このところ、次々と押し寄せるデイヴィッド・ウェナム情報(&画像)やら、再燃した『指輪』熱やらで、アップするのが遅くなってしまいましたが、ヒュー関連でも嬉しいお知らせはいろいろとあったんですよ。
その中で本日は、いよいよ今年公開予定、ダレン・アロノフスキー監督の "The Fountain" 最初のプレス試写会が、この3/31に行なわれたという情報から。
IESB
Moviehole.net
大筋としては、このブログでも何回か触れ、また、グラフィック・ノベル紹介記事でも述べたように、或る一組の男女の愛と「生命の木」にまつわる物語が、スペイン征服時代のマヤ、現代のアメリカ、そして遠い未来の宇宙空間と、三つの時空を行き来しながら変転して行く------ というもの。
上記レビュー等では、概ね大絶賛に近い評が出ています。
『叫びとささやき』(イングマール・ベルイマン)や『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック)には及ばない、としながらも、比較対象としてこれらの作品名が上がるくらいの映画になっていると述べられています。
グラフック・ノベルを読んだ時にも思ったのですが、SF的設定、やや難解な構成にも関わらず、これは悲痛な愛の物語であり、事実そういう映画として胸に迫る作品となっているようです。
間違いなくアロノフスキーの最高傑作であり、ひょっとしてエポック・メイキング的な作品になるかも、という期待が高まります。
そして、主演ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズの演技については文句なしの大絶賛。共にオスカーに値する演技との評が出ています。
特にヒューについては、彼が真の実力のほどを見せた、これも今までの最高作だろう、と。
そう言われたら、是非観たいものです!
関連記事として最も早くに出たのは、これまでも何回かこの映画について取り上げ、アロノフスキーへのインタビュー等も行なってきた Ain't It Cool News ですが、ここでもヒューは大絶賛です。
「これはヒュー・ジャックマンの映画だ!」
「信じ難い、すさまじいまでの名演」
「もはや彼を『名優』と呼ぶことにためらいはない」
…等々。
中には、「この役を降りたブラッド・ピットに感謝したい。ヒューのこんなに素晴らしい演技が観ることができたのだから」なんて言葉も…
更には(あまりに過激な評なので伏せ→)「ヒューは『役になりきる』とはどういうことかを、ブラッドに示すこととなった」とまで言われてます…
映画自体にも期待しますが、そんなに素晴らしいヒューの演技というのを、是非ぜひ早く観たいです。
日本の映画雑誌でも今年のラインナップの中に上がっていたから、日本公開もあるんですよね!?
出品を噂されるカンヌでの反応も楽しみです。
数日掛けてじっくりblogを拝読させていただきました。英語の明るくないわたくしには、丁寧にかつ詳細におヒュー様情報を得ることができたこと感謝します。
特に今日のファウンテンの記事は、彼の評価を伺って涙が出そうになるほど嬉しかったです。
ブラピの浅薄な演技では(過激でしたか?)この映画は難しいとは思っていたので、彼にとってはチャンスだと信じていました。
早く映画を見たいです。カンヌのレッドカーペットを歩く彼を見たいです。
これからも情報よろしくお願いいたします。
はじめまして。お返事が遅くなって失礼しました。
いろいろお読み下さいましてありがとうございます。そもそもは自分の楽しみや心覚えのように始めたことですが、そうおっしゃって頂けると嬉しいです。
さて、上の方のエントリーにも書いたように"The Fountain"のカンヌ上映も正式に決まったみたいです。X-3もあるし、本当にレッドカーペットのヒューが見られそうで、いまからわくわくです。
では、こちらこそよろしくお願い致します。
>misao様
こんにちは。いつもお返事が遅くなってすみません。
まあレビューも確かにいろいろですが(でもヒューの演技自体はおおむね高評価ですね)、かの『2001年』も当時の資料等を見ると、その頃から「素晴らしい!映画史に残る大傑作!」という評から、「MGMの歴史に泥を塗った!」「金返せ!(と言って映画館の半券を送りつけた人も)」まで様々だった訳ですし、とにかくちゃんと自分の目で観てみたいですね。
そちらはX-3公開が先ですが、日本ではひょっとして"The Fountain"の方が先に来るかも…