約束通り10時に迎えが来て無事ツアー開始。ガイドさんはニコニコおしゃべり
好きそうなおばちゃん。黄色い小型のタクシーに乗り込んで出発。
こことこことここへ行きます、とおばちゃんは地図上で指差してくれるが、例のごとく
英語は単語もわからないようだ。。。向こうも私たちが台湾語も北京語もできないことに
戸惑っている様子。1日おしゃべりができないのはおばちゃんにとって苦痛かもしれないなぁ。
見晴らしのいい場所や風車のある丘、水族館など所々で停まって見物。
楽しいのだが人に連れて行ってもらうツアーは眠くなる。。。
次は何かな、あぁ、通梁という集落にあるガジュマルの大木か、、、ふーん。
おや、隣に古そうな集落があるな。
この「通梁派出所」の文字、よく見ると巻き貝の貝殻でできている!かわいい~~
ちょっと路地を入ってみよう。すると・・・・うわ~!タイルがあるじゃないの!
入口のすぐ上の壁にいろんな柄のマジョリカタイルがずらりと!
水墨画のような絵付タイルもある。
ガイドのおばちゃんを待たせているが、もう、ちょっと、奥へ入ってみる。
上が丸くなった妻、サンゴの石を積み重ねた壁、赤い瓦屋根の伝統的民家は
空き家となり朽ち果てかけているものもある。この素材感あふれる魅力的な家並みも
コンクリート造りの住宅へと建て替わりつつあるようだ。
またあった!
以前深坑で見た黄家の住宅のように特別な名家やお金持ちであるようには見えない。
一般のお宅にマジョリカタイルが飾りとして何気なく使われているのだ。
さすが、これぞタイルの楽園、澎湖島!!
・・・おばちゃんが心配しているかも、そろそろ戻らねば。
あっ、あそこの一角も見てきていいかなぁ~?道路の向かい側を指さすと
おばちゃんは、あきれたように先に車に乗り込んだ。
そこの一角も古く、ある家の玄関先にやはりタイルが見られた。壁はおそらく最近
きれいに塗り直したのだろうが、タイルの部分だけは塗り残してちゃんと見せてある。
おばちゃんには申し訳ないが、こういう寄り道の方が楽しいのだ(笑)。
さてお昼を食べに行く。ちゃんとしたお店がそこしかないようで、100人ぐらい入れる
大バコながら観光客で埋め尽くされていたが、値段も普通だしかなりおいしかった。満足満足!
さて、その店の横あたりの集落もいい感じだったが、ずっと外で待っていたおばちゃんに
さすがに言い出せない。。。となりの建物をちろっと写真撮るだけで精一杯(苦笑)。
これ、なまこ壁みたいじゃない?腰から下は水平で半幅ずつずらして。その上は
45度斜めの格子状に貼ってある。日本のなまこ壁では張り瓦(焼き物)が使われるが、
これは玄武岩を割り整えたもの。厚みはわからないが手作業の跡が味わい深い。
さていよいよ私のメイン、二かん集落へ!ここにある陳宅は第三級古蹟に指定されていて、
一般公開されているので行きやすいと教えてもらっていた。
高い木もなく広々としたなだらかな台地に、特徴的な家々が固まっている。
だいたいは塀に囲われた前庭があり、その奥に居室がある造り。
いざ、本丸へ!
陳宅以外にもいくつかのお宅は観光客目当てのお店として中庭まで開放している。
ここはお香の店。入口周りや水槽にマジョリカタイルが貼られている。但し、
後から貼ったようにも見える。
それほど古くないお宅にもタイルが使われている。こんなスペシャルエンボスのタイル、
今は作っていないと思うが、建替える時にわざわざ古い建物からはがして貼ったのか?
それともストックしてあったのか?
ここのお宅は面白い!
タイルをよ~く見ると、70年代くらいのキッチンやお風呂場に貼られていたような、
普通の絵入りタイルだ。タイルなら何でもよかったのか(笑)。
マジョリカタイルやエンボスのタイルが手に入らなければこういうタイルでも
貼ってしまうほど、玄関にタイルは欠かせないものだったのかもしれない。
では、陳宅へ。
続く。
好きそうなおばちゃん。黄色い小型のタクシーに乗り込んで出発。
こことこことここへ行きます、とおばちゃんは地図上で指差してくれるが、例のごとく
英語は単語もわからないようだ。。。向こうも私たちが台湾語も北京語もできないことに
戸惑っている様子。1日おしゃべりができないのはおばちゃんにとって苦痛かもしれないなぁ。
見晴らしのいい場所や風車のある丘、水族館など所々で停まって見物。
楽しいのだが人に連れて行ってもらうツアーは眠くなる。。。
次は何かな、あぁ、通梁という集落にあるガジュマルの大木か、、、ふーん。
おや、隣に古そうな集落があるな。
この「通梁派出所」の文字、よく見ると巻き貝の貝殻でできている!かわいい~~
ちょっと路地を入ってみよう。すると・・・・うわ~!タイルがあるじゃないの!
入口のすぐ上の壁にいろんな柄のマジョリカタイルがずらりと!
水墨画のような絵付タイルもある。
ガイドのおばちゃんを待たせているが、もう、ちょっと、奥へ入ってみる。
上が丸くなった妻、サンゴの石を積み重ねた壁、赤い瓦屋根の伝統的民家は
空き家となり朽ち果てかけているものもある。この素材感あふれる魅力的な家並みも
コンクリート造りの住宅へと建て替わりつつあるようだ。
またあった!
以前深坑で見た黄家の住宅のように特別な名家やお金持ちであるようには見えない。
一般のお宅にマジョリカタイルが飾りとして何気なく使われているのだ。
さすが、これぞタイルの楽園、澎湖島!!
・・・おばちゃんが心配しているかも、そろそろ戻らねば。
あっ、あそこの一角も見てきていいかなぁ~?道路の向かい側を指さすと
おばちゃんは、あきれたように先に車に乗り込んだ。
そこの一角も古く、ある家の玄関先にやはりタイルが見られた。壁はおそらく最近
きれいに塗り直したのだろうが、タイルの部分だけは塗り残してちゃんと見せてある。
おばちゃんには申し訳ないが、こういう寄り道の方が楽しいのだ(笑)。
さてお昼を食べに行く。ちゃんとしたお店がそこしかないようで、100人ぐらい入れる
大バコながら観光客で埋め尽くされていたが、値段も普通だしかなりおいしかった。満足満足!
さて、その店の横あたりの集落もいい感じだったが、ずっと外で待っていたおばちゃんに
さすがに言い出せない。。。となりの建物をちろっと写真撮るだけで精一杯(苦笑)。
これ、なまこ壁みたいじゃない?腰から下は水平で半幅ずつずらして。その上は
45度斜めの格子状に貼ってある。日本のなまこ壁では張り瓦(焼き物)が使われるが、
これは玄武岩を割り整えたもの。厚みはわからないが手作業の跡が味わい深い。
さていよいよ私のメイン、二かん集落へ!ここにある陳宅は第三級古蹟に指定されていて、
一般公開されているので行きやすいと教えてもらっていた。
高い木もなく広々としたなだらかな台地に、特徴的な家々が固まっている。
だいたいは塀に囲われた前庭があり、その奥に居室がある造り。
いざ、本丸へ!
陳宅以外にもいくつかのお宅は観光客目当てのお店として中庭まで開放している。
ここはお香の店。入口周りや水槽にマジョリカタイルが貼られている。但し、
後から貼ったようにも見える。
それほど古くないお宅にもタイルが使われている。こんなスペシャルエンボスのタイル、
今は作っていないと思うが、建替える時にわざわざ古い建物からはがして貼ったのか?
それともストックしてあったのか?
ここのお宅は面白い!
タイルをよ~く見ると、70年代くらいのキッチンやお風呂場に貼られていたような、
普通の絵入りタイルだ。タイルなら何でもよかったのか(笑)。
マジョリカタイルやエンボスのタイルが手に入らなければこういうタイルでも
貼ってしまうほど、玄関にタイルは欠かせないものだったのかもしれない。
では、陳宅へ。
続く。
控えめな配色とでもいいましょうか。
タイルで建物に色を添えることで、明るく地味に華やかになる。
なんともいえない、感じがたまりません。
タイルが張られてる外壁の石の質感もよい感じで、
タイルの組み合わせがアバウトな感じ?も面白いです。
日本ではマジョリカタイルは高級品だったと聞きましたが、
この台湾の島にはなぜこんなにタイルが豊富に普通の民家にも残されてるんでしょうか~
まさにタイルの楽園ですね。
ガイドのおばちゃんを気にしつつも更に奥へ奥へと突き進んで行きたくなる気持ちが
よく分かります~
私もここはぜひ行ってみたいです。
マジョリカタイルが美しく素晴らしいですけれど、スペシャルエンボスタイル(?)もモノ凄いですね。
アクセサリーをまとっているかのようですね。
なぜここにこんなにあるのでしょうね。他に金門島や台湾本島の地方にもあるそうですよ。
あぁ言葉が堪能ならなぁ~
おばちゃん身勝手な客でごめんなさい。