よしっぺの独り言

おばばの気まぐれ生活

3月11日という日

2012-03-11 15:55:02 | 日記

一年前の今日、信じられない大地震の発生。その日私はどうしていたのだったかしら。そう、家にいて、長く続く大きな揺れに

不安で犬を抱いて表へ飛び出していた。隣の接骨院からも人人が出てきてみえ、その顔、顔をみて少し私の足の震えも少し  

治まっていた。

日本中で感じたであろうこの揺れ。この日からこんな想像もできない悲しい日々の毎日がスタートしたのである。

一年目にあたる今日までの毎月の11日、手を合わすことに努めてきたが、実際の被災者、遺族の比では到底ないことと思う。

追悼の式典の模様が中継され、ともに参列の気持ちで見入っていた。お三人の方のお言葉に胸が締め付けられた。

当日結婚したばかりの息子と娘、両親をなくされたという女性、お嫁さんのお腹には赤ちゃんがいて7月に出産され息子さん

の忘れ形見としてすくすく育ち元気という、小さな灯りだろうけど残された家族の生きがいになることと思う。

 そのあとちらっと見た別番組では、18歳の女子高校生の新規採用に東京の社長さんがわざわざ出向き、どん底を

見つめた人間はやがて強くなり、きっと会社を支えて行ってくれる人間になるだろうといって、40年ぶりに高卒の採用を

決行されたという。いいお話で嬉しかった。その高校生からも悲しみを抑えた前向きの姿勢をかんじた。

 奇しくも同じ日名古屋で行われたウィメンズマラソンも日本中に力を与えてくれた。(うるう年のおかげかな)

一人ひとり、それぞれの思いとともに、42.195という長い距離の戦いの時間の内にはきっとこの大震災のことも

彼女たちの走る思いのに後押しになっていたことと僭越ながら応援しながら思った。

娘夫婦が応援に行ってるとメールが来た。走ることが趣味の娘たち、頑張って応援してるみたいでした。

 もう春はもう隣にいます。被災地の人たちの涙もはやく乾き笑顔が少しずつでも回復していきますように、

なお祈らなければいけないと思います。

     ちょっと今日は思ったことかいてみました。忘れないためにも。