留守中に盛り上がった嬉しくも驚くべき話題その二。
デイヴィッド・ウェナム、ジョニー・デップ&クリスチャン・ベイルと共演!
ですよ!
元情報は Hollywood Reporter。
他、国内外の様々な情報サイト、ファンサイトで話題になっていますし、IMDb の作品ページ、デイヴィッドのページにも既に記載があります。
マイケル・マン製作・脚本・監督、ジョニー・デップ主演のこの新作『Public Enemies』にクリスチャン・ベイルが共演するという話題は、当ブログでも以前に取り上げたことがありました。
クリスチャン・ベイル、ジョニー・デップと共演か?
伝説的な銀行ギャング、ジョン・デリンジャーとFBIの抗争については、上の記事やそのリンク先をご参照下さい。
で、Wikipedia によれば、デイヴィッドが演じる「ピート・ピアポント」(本名ハリー?)とは、デリンジャーのムショ仲間にして、後に彼の相棒、腹心となる人物のようです。
デイヴィッドのコアなファンなら、この人物設定、どこかで聞いたような……?と思われるでしょう。
そう、少し前に当ブログのここでちょこっと話題に出した『Gettin' Square』ですね。
まあでも、今回は組織のナンバー2ともなれば、あそこまで情けない役ではないでしょうね。できればカッコいい系、切れ者系だといいな。
でも、クリスチャン・ベイル&ラッセル・クロウ主演映画『3:10 to Yuma』のチャーリー・プリンス系だったりしたらどうしよう……?と、胸騒がせております。
撮影は3月よりシカゴで開始予定とのこと。
それにしても、ジョニー・デップの相棒役がデイヴィッド・ウェナム、という事実をどう受け止めたらいいのやら。
デイジー、いつの間にそんなメジャーな俳優さんに?と思ったり(失礼!)、ジョニデと並んだところを想像すると、早くも顔がニヤけてしまいます。
加えて捜査官役がクリスチャン・ベイルですからね。好きな俳優さんが三人も固めて出演してくれる夢みたいな状況に、むしろ動揺しています。
往年の映画『デリンジャー』のシブさ、男臭さとは異なり、随分と綺麗どころばっかり集めたギャング映画ですねえ。
また、ジョニデはジェフリー・ラッシュ御大、クリスチャンはヒュー・ジャックマン、ラッセル、そしてヒース・レジャーに続いて豪俳優との共演になるんですね。クリスチャンとデイヴィッドと言ったら──ヒュー繋がりか、それともジェラルド・バトラー繋がり?
ともあれ、自分としては、キャスティングだけでも見どころや話題の多そうな映画です。
皆さん演技力には定評ある俳優さんたちだし、外見から役作りに凝るやや怪優系、いわゆるカメレオン俳優、そしてなりきり型の「天才」──と、それぞれ方向性は微妙に異なる彼らが、どんな演技合戦やアンサンブルを見せてくれるかも楽しみ。
実は、最も観たいのは、デイヴィッドとクリスチャンの絡みのシーンなんです。
映画版ファラミア大将と、(自分にとって)理想の原作版大将認定俳優さんの顔合わせなんて、想像するだに嬉しく恥ずかしく、もうどうしたらいいか、今からドキドキオロオロしていますが、二人が一緒に出るシーンはなさそうな予感もします……
そして思うこと。
自分自身の人生が最悪とも言うべき困難な状況に直面している時、その一方で、自分にとってまるで夢のような事態がこうして動きつつある。
自分が全く望まなかった状況に投げ込まれているさなか、世界は自分の望んだ通りに回っている。
これは何を意味するのだろう。
人生捨てたもんじゃないということか、誰かが僅かでも希望の芽(または逃避の材料)を与えてくれているということか、もしくは何かがプラスとマイナス両極に作用しているのか?
もちろん、まともに考えれば、それらは互いに何の関連性もない偶然に過ぎないだろう。おまけに片方は、確かに現実ではあっても、自分の日常と地続きではなく、半ば夢の世界に属する出来事だ。
現在こういう状況にある自分にとって、それが慰安であるか、現実から目を背けさせるだけのものであるか、そのことも今はまだ判らない。
今はただ、このブログで取り上げて来た幾つかの映画が日本公開される頃には、生活も感情も落ち着いて、楽しく鑑賞できるようになっていることを望むばかりです。
慰めと励ましのお言葉を下さった皆様、ありがとうございました。個別にお返事は差し上げられないと思いますが、お心遣いが身にしみ、感謝に堪えません。こんな所からで申し訳ありませんが、御礼申し上げます。