前回に引き続きイギリス旅行備忘録です。
今回のイギリス旅行はガーデン巡りの旅でもありました。
一個一個書くと長くなっちゃうので簡単(?)にご紹介したいと思います。
イギリスの6月はガーデン巡りには最適な季節という事で本当にどこも綺麗でした。
【グレートディクスター】
有名な庭師、クリストファー・ロイドの住まいだった邸宅
歴史的な建物と美しいガーデンが魅力です。
小雨の降る中だったのが残念でしたがそれでもガーデンは色彩美しい花々で彩られていました。
背の高い植物とグラス類(イネ科とかの葉の細い植物)が多く、緑の霧のに包まれているような感覚でした。
トピアリーが不思議な形をしていておとぎ話に出てきそうです。
【シシングハースト城】
もともとは中世の領主邸でガーデンとして造り直されたのは
20世紀に入ってから。現在はナショナルトラストが維持管理しているそうです。
生垣で区分けされたガーデンはそれぞれテーマが違っていてどれも素敵。
色形の違う草花がバランスよく組み合わさっていて見やすかったです。
古いレンガ塀に這う蔓が歴史を感じさせます。
【ウイズリーガーデン】
最寄駅からバスで1時間というちょっと辺鄙なところにあるこのガーデンは
温室、ボーダーガーデン、バラ園、果樹園、林など様々なエリアに分かれ1日あっても見切れないほど。
エリアごとに雰囲気も違うし、花も葉も色彩豊かで観る者を飽きさせない素敵なガーデンでした。
道幅も広いし車いすやベビーカーの人も多くバリアフリーな設計がされているのもいいところ。
カフェのクッキーが可愛いの!
【キューガーデン】
言わずと知れたイギリス屈指の植物園で遠足の団体が多いのもうなずけます。
子供が好きそうな仕掛けもちらほら。
こちらもとにかく広いです。一つ一つの木や花が大きくて圧倒されました。
植栽デザインも素敵ですが、その説明も表記しているのが嬉しいところ。
花やデザインに詳しくない人も楽しめる場所だなと思いました。
お次は都市部の公園です。
こっちは観光地というより住んでいる人の憩いの場って感じでした。
【オリンピックパーク】
2012年のロンドンオリンピックの主要開催地です。今は競技場としてだけではなく
イベント開催やアクテビティもやってるみたい。
絶叫系(?)もありましたよ。
【ハイドパーク】
私にとっては学生時代に都市景観学や庭園学でよくテストに出てきた公園。
「お花でいっぱい」というよりは芝生があって木陰があって「余暇を過ごすのに最適な場所」という印象を受けました。
ベンチだけでなくデッキチェアまで。おしゃれ!(だけどデッキチェアは有料なの!)
カフェでは「ソーセージ&マッシュ」を頂きました。
ゴミ収集車はISUZU(そんなとこ見なくていいのに)
【ケンジントンパレス】
ハイドパークの隣にある宮殿。ダイアナ妃が15年間お住まいになっていたそうです。
すぐ脇のサンクンガーデンも品があって素敵でした。
何よりパレス脇のショップに王室やダイアナ妃関連の商品がずらりと並んでいて人気のほどが覗えます。
【エンバークメント】
テムズ川そばの公園が気になって寄り道。
綺麗な芝生とオープンテラスのカフェはそれだけで画になります。
路上チェスでは若者にアドバイスするおっちゃんの姿が。
ビッグベンは工事中でしたがロンドンアイは見れたので満足です。
公園ではみなさん芝生の上で寝転んだり、おしゃべりしたり、ゆったり贅沢な時間を過ごしているようで
ロンドンっ子は公園の使い方が上手いなと感心しきりでした。
でも、日本にはなかなかゴロゴロできる公園って少ないような気もします。やっぱりお国柄かな。