朝日新聞の記事にこんなのがありました。
エルメスや高級和牛に政治活動費 誰に贈った?
https://www.asahi.com/amp/articles/ASP2P5DFHP25UTIL00M.html
記事によると、昨年の各議員の政治資金収支報告書を確認したところ、多くの議員が「贈答」「土産」としてエルメスや高級和牛店で買い物をしているそうです。
そういった「高級品」の支出に絞ると、西村経済再生担当大臣(716万円)を筆頭に、加藤官房長官(353万円)、麻生財務大臣(233万円)、武田総務大臣(149万円)の4人だけが100万円を超える額を報告しているそう。
こういう記事を取り上げると
「政治にカネが必要なのは今に始まったことじゃないだろう」
と言われそうですが、その中身があまりにアレなのが気になります。
「何を買ったか」は大した問題ではなく、この記事に対する各議員の対応がすごいのです。
西村大臣、加藤官房長官はこの記事内容について問われたところ、
「選挙区外の方へ贈っています」
と回答。
選挙区外へなら、政治家はいくらでも賄賂物品を贈って良いようです。
加藤官房長官にいたっては更に踏み込んで、
「政治資金規正法が定める記載事項以外の詳細は、法の趣旨に鑑み回答していません」
と答えたそうです。
政治資金規正法の趣旨は、政治家のお金の流れを透明化する事だと思っていました。
もし私以外にもそう思っている方がいたら、それは誤りのようです。
加藤官房長官がはっきりと答えています。
法の趣旨に鑑み回答しない
↓↓↓
政治資金規正法は
カネの流れを非透明化
するためのものだ
こういう人達が政権の中枢を担っています。
これを指摘せず流してしまえば、彼等の発言を認めたことになってしまう。
私にとって、絶対に認めることはできない発言です。