9月に入り、心なしか風が涼しく感じます。やっと秋になったかなと思っているmi-moです。
最寄り駅に貼ってあった展覧会のチラシを見て必ず行こうと決めていました。
鎌倉文学館で7月から行われている作品展です。
私の中で岡田淳氏といえば「こそあどの森シリーズ」です。
主人公のスキッパーが森に住む人たちと共にハプニングを起こしたり巻き込まれたりする物語です。
子供の頃学校の図書室や地域の図書館で借りて読んでいた記憶があります。
館内は撮影禁止ですが、敷地のあちこちにスキッパーのパネルが飾ってありました。
鎌倉文学館の風情ある建築とマッチしています。
この建物自体も由緒あるものなのだとか。
「当館は、旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄贈を受け、昭和60年(1985)以来、文学館として活用しています。国の登録有形文化財となっている格調と気品あふれる建物の中に、鎌倉ゆかりの文学者の展示を行ない、文学資料の収集保存など様々な活動をしています。」(HPより抜粋)
作品展は挿絵に使われた作者直筆の原画の展示や原稿、プロットなどです。物語の一部が挿絵に添えられていて読んだいたときのワクワク感がよみがえりました。(もちろんこそあどの森以外の著書の原画もありますよ!)
これらの児童文学のおかげで今も本が好きなんだろうなぁ。
中学生くらいでシリーズから離れてしまいましたがその後もシリーズは続き、今年の2月に最終巻が刊行になったそうです。
知らなかった!
平日ということもあり館内は私と同じような(子供のころ読んだ)大人が多かったです。
結局、家に帰ってからも気持ちが醒めず閉館15分前の図書館に駆け込み本まで借りてきてしまいました。
児童文学って心をフワッとさせる不思議な力がありますよね。
作品展は18日までだそうです。鎌倉観光の際はぜひお立ち寄りください♪