金型の原型には、いくつかの制約がある。
素材によってもチガウだろうけどソフビの場合は、成形時に素材を金型に流し込んで
それが抜けるコト。
当たり前のコトだけど、それによってパーツ数を変えたり型を作り直したりしなくちゃ
ならないんだ。
ラビフィーの手足を自由に動かすのも魅力だったけど、それによってうさぎのカラダに
分割線が入るのが、どうしてもイヤだった。
だからパーツ点数を増やす選択肢は除外されたのだが、それによって思い通りに
作った原型は1度ならず2度修正が入ることとなる。
最初に原型が出来てから、いくつかの季節が流れていくのは仕方なかったが
チェックで返されるたびに凹んだし(笑)必死で仕上げてを繰り返しているうちに
最終原型がいつ出来たのか、金型がいつ出来あがって成型屋さんに回されたのか
なんてコトがどうでも良いコトになっていたのは言うまでもない。
そしてテストショットで生まれた、最初の1匹が・・・チャラビである。
ラビフィーの気まぐれ日記「BLUEWORLDより」
成型屋さんがその時たまたまあった成型色で抜かれてきたための色、コチラの
指定ではなく、、ナゼかサトちゃん色!?(爆)
金型がOKであれば、この後オーダーの白成型色で作業に入ることになるダイジな
チェック用のラビフィーだし、ソフビのカラダで生まれた初めてのラビフィーと
いうことになる。
チャラビによってめでたくGOサインが出た金型で、白うさぎのラビフィーが生まれ
そして成型屋さんから届いた日が、12年前の今日だったんだ。
夕方届けられたラビフィーだけど、この日を待ちわびた はこいりうさぎによって
即行彩色され、ラビフィーが誕生した♪
折しもこの日は、はこいりうさぎの誕生日。
成型屋さんをはじめ、ラビフィー誕生に関わったほとんどの方がこのコトを知らず
偶然の納品。
その上誕生日でも工房でシゴトしてたっていうのも、はこうさらしいよね。
何よりの誕生日プレゼントになったことは言うまでもなく、こうしてラビフィーの
誕生日は1月30日に決定したんだよ~~~~!!