ドレイクがサプライズでアルバムをリリース。💿
ドレイクはけっこうサプライズ・リリースをしているイメージがある。『モア・ライフ』(2017) とかもそうだったような。
ほんとに曲を量産する人だなと思ったりするけど、それが全部チャートに現れるのは異常現象だと思う。
というか、ファンは本当に彼のペースについていけてるのか疑問。
ちゃんと曲、聴いてないんじゃないかな?とも思ってしまう。
タイトルの通り、2016年に大ヒットしたラッパーを5名ほど記憶の範囲で追ってみようと思います。
なぜ2016年なのかというと、特に深い意味はありません。
なので、価値が著しく低いタイプの記事ですね。
自分がチャートを見始めたのは2017年からですが、過去に機会があるごとに2016年のチャート情報を調べていたので、一応2016年のチャートは分かります。
ちなみに、2015年以前は分からないどころかイメージもつきません。
1.デザイナー
「パンダ」という曲が全米1位の大ヒットになったラッパー、デザイナーさんですが、もう長いことその名前を聞かなくなってしまいました。2017年には BTS の "MIC Drop" リミックスに参加し米チャートにランクインしましたが、正直全然目立ってませんでしたね...。BTSの歴史でいうとBTSは2018年頃から本格的に世界デビューしていった感じがあるので、どうしても "MIC Drop" あたりの曲は印象が地味になってしまいます。デザイナーのリミックス参加も、実はスティーヴ・アオキというDJによる "MIC Drop" リミックスの一環というような位置づけで、スティーヴ・アオキとBTSがコラボした!というのが主題でした。「スティーヴ・アオキのリミックスには去年「パンダ」が大ヒットしたデザイナーも参加している」といったような感じです。2017年以降は...ほとんど覚えていないですね。ヒット曲が出ていたら自分は覚えているはずなので、やはり一発屋で終わってしまったのでしょう。🐼
2.フューチャー
ザ・ウィークエンドとコラボした「ロウ・ライフ」が全米Top20入りのヒットになりました。また、ドレイクとのコラボ・アルバム『ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』(2015) もチャートに大きな影響を与えたようです。フューチャーは、その後も2017年に2週連続でリリースしたアルバム『フューチャー』『HNDRXX』がどちらも全米1位を記録し、話題になりました。また、どちらのアルバム出身かは忘れましたが、"Mask Off" が彼自身のタイトルとして初の全米Top10入りを達成し、大ヒットしましたね。2018年はジュース・アルバムとのコラボ・アルバムをリリース。爆売れして間もない若いジュースさんと早くも大規模なコラボを展開しています。2019年はちょっと停滞期でしたね...、1月頃に『The Wizrd』という新アルバムをリリースし、安定の全米1位を獲得しましたが、シングルがまったく売れませんでした。フューチャーももう終わりか~、早いなあ...と思ったのを覚えています。なので、2020年に "Life Is Good feat. ドレイク" が全米2位の大ヒットになったときはすごく驚きました。本当に突然の復活でしたね。そして2022年。アルバム『アイ・ネヴァー・ライクド・ユー』のリリースでシングル・チャートに大量初登場アクションが起きました。まったく予想していなかったことです... "Life Is Good" がピークではなかったようで。彼は売れてからもう10年ぐらいたつので、ヒップホップ界ではもう無敵なのかもしれません。💎
3.レイ・シュリマー
アルファベットだと日本語でどう読むのかが分かりにくい米ラップ・デュオ、Rae Sremmurd(レイ・シュリマー)。2016年から2017年にかけて「ブラック・ビートルズ」という曲が7週間の全米1位を記録しています。中毒性のある曲で、二人の声帯の違いが聴いていてちょっと気持ちいい曲です(※主観)。あと、3年前に大ヒットしたリゾの "Truth Hurts" とメロディーが似てますよね、自分はどちらかというと「ブラック・ビートルズ」派ですが。そんな特徴的なレイ・シュリマーですが、結論から言うと結局あまり長続きしませんでした。レイ・シュリマーの一人、スワエ・リーはまだまだ可能性がありますが、レイ・シュリマーとしては2018年でもうメインストリームから除かれてしまった感じがします。当時のシングル "Powerglide feat. ジューシー・J" はかなりかっこいい曲でしたが、チャート・アクションは予想以下のスケールで、1,2年前に大ヒットを飛ばしていたアーティストのチャート・アクションとは思えませんでした。ジェネイ・アイコとの不思議なナンバー "Sativa feat. レイ・シュリマー" もその年ヒットしましたが、2019年以降は彼らの名前をほとんど見ていません。🐞
4.D.R.A.M.
「ブロッコリー feat. リル・ヤッティ」が大ヒットした米ラッパー、D.R.A.M.(ドラム?)については情報量が少なかったので少し調べてみたところ、大ブレイクした2016年以降作品をリリースしていませんでした。「ブロッコリー」でグラミー賞にもノミネートされていたので前途有望と思われていたはずですが、2016年以降はアルバムどころかミックステープも出していません。何か理由があるのかどうかは分かりませんが、復帰して再びヒットを出すところも見てみたいです。🥦
5.ポスト・マローン
彼は2017年に全米Top10入りした "Congratulations feat. クエヴォ" の印象が強かったので、長いこと彼のデビューは17年なのかなと思っていましたが、2016年に "White Iverson" という曲で一旦ブレイクしていました。どちらも彼のデビュー・アルバム『ストーニー』(2016) からのシングルですが、"White Iverson" のヒットから1年以上たったところで "Congratulations" がチャートを上がってくるという事象が起きていて、これはかなり珍しいチャート・アクションです。何かが壊れたような音楽というファースト・インプレッションを持った "Congratulations" ですが、聴くたびにどんどんはまっていきました。ロング・ヒットしたのもよく分かります。...で、それ以降の彼の活躍はもはや説明不要かもしれませんが、個人的に "Candy Paint" のメロディーがすごく好きだった2018年の『ビアボングス & ベントレーズ』時代、"Sunflower with スワエ・リー"、"Goodbyes feat. ヤング・サグ" など中毒性の高い曲がさらに増えた2019年の『ハリウッズ・ブリーディング』時代はまさに黄金期でした。2022年の新アルバム『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』では比較的低調なチャート・アクションに落ち込んでしまいましたが、これ以降も何曲かヒット曲を出してくれそうです。何というか、ポスマロは自分の青春なので、そう簡単にメインストリーム落ちしてほしくないですね。🌻
サマリー(サマリー?)
17~18年ブレイクのラッパーに比べると、16年ブレイクのラッパーは続きが悪い!一時的な流行、というのが多かった!
...雑な記事ですみません。書きたくなったので書きました。
もうちょっと頭の整理がついてから書いた方がよかったかも。
とりあえず、2016年のラッパーは最近全然名前を聞かないよなあ...と思っていて、
それを記事にしたかっただけです。
もし読んでくださった方がいらっしゃいましたら、感謝申し上げます。