『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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アートカウンセリングを活かす(卒業生の紹介)

2015-03-03 18:59:07 | 卒業生の紹介
こんにちは、ふみぽんです。
皆さま、お元気でしょうか?

目黒川沿いの桜のつぼみが少しづつ膨らんできています。

もうすぐ春ですね~~~
ちょっとウキウキしています。

ところで、今日は東京の卒業生について紹介します。

渡部 聖子さん、
障害者施設で、相談支援専門員として働いています。



彼女は、障害者の方やそのご両親とのカウンセリングに
アートを使っています。

『言葉』だけのカウンセリングと
『アート』を取り入れた時のカウンセリングとの違いを
話してくれました。

・問題がはっきりと絵に表れてきて
 クライアント自身が理解しやすいこと。

・また、いろんな悩みを抱えていて混乱している場合
 まずは絵や文字で描き出していく。

 そうすると、クライアント自身で
 何が今の一番重要な悩みが何なのかを発見し納得する。

この2点について
言葉だけのカウンセリングよりも
アートを使うことでの成果を実感しているそうです。

さらに
絵を通して、自分の心の状態を客観的に見ることで
感じている『感情や気持ち』に気づいて
自然に話してくださるようになったそうです。



例えば

『こころに鎖が絡んでいるような感じ』と
クライアントが話したときには

それを絵に描いて
本人にも見てもらったそうです。

すると、ぽつりぽつりと自分が感じているつらさを話してくれた・・・

というような
エピソードもあったそうです。

また、継続してカウンセリングを行っている方に対しては

前回描かれた絵も保存しておいて
次のカウンセリングのスタート時に振り返りに使っているとのこと。

忘れてしまったり
方向性がわからなりそうになった時

言葉は、録音していないと消えてなくなってしまいますが
アートは、目に見える形で残っている。

再確認ができるのです。

彼女は、これからもアートを取り入れたカウンセリングを
活用していきたいということと

障害者の方だけでなく
そのご家族や、支援している方々にも
アートセラピーを提供していきたいと

熱い想いを語っていました。



こんな素敵な場がたくさん増えたらいいですね。

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                           by fumipon







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