将来の夢

こんにちは、マッキーです。
暑いですね！

オフィスに来る道すがらも、すっかり夏模様。
道には太陽の日差しをたっぷり浴びた木の葉の影が元気良くのびています。



先日、週末のワークショップについて書きましたが、
３連休の３日目は、NPO法人子ども未来研究所主宰グロースセミナーのセットアップの日でした。

なんと、今年はアトリエっ子が二人、グロースに参加します。

NとA。小学3年生の男の子。
彼らは私が越谷でやっているアトリエの幼児クラス出身で、今は小学生クラスに通っています。

そんな彼らが！北海道へ！！

私はしばらくグロースに参加はしていませんが、オフィスでいろいろと話はききます。
セットアップのこの日も、二人のことが気になってしまって（笑）会場に行ってみました。

いたいた！二人とも楽しそう！

NもAも、本当にすてきな子どもたちです。

Nはユニークで、とてもすてきな世界観を持った魅力的な男の子。

ある時、アトリエで友達と喧嘩をしました。
いつまでたっても、ご機嫌ななめ。
グジグジしています。

そこで、ききました。

「ずっとこの状態続けたい？」

何も反応しません。

「これを終わりにしたい？」

すると彼は「うん」と頷きます。

「じゃぁ、終わりにしよう。自分でちゃんと終わらせよう！」と言うことで、
何かを破いたんだったか、たたいたんだったか、
具体的に何をしたかは忘れてしまいましたが、
ちゃんと彼はそのいやーな空気を自分で終わらせました。

そして、子どものすてきなところはここ。

次の瞬間、ケロッと笑って、
「ねぇ、見て！」と自分が段ボールでつくったおうちを笑顔で見せてくれたのです。

自分の力でちゃんと終わらせること。
そして、終わらせたらひっぱらず次に気持ちを向けること。
Nは、そんなものすごい力を私に見せてくれた子です。


そして、A。
Aはやさしくて、いるだけで周りもワクワクさせてしまう、キラキラ笑顔のムードメーカー。

彼ははじめの頃、承認の時間になると、
耳をふさぎ、「あ～あ～あ～」と言って、私たちの承認のことばをききたがりませんでした。
時には走って逃げていきます。

それでも、ある時から、もぞもぞしながらも、じっくり私たちの承認のことばに耳を傾けるようになりました。

と同時に、どんどんアトリエで彼の存在感は増していき・・・。

自分を受け入れることが、どれほどその存在を色濃くしていくのかを私に教えてくれたのがAです。


そして、そんな彼らには「将来の夢」があります。

Nの夢は、「はっくつしゃ」。
一番発掘したいものは、恐竜のほね！

そして、Aの夢は「えかきさん」。
みんなが落ち込んだとき、この絵を見たら元気になれそうな絵を描けるようになりたいそう。

なんて、すてき！

グロースには、子どもの頃からの夢を実現している子ども達（今は大人）が実際にいます。
夢を実現するための力、北海道でもたくさん育ててきて欲しいな。

私自身、NやAと出会った「アトリエ」をやることは、小さい頃から描いていた夢のひとつ。
そんな漠然と描いていた夢を実現できたのは、「アートセラピー」があったから（ハッキリ！）。

自分が何をしたいのか。
どうなったら嬉しいのか。

そんな声に丁寧に耳を傾けて、大人になった私たちも、これからさらなる夢を実現していきましょ☆



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