MARSさまに初めてお会いしたのは、ラビフィーのミニイベントArt fieldが
記念すべき第10回を迎えたときのことだった。
いろんな意味でスペシャルな企画を考えたこのイベント、今や特撮界の
伝説にもなっている超星神シリーズ第1作目の【超星神グランセイザー】の
生みの親石井博士さまを巻き込んでイベントを開催したのだが、ソコに
MARSさまのミニライブというスペシャル企画を盛り込んでくださった。
幻のグランセイザーオープニング曲を含む3曲を聴いたとき、開場前の
準備でテンテコマイのミミに入ってきたその歌声に思わずその場で
立ち尽くしたことを憶えている。
切ないほどの透明感、声量のある独特な彼の世界は一瞬で こうさぎを
魅了した。
その後去年の秋、渋谷でのライブに行く機会を得て再びあの声に震える。
今回『ポロンの来る日』にオリジナル曲をつけようと提案しお膳立てまで
して下さったのは、かくいう石井博士さまである。
ラビフィーにとって、願ってもない夢のようなお話をMARSさまは快く引き
受けてくださった。
MARSさまの世界はrabbit fieldに似ているような気がする。
ご本人は
長身でスマート・ビジュアル的に美男子♪な青年だ。
が、ステージではラビフィーには迫力がありすぎてシャイな雰囲気が見え
チョット近寄りがたいイメージさえ垣間見れる。
でも言葉を交わした途端イメージは拭い去られ、イマドキ珍しいくらい
礼儀正しいジェントルマンなんだよ。
声のトーンは心地よく、言葉の端々に優しさが見え隠れする。
ラビフィーはこんなふうに語れるほど、彼の“ホント”を知らないのかも
しれないけど、電話越しで快諾のお返事を聴いた瞬間安心してお願いして
ダイジョブって予感がした。
完成した絵本が手元に届き、封を開けるのももどかしく感じられた。
大きなスクリーンに映し出され音楽と共にスタートした絵本は・・・
rabbit fieldそのものの世界観だった。。。
ラビフィーの世界をずっと前からご存知なの?って思うくらい、その音は
場面を広げ語りかけるよ。
胸がきゅんとなっちゃっう場面の音の効果は絶大で、見おわったとき
頬に自然と涙が伝っていたんだ。
文字が読みきれなくても、途中で止めずに一気に見て頂きたい!!
音を感じながら何度何度も繰り返して観て頂ければと願っている。
心の奥底に語りかけられる響きを聴きながら考えてね、小さないのち。
MARSさま ライブ情報
2月26日(sat)恵比寿・LIVEGATE