gooブログを流し見していたら、新型コロナについて的確に表現している方がいらっしゃいました。
「間違えないで!コロナは弱毒だからこんなことになっている」
という見出しで、ペストやエボラ菌との比較を介して新型コロナについて書かれていらっしゃいました。
弱毒だからこそ人(=宿主)は死なず、無症状だから皆感染に気付かずに移動し感染を拡大させてしまう。
でも、少ないながら一定割合の人は重症化し、亡くなる人もいる。
感染者数(=分母)が増えれば、分母程の増加率ではないけれど重症者・死亡者数(分子)も一定割合で確実に増える。
ゆっくりと、でも確実に、そのうちに医療関係のキャパシティを超え、重症者・死亡者の割合が増えていく。
これが新型コロナウイルスの恐ろしさだ
ということです。
「重症化率が低いから大丈夫」というのは本当に「今」だけを見た話だ、ということがよくわかる話でした。
世間では
「インフルエンザの方が死亡率は全然高いから、コロナなんて恐くない!」
と声高に言う人もいますが、インフルエンザは気温の上昇と共に自然と収まるから大事にならずに済んでいます。
新型コロナはいわば「収束しないインフルエンザ」だと思います。
もしインフルエンザが春になっても全く収まらなかったらどうなるでしょう?
恐らく今と同じ状況になるんじゃないでしょうか。
そう考えたら、死亡率が少しばかりインフルエンザより低いとしても、この新型コロナがいかに恐いものかわかるはずです。
「症状が軽いから新型コロナは恐くない」
というテーマについては、コロナ被害が目立ち始めた3月にある記事を読んで自分の認識を改めた事がありました。
、、今年の3月なのに、まるで遠い昔のような気がします。
次回はその記事について、おぼろげな記憶を辿って書こうと思います。