだそうだ。
砕いたものに銅とか鉄などの鉱物を加えて織部や黄瀬戸などの釉薬を作るのだという。
思い通りの色の釉薬を作り出す研究を日々続けられているようだった。楽しそうだなぁ~
建物の横にも石のかけらが通路にはみ出すほど積んであった。
いい長石が取れる場所は決まっているそうで、こちらは新潟の、こちらは福島の、そしてこちらは白川の上流
の方で取ってきたもの、と説明して下さる。
「やっぱり違いますか?」「全然違いますよ。これは焼いたら火色がでます。すでに石に表情が出てるでしょう」
「ははぁ、ほんとですね!」
ボチボチだが陶芸もやっているので、もっと詳しく釉薬の原料のことを知りたかったのだが、いかんせん
化学の基礎知識がないもので(汗)
お店に入って石ばっかり見てスミマセン・・・(爆)
このあと引き返し笠原へ移動、サカエストリートでひとりでランチし、笠原のまちをうろついてから、モザミューで展示を見たのだった。
それにしても、きょうの記事の写真は地味・・・(笑)。賑わしにサカエストリートの写真を貼り付けておこう(爆)
実はこのとき12月に多治見へ行ったのだが、1月中旬に写真を保存している家のサーバーが壊れてしまった!
たまに外付けハードディスクにバックアップを取っており、直前にもバックアップしていたのだが、
この多治見の写真がなぜか抜け落ちていた。それで取り急ぎサカエストリートと笠原の記事は、スマホに残っていた
写真のみで作ったのだった(汗)
他にも家族旅行の写真などバックアップを取っていなかったものがあり、データ復旧できるかいろんなところに
見積もりを取ったが、12万円ぐらいかかるとか言われ(恐)自分で何とか取り出せないかと調べたり
連日ヨドバシに通って違う担当者に相談してみたり・・・・
詳しい人にも聞いて、悩んで・・・・最終、メーカーのサポート会社にデータ復旧を頼んで、3万円+消費税で
データを取り戻したのだった。出費痛いけど、、、まぁ最低価格でデータが戻ったのでとりあえずよかった。。。
10年ほど前にも当時使っていたサーバーが壊れ、2008年以前の写真が全部なくなってしまったのだった(泣)
その後バックアップを取るようにしたのだが、それでも不十分だなぁ。自動バックアップで常に更新するような
システムにしておかないと怖いなぁ~。
ブルーレイなどのメディアに保存するのがいいのかなぁ。。。悩む。
下記に続く。
・サカエストリート
・笠原を歩く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます