禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

首都圏の緊急事態宣言解除は

2020-05-22 00:43:24 | 日記
無理やり終わらせられた感のある黒川検事長の賭けマージャン問題。

今後は定年延長の閣議決定をした内閣の責任問題、訓告処分で済ませたために発生する7000万円超と言われる退職金などが議論を呼びそうです。



ですが、今回は検察から離れてコロナの話を。緊急事態宣言解除レースの最後を飾る1都1道3県についてです。

、、とおどけて書いてみましたが、私は埼玉県在住なのでもろに当事者です。



埼玉県内のコロナ感染状況は公式発表としては5月に入ってから劇的によくなっていて、ここ数日の新規感染者は多くて5人、今日の新規感染者は1人でした。


人口約734万人から考えれば現時点では「もう大丈夫」と見えますが、、


私の周りだけで言うと、埼玉県民はこの数字を信じていない人が多いです(爆)



その理由は主に以下の2点です。


・埼玉県は今まで色々やらかしているから

・市町村別の感染状況から考えると、検査漏れの感染者がかなりいると思われること




まず最初の今までのやらかしですが、そもそもの最初から埼玉県は虚偽報告をしています。


これには埼玉県民全員がずっこけました。

もともと埼玉県はコロナに対応できる医療機関が少ないと言われていましたが、まさかそれすら過大申告だったとは。

人口734万人で47床。。

この時から一気に埼玉県のコロナ対策は信用出来ない、という雰囲気が生まれます。


その後さらに追い打ちが。


当事者である保健所長が爆弾発言。


その後さらに決定的な追い打ちが。


感染の疑いが濃厚なのにもかかわらず、自宅待機を余儀なくされ死亡したケースが頻発したことが全国に報道されました。

ましてやこれは5月10日の記事です。



それから11日後の今日、

埼玉県は緊急事態宣言解除の目標値を満たしている

と言われて信用できるでしょうか?




そして2つ目の理由の市町村別の感染状況
です。


例として、ここ2日間で埼玉県入間郡越生町で2人の新規陽性者が確認されています。

埼玉県は市町村別のコロナ発生状況マップを毎日更新していて、私は毎日チェックしています。



埼玉県ホームページより



越生町はながらく数少ないコロナ感染者数ゼロの市町村だったのですが、5月に入り初の感染者が確認され、昨日今日で2人の感染者が確認されています。

越生町の人口は約10000人。

10000人のうち3人の感染者。

もし人口が100000人であれば30人の感染者です。



越生町、毛呂山町、ときがわ町のいわゆる埼玉西部3町は自然豊かで感染者数が比較的少ないため、連休中には緊急事態宣言下でありながら県内からかなりの数のアウトドアレジャー客があったという話を聞きました。


数字上、この越生町で感染が拡大している可能性があるのに、そういう個別の案件について県は何も発信しません。


もともと田舎ではコロナに感染したら隣近所から社会的に抹殺されてしまうという恐怖があるため、感染を隠す傾向があることが指摘されています。


埼玉県は南部の東京圏と、それ以外の地方圏が明確に別れているのが特徴の県です。

それを考慮しない県の報道は、埼玉県民から見たら「信用おけない」ものに映っています。少なくとも私のまわりでは。


さいたま市など、「東京圏」の都市部では感染は収束に向かっているかもしれません。

しかし、より郊外の地域では隠れ感染者が今も増えているのではないか?

埼玉県民はそれを心配しています。






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