広がるアートセラピーの場

こんにちは！mackeyです。
今日の東京はとってもさわやかですね

世間では「５月病」が出没する時期でもありますが、私も大学に入ったばかりの頃「５月病」ならず「４月病」にバッチリ浸っていました
気候がよくなって、新しいことがはじまって、みんながキラキラしていればしているほど、ぽっかーり心に穴があくような・・・。

もう随分そんな気持ちは忘れていましたが、昨日ある大学に行って、学生さんたちに触れているうちにその頃の気持ちや、学生の頃に味わっていたいろんな気持ちがぎゅっとよみがえってきました。

昨日行ったのは都内にあるＯ大学。
そこで教授をしているＦ先生から、ゼミに呼ばれたのです。
１６人の大学３年生達ににフォトセラピーを体験してもらいました。

最初のみんなの印象は、元気で明るくて。
しかも礼儀正しくて、なんだか楽しそう。

授業をすすめていくうちに、何人かの写真を順番にみんなで見る時間がありました。
クラスのなかでもとっても明るく感じられた、ある女の子の写真を見ていたときです。
彼女はこんな風につぶやいていました。

「この影が自分ぽいんだよね。みんなはそう思わないだろうけど・・・」
「私、結構暗いんだよ」

友達と一緒にいるときはワイワイ楽しくやってるけど、もちろんそうじゃない自分もいる。
そのことを普段はいちいち考えたりしないかもしれないけれど、ふとしたきっかけで出てくる。
そしてそのことを写真を通して、ちょっと話す。
写真を見ているうちに、いろんな発見もある。
そうしたら、なぜかちょっと元気になってきた？
あれ？
あれあれ？なにが起こったんだろう？

そんな体験を一緒に共有させてもらった時間でした。

「セラピー」という名前がつくと、
「すごく悩んでいる人や問題を抱えている人が受けるもの」
という印象がまだまだ根強くあるようですが、本当にそんなことはないんです。
難しいものでもありません。

こんな風に大学のゼミや、もっと身近なところでできたら、もっともっと日本は元気になるのになーと思います。

ゼミの９０分が終わる頃には
「あー、そうだった。若くて、元気で、明るくて。
でも、学生の頃ってそれはそれでいろんなこと感じたり、悩んだりしてたよな。」
ということを思い出しました。

でも、そのこと自体が素敵で、キラキラしていることなんだ
と気付くのは、きっともっと後ですよね・・・



今週の土曜日は、流山の幼稚園で、先生や園長先生たちにアートセラピーをやってきます！

アートセラピー、今人気だぞー


written by mackey