2月12日(日)
スピルバーグの映画で、題材がミュンヘン・オリンピックのイスラエル選手団人質事件との予告を見て、少し政治色が強そうだが興味があったので、いつものBelgrano Multiplex に出かけた。(日本版タイトル「ミュンヘン」)
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/munich/
いつものようにHeraldの広告で時間を確認して、1時10分開始の、今日は2回目の上映を狙って行った。映画館の正面に大きく$6.5と表示があり、この一週間で0.5ペソ値上がりしたらしい。窓口で$10支払うと、これでは足りないと言っている。何故だと聞いても、スペイン語の答えは聞き取れないし、数字もよく聞き取れないので、$2の紙幣を追加すると、50センターボおつりをくれた。$11.5(460円)と言うことだが、いつもは当日の初演で50%割引になっているのかもしれない。
切符を買ったものの、映画館の内部はスクリーンが3箇所しかなく、お目当てのNo.4スクリーンがどこにあるかわからない。モギリのおばさんに聞くと、向かいの映画館を指差した。違った映画館が2館で競い合っているのかと思ったら、No.4~6は別館になっていた。案の定、内部はガラガラで、本日の観客は7名。真夏のため薄着で来ているのに、館内は冷房が効きすぎて寒い。
映画は、予想通り、重い物語になっていた。人質を取ったパレスチナのテログループに復習するために派遣されたモサド(イスラエルの諜報機関)のメンバーが、テログループの首謀者を一人ずつ暗殺していくが、今度は逆に相手から狙われて、一人ずつ殺されていく。自分たちがやったのと同じような方法で、仲間が殺されていく。家の中の、ベッドの中、テレビ、電話と、爆弾を仕込んでいそうなところを探すところが怖い。最後には主人公も殺されて終わりかなと予想していたが、スピルバーグは単純な終わり方はしない。
イスラエルとパレスチナは、きわめて政治的な対立を続けているが、この映画は、一人のモサドの工作員を人間として描き、家族にスポットを当てている。「俺たちには帰る国が必要だ。」と話す工作員の気持ちは、平和な日本で生まれ育った身としては実感が湧かない。主人公は生き残るが、復習の応酬が今も続いているという余韻を残した終わり方になっている。スペイン語字幕のため、理解できる英語は50%程度で、やっとストーリーが追えた。しかし日本語字幕で、もう少し正確に内容をつかんで見たい気がする。
映画が4時に終わって外に出ると、3階で上映されているので、その階段から延々と館の外まで行列が続いている。ちょっと時間をずらせて来れば並ばなくてもいいのに。または、指定席にすればいいものを、少し遅れている。次回は「Syriana」、実話のスパイ物。原書で読んでいて、途中でギブアップした。毎週一回では追いつかない。
スピルバーグの映画で、題材がミュンヘン・オリンピックのイスラエル選手団人質事件との予告を見て、少し政治色が強そうだが興味があったので、いつものBelgrano Multiplex に出かけた。(日本版タイトル「ミュンヘン」)
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/munich/
いつものようにHeraldの広告で時間を確認して、1時10分開始の、今日は2回目の上映を狙って行った。映画館の正面に大きく$6.5と表示があり、この一週間で0.5ペソ値上がりしたらしい。窓口で$10支払うと、これでは足りないと言っている。何故だと聞いても、スペイン語の答えは聞き取れないし、数字もよく聞き取れないので、$2の紙幣を追加すると、50センターボおつりをくれた。$11.5(460円)と言うことだが、いつもは当日の初演で50%割引になっているのかもしれない。
切符を買ったものの、映画館の内部はスクリーンが3箇所しかなく、お目当てのNo.4スクリーンがどこにあるかわからない。モギリのおばさんに聞くと、向かいの映画館を指差した。違った映画館が2館で競い合っているのかと思ったら、No.4~6は別館になっていた。案の定、内部はガラガラで、本日の観客は7名。真夏のため薄着で来ているのに、館内は冷房が効きすぎて寒い。
映画は、予想通り、重い物語になっていた。人質を取ったパレスチナのテログループに復習するために派遣されたモサド(イスラエルの諜報機関)のメンバーが、テログループの首謀者を一人ずつ暗殺していくが、今度は逆に相手から狙われて、一人ずつ殺されていく。自分たちがやったのと同じような方法で、仲間が殺されていく。家の中の、ベッドの中、テレビ、電話と、爆弾を仕込んでいそうなところを探すところが怖い。最後には主人公も殺されて終わりかなと予想していたが、スピルバーグは単純な終わり方はしない。
イスラエルとパレスチナは、きわめて政治的な対立を続けているが、この映画は、一人のモサドの工作員を人間として描き、家族にスポットを当てている。「俺たちには帰る国が必要だ。」と話す工作員の気持ちは、平和な日本で生まれ育った身としては実感が湧かない。主人公は生き残るが、復習の応酬が今も続いているという余韻を残した終わり方になっている。スペイン語字幕のため、理解できる英語は50%程度で、やっとストーリーが追えた。しかし日本語字幕で、もう少し正確に内容をつかんで見たい気がする。
映画が4時に終わって外に出ると、3階で上映されているので、その階段から延々と館の外まで行列が続いている。ちょっと時間をずらせて来れば並ばなくてもいいのに。または、指定席にすればいいものを、少し遅れている。次回は「Syriana」、実話のスパイ物。原書で読んでいて、途中でギブアップした。毎週一回では追いつかない。
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