アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

エストニア

2006年07月29日 | 旅行
7月25日(火)

今日は、注文している設備の工場調査。初めての旧ソビエト地区の訪問。
ヘルシンキの港で出国手続きをして、高速船で南下。冬場は海が氷結するので、最近では砕氷フェリーが運航しているが、従来は、海を車で渡っていたとの事。いまでもスウェーデンのストックホルムとの間は車で往来しているという。

約1時間半のファーストクラスの旅。軽食、アルコール自由だが、朝食のすぐ後なので遠慮する。他の乗客は、たっぷり食料を皿に取っている。ここで朝食を済ませるつもりらしい。エストニアの港に到着して、入国手続き後、迎えの車で約50km東へ。道路は、アスファルト舗装が重ね塗りになっている。冬場にスパイクタイヤで削られた道路は、補修は短い夏場しか出来ないため、アスファルトを剥がして再舗装するような余裕とお金が無いのだろう。

言葉は比較的フィンランドと似ているらしく、しかも物価が安いので、特にアルコールの買出しに出かける人も多いらしい。街は、ヘルシンキと比べて若干貧しい様子がうかがえるが、ソビエトが崩壊してゼロからスタートした国なので、活気にあふれている。

工場調査後、日帰りでヘルシンキに帰ったが、出航までに少し時間があったので、タリンの旧市街を車で案内してもらった。石畳のせまい坂道を行くと、観光客が結構多い。しかし、もう一度来て見たいと思うような街でもない。

工場を出て50km走りエストニアの首都Tallinn(タリン)へ戻り、船で一時間半の旅、更にヘルシンキの港から110km北上してLahti(ラハティ)のホテルへ。結局、帰ってきたのが20時頃。まだ陽は高いが、朝の7時半にホテルを出て、丸一日の日帰り出張、疲れた。

(ラハティのホテルから見える、街外れのジャンプ台)




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