どーも、とうとう関東も梅雨入りし雨具が欠かせないmi-moです。外仕事の宿命ですね。
緊急事態宣言下でなかなか遠出出来ない中ですが「行かなきゃ一生後悔する!」と思って行ってきました。
と
どちらもweb事前予約制で入場制限してました。
特に戯画の方は販売開始すぐ土日が埋まる盛況ぶり。皆さん楽しみにしてたんですねー。
まずは鳥獣戯画展!
1番有名な甲巻だけでなく、乙巻、丙巻、丁巻の展示と巻物が収蔵されていた高山寺の明恵上人や鳥獣戯画の断簡(切り離されたページ)や模本(模写)など内容盛りだくさんの展示でした。
私は鳥獣戯画と言ったら「びじゅチューン!」
程度の知識でしたが、解説も丁寧で戯画の歴史や当時の文化なども学べて良かったです。
ちなみに音声ガイドは山寺宏一さん!ゲスト(?)のウサギや子犬(cv恒松あゆみさん)との掛け合いが面白かったです。
話題になっていた動く歩道での甲巻鑑賞ですが、
速すぎず遅すぎず、常に最前列なので意外と見やすかったです。
鳥獣戯画に関わらず小さい展示物はいつも人波をかき分けなきゃいけないのでこの展示方法が流行ればいいのにと思ったくらいでした。
一人の作家の作品かと思っていたら色んな時代の色んな人が描いたものだったそうで、和紙の年代や筆のタッチについても解説がされていて研究者の執念を感じました。
それでもまだ謎に包まれた部分の多い鳥獣戯画、展示会を通してさらに好きになりました。
その後、上野公園内のレストランで昼食をとり、
イサム・ノグチ展へ
私は北海道のモエレ沼公園で彼の名を知りました。なので遊具や大型モニュメントのイメージが強いのですが、
今回の展示は主に彼の彫刻とあかりシリーズの展示でした。
ブロンズ、石、紙…様々な素材で作られた彫刻(中にはソファまで!)はそれぞれに特色があって面白かったです。
特にブロンズの彫刻は細かいパーツが組み合わさっていて、見る方向で形が変わるのがなんだか楽しかったです。
香川県には彼のアトリエが庭園美術館として残っているそう。
映像展示では雨にうたれる石の彫刻が悠然とした姿で紹介されていて是非言ってみたいと思いました。
併設のカフェ、レストランではコラボメニューも。
知ってたらここで食べたのに!
リサーチ不足でした。
1日に2つも美術展を見てやや頭がパンク状態なんですが(笑)
やっぱり本物に触れる機会は欠かせないなと思う1日でした。