『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

ファシリ生の涙☆

2012-07-23 14:36:46 | Weblog
こんにちは、マッキーです。

この土日は、プロのアートセラピストを目指す方のための専門講座『ファシリテータートレーニングコース』がありました。

当日の様子は、しばしばブログにもありますが、今回も盛りだくさんの豊かな2日間でした。
私もスタッフとして参加しながらも、毎回学びが多くあります。

今回は、山盛りのプログラムのなかでも、「研究発表」がメイン。
みんな2か月前に自分が研究するテーマをカードをつかって、決めます。

「安楽死と尊厳死」だったり、
「ネイティブアメリカン」だったり、
「ナルニア国物語」だったり・・・etc.

クエストで大事にしていることは、ただ「上手にしゃべる」ということではありません。
「自分をプレゼンする」ということです。

どんなにすてきな原稿があったって、それを読んでいるだけでは、その人は光りません。
「その人らしさ」を発揮して、内容を語り、人に伝えていく。
そのことを体験しながら習得していく時間です。

これは、何もプレゼンや発表の場でだけ必要になるものでありません。

普段から人に何かを伝えていく際、そして自分らしく表現していく際にも、とっても役立ちます。

12期のファシリ生達も、一人ひとり違う、魅力的な研究発表をしていました。
(殆どの人が寝不足だったようですが。なぜかな~笑)

そして、もうひとつ大きな体験としては、「ミニワーク」があります。

一人1時間ワークを考え、実際に仲間相手にワークを提供していくのです。

ミサ、ミニワーク中!



仲間が相手といえど、
“会社の研修”であったり、“はじめて会うママさん同士”であったり、いろいろ設定をし、
それになりきってもらいます。

フィードバックもみんなからバッチリもらいます。
(もちろん、しばしばからもビッチリバッチリ!)

でも、今までに8人の人がミニワークを行いましたが、
みんなワーク終了後は、何かをやりとげた人だけができる、そんな顔になります。

そして、みな目には涙が☆

もちろん悔しい涙もあるでしょう。
緊張から解放され、ほっとした涙もあるかもしれません。
やりとげた達成感の涙もあるかな。

そんなみんなの涙を見ていて、泣けるほど取り組めるものがあるってすてきだなと改めて感じました。

「ミニワーク」に向き合い、
自分がやりたいことに向き合い、
自分のあらわれに向き合い、
みんなの反応に向き合い、

そんな時間を思いっきり過ごしたことにこそ、自信を作り出す原動力があるような気がします。

そして、一緒にこの体験を共有していくから、ファシリ生はみな『仲間』になっていくのかもしれません。

そうそう、こんな風に書くと、
「私にはファシリなんて無理だわ~」と思ってしまう人がいるかもしれませんが、
そんな心配は何も必要ありません。

今回の12期のみんなも、受講する前はそんな風に言っている人も多かったですが、
いざはじまってみると・・・できるもんです。

というより、「やれるかどうか」より、「やってみるかどうか」。

この違いは小さいようで、ものすごく大きい。

つまり、ファシリのみんなは「やってみようとする」人たちだということです。

私は、何人も何人も何人も、見てきました。
「無理だー」「自信ないー」と言っていた人たちが、チャレンジして、やってみて、とってもいい顔になっていくのを。

まぁ、私もそうですが。。。(笑)


とにかく、この2日間もみんな思いっきり取り組みました!
模擬ワークも、ミニワークも、研究発表も重なった人もいましたね、笑
本当におつかれさまでした。

あ、このすてきなファシリ生たちに、11月に会えますよ!
彼らが主宰するワークショップが11/23(金祝)に開催されるのです。
詳細はまた追ってお伝えしますが、みなさん空けておいてくださいねー。


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