2008年8月8日(金)朝方28℃
今日は北京オリンピックの開会日、しかし、当地のNHKワールドは放映権がないので、ニュースで結果を見るしかない。最近は、朝夕湿度が高く、冷房の利いた屋内から一歩外に出ると眼鏡が曇る。冷房を入れると、部屋の天井裏のエアコンのダクトで結露して、天井から水滴が落ちてくる。クッキーの空き缶で水滴を受けている。まるで、雨漏りの部屋のようだ。
2週連続釣果がなく、釣り日誌を書く意欲もおきなかった。入社以来の友人のK君が3か月の短期応援でやってきた。たまたま食堂で顔を合わせたら、来たばかりで、休日をどうして過ごしたらいいかと聞いてきた。答えられる返事は一つだけ、今日はK君を連れて釣りに行くことにした。
サンゴ礁の海でケガをしないように、ダイビング用のシューズと手袋を買わせ、手持ちの竿、リールそして餌まで用意してやった。6時20分が干潮なので、40分に待ち合わせ、7時から釣り開始。「根掛かりしやすいよ。」「リールの使い方を教えようか。」と言ってあげたが、「大丈夫、大丈夫、わかってる。わかってる。」と取り合わない。昔からこの調子で、ゴーイングマイウェイで人の話をあまり聞かない。気を使う相手でもないので、やりたいようにやらせておいたら、一回目で根掛かりさせ、リールをもつらせ、四苦八苦している。結局、海の上では難しいと、いちど陸に上がったまま戻ってこない。
干潮の海は、波はないが透明度は悪く、むしろルアー釣りには好都合と思ったが、今日も当たりが来ない。手持ちの各種ルアーを試してみたが、全く駄目。時計を見ると既に8時半になっていた。あまり陽が高くなると釣れないが、せめて9時までやってみようと、陸で待っているK君を気にしながらルアーをひたすら投げ続けた。
ほとんどあきらめかけていた8時40分、3週間ぶりにヒット!
けっこうきつく絞っていたリールが軽く逆転する。ドラッグをさらに絞ると、今度は竿が大きくしなる。今まで経験したことのない引きの強さ。時々、根掛かりしたのではないかと思えるほど、竿がしなるだけでリールが巻けない。ひょっとして間違ってサメでも釣れたのではないだろうか。
あまり無理をせず、少しずつ巻き上げる。少し近づいてきたら、今度は右に左に泳いで逃げようとする。あまり強いので、竿だけにたよらず、岩礁の上を移動しながら、少しずつ巻き上げる。5m程度近くなって、やっと海底に、白い魚影が見えてきた。間違いなく黄金アジだ。しかし、大きさまでは判断できない。この引きの強さは、昨年の62cmの記録を更新するかもしれない。6号の糸、最も信頼できるRapalaの2重フック、ここまでくればしめたものだ。タモ網をすぐに腰から引き出せるようにして、更に巻き上げようとした時、足もとの岩礁の下にもぐりこみ、その瞬間、ブチっと糸が切れた。1600円のルアーとともに逃げられてしまった。
引き上げた糸は、こすれた状態で切れていた。足元の岩礁の岩角で擦れたのだろう。6号の糸を切られたのは初めてだ。次回はワイヤーを使った方がいいかもしれない。
さすがに、意気消沈し、疲れたので、きょうはこれでやめることにした。K君に紅海の味をご馳走できると思ったが、これで3週連続ボーズとなった。ノルマは月1枚、ヒットしただけでも良しとしよう。先月までの3回は、60cm前後でありながら、非常に簡単に取り込むことが出来たが、今日のような強敵がいるとは、まだまだ釣りは奥が深い。
今日は北京オリンピックの開会日、しかし、当地のNHKワールドは放映権がないので、ニュースで結果を見るしかない。最近は、朝夕湿度が高く、冷房の利いた屋内から一歩外に出ると眼鏡が曇る。冷房を入れると、部屋の天井裏のエアコンのダクトで結露して、天井から水滴が落ちてくる。クッキーの空き缶で水滴を受けている。まるで、雨漏りの部屋のようだ。
2週連続釣果がなく、釣り日誌を書く意欲もおきなかった。入社以来の友人のK君が3か月の短期応援でやってきた。たまたま食堂で顔を合わせたら、来たばかりで、休日をどうして過ごしたらいいかと聞いてきた。答えられる返事は一つだけ、今日はK君を連れて釣りに行くことにした。
サンゴ礁の海でケガをしないように、ダイビング用のシューズと手袋を買わせ、手持ちの竿、リールそして餌まで用意してやった。6時20分が干潮なので、40分に待ち合わせ、7時から釣り開始。「根掛かりしやすいよ。」「リールの使い方を教えようか。」と言ってあげたが、「大丈夫、大丈夫、わかってる。わかってる。」と取り合わない。昔からこの調子で、ゴーイングマイウェイで人の話をあまり聞かない。気を使う相手でもないので、やりたいようにやらせておいたら、一回目で根掛かりさせ、リールをもつらせ、四苦八苦している。結局、海の上では難しいと、いちど陸に上がったまま戻ってこない。
干潮の海は、波はないが透明度は悪く、むしろルアー釣りには好都合と思ったが、今日も当たりが来ない。手持ちの各種ルアーを試してみたが、全く駄目。時計を見ると既に8時半になっていた。あまり陽が高くなると釣れないが、せめて9時までやってみようと、陸で待っているK君を気にしながらルアーをひたすら投げ続けた。
ほとんどあきらめかけていた8時40分、3週間ぶりにヒット!
けっこうきつく絞っていたリールが軽く逆転する。ドラッグをさらに絞ると、今度は竿が大きくしなる。今まで経験したことのない引きの強さ。時々、根掛かりしたのではないかと思えるほど、竿がしなるだけでリールが巻けない。ひょっとして間違ってサメでも釣れたのではないだろうか。
あまり無理をせず、少しずつ巻き上げる。少し近づいてきたら、今度は右に左に泳いで逃げようとする。あまり強いので、竿だけにたよらず、岩礁の上を移動しながら、少しずつ巻き上げる。5m程度近くなって、やっと海底に、白い魚影が見えてきた。間違いなく黄金アジだ。しかし、大きさまでは判断できない。この引きの強さは、昨年の62cmの記録を更新するかもしれない。6号の糸、最も信頼できるRapalaの2重フック、ここまでくればしめたものだ。タモ網をすぐに腰から引き出せるようにして、更に巻き上げようとした時、足もとの岩礁の下にもぐりこみ、その瞬間、ブチっと糸が切れた。1600円のルアーとともに逃げられてしまった。
引き上げた糸は、こすれた状態で切れていた。足元の岩礁の岩角で擦れたのだろう。6号の糸を切られたのは初めてだ。次回はワイヤーを使った方がいいかもしれない。
さすがに、意気消沈し、疲れたので、きょうはこれでやめることにした。K君に紅海の味をご馳走できると思ったが、これで3週連続ボーズとなった。ノルマは月1枚、ヒットしただけでも良しとしよう。先月までの3回は、60cm前後でありながら、非常に簡単に取り込むことが出来たが、今日のような強敵がいるとは、まだまだ釣りは奥が深い。