今日も晴天。そして今日も息子ともども寝坊
そんなことより、今日は娘の誕生日です。今年は息子も帰省していることだし、家族でバースデイ・ディナーを食べようと、昼過ぎに息子のクルマで娘をお迎えに行きました。
時間が早かったため、まずは娘の最寄駅前ショッピングセンター内のカフェに入り、ポットの紅茶とケーキでティータイムを過ごしました。
他のお店もちょっと覗いた後、再びクルマで、予約していたホテル内の中華料理店へ。お店が開くまでまだ少し時間があったため、クリスマス・イルミネーション点灯直前直後くらいの街中を歩いたり少し写真を撮ったりしました。
お店では、今日はお酒を呑める(呑んで良い)人がいなかったため、ジンジャーエールで乾杯。子供たちはお腹いっぱい食べたいだろうと思い、ディナーオーダーバイキングを予約しておいて正解でした。前菜、お肉、点心、麺類にデザートまで、いろいろな種類のメニューを頼んで、みな満足です。こうしてお祝いディナーを息子も一緒にいただくことができたのは何年ぶりでしょうか。それぞれが独立したからこそ、こういう時間がより大切に感じられます。息子から娘へのプレゼントもありました。
写真はとりあえずスターティングメニューの一部のみ。フカヒレ姿煮と北京ダックです。
食後、すっかり暗くなった外の大通りで、また少し写真を撮りました。トップ写真もそれです。
今年もセンターツリーが撮れました。他の人が写りこまないようにするのも大変。
再び息子のクルマに乗って、まず娘を送り届け、それから自分も家まで送ってもらいました。息子は明日どうしても休めないため、その足で帰って行きました。本当にご苦労様でした。
帰宅後すぐTVをつけ、大河ドラマ『青天を衝け』を視聴。心地よい疲れでボーッとしていたため、あまり話が頭に入って来ませんでした。
栄一に託されたグラント元米国大統領の接待。伊藤博文や、またグラント本人からさえも、今や権力があるわけでもない元大統領への手厚い接待に疑問を抱かれつつ、表方の国賓待遇や新作歌舞伎への招待に加え、女性たちも井上馨夫人の武子や大隈重信夫人の綾子など、欧米のマナーや流儀、ファッション等を知る政財界の名士夫人の指導も仰ぎつつ、心尽しのおもてなしに奮闘する。彼女たちの「女子会」的会話が楽しいです。
公式歓迎会の後、グラントは渋沢家を訪問したいと言い出す。完成したばかりの飛鳥山の邸宅を急ピッチで整え、家具調度や料理の手配まで取り仕切って采配を振るったのは千代だった。
相撲や日本古来の武術の披露(作中では描かれなかったけれど、若き日の嘉納治五郎による柔術演武もあったそう。『いだてん』と繋がりましたね)、深谷名物「煮ぼうとう」のふるまいなどを経て、元農民であったという点でグラントと胸襟を開き合う栄一や喜作。そんな彼らにグラントは「西洋は実のところアジアの民が対等の存在となることを望んではいない。日本は負けずに成長してほしい」と伝える。
大任を終えた後、生き生きと立ち働き、知らなかった一面を見せてくれた千代を労い「惚れ直した」と抱きしめる栄一。
一方で、海運業を独占する三菱(岩崎弥太郎)に対抗して海の世界に乗り出す三井物産の益田孝や、自由民権運動の高まりも描かれ、黒田清隆が開拓使を務めつつも難航する北海道開拓などについても、少し言及される。後に五代友厚をも窮地に追い込む「開拓使官有物払下げ事件」、更に明治十四年の政変にも繋がる不穏な気配が漂い始め、加えてコレラ禍も——というところで、次週につづく。
その次回のサブタイトルは「栄一と千代」……どうもつらい展開になりそうで、今から胸がざわざわします。