今日は朝から晴れ。気温も上がりました。起床は9時近くになりましたが、やっと洗濯ができました。
朝ごはんは買ったサラダ野菜にサラダチキンをのせ、家で作った塩もみにんじんと塩もみ大根も混ぜてワシワシいただきました。そういう物が美味しい季節となった来たんですね。寒い間はスープや温かい汁物中心(それにパンやご飯を添えて)ですから。
9時からNHKで【突撃!カネオくん】【ドキュメント72時間】の再放送、そしてテレ朝で【題名のない音楽会】をボーッと観て、洗濯物の外干しを終えた後は再び横になって一休み。
午後はNHKで『ブギウギ』土曜日まとめで真の最終回を見届け、『光る君へ』も再放送でやっと観ることができました。前回の分は録画もしてあったのですが、再放送と言えどドラマ視聴には「ライブ感」みたいなものも必要かと思いまして。
父・為時が妾であった女性を大切に慈しみ最期を看取る姿を見て、家を守るためには道長の妾でもいいかも…と思い始めるまひろ。一方の道長は、異母兄の道綱から「嫡妻と違い、ただ待つだけの妾の立場とはつらいもの」という話を聞き、最終的には左大臣雅信の娘であり、まひろも参加するサロンの主である倫子との縁談を受け入れる。同じ頃、前左大臣高明の娘・明子も道長の妻候補に上がっていた——
というわけで、この時代の上級貴族にとって縁談や婚姻は即ち「政治」であり、為時とまひろのような下級貴族でも「家」の問題を抜きは考えられない、というお話でした。
まひろのために宣孝が一瞬だけ持ってきた実資(当時は赤痢で大変な目に…)との縁談とか、倫子の道長ラブっぷりに目を白黒させる雅信パパとか、コント的な展開も楽しかったです。
その後『相棒』再放送も途中まで観たのですが、ホームレス一郎くん登場回だ!と喜ぶ間もなく、社美禰子さん初登場回と気づき、ヤロボロクの名が出た時点で「もういいわ…」と切りました。仲間由紀恵さんは好きですが、社さん関連話を面白いと思ったことは一度もないのです。木村佳乃さんは好きでも片山雛子関連話を面白いと思ったことが、ごく初期しかないのと同様です。概して社会的地位のある女性を魅力的に描けないのは『相棒』の欠点の一つだと思っています。
というわけで、その後はまた本を読んだりネットを覗いたり。日中は久しぶりに窓を開けて過ごすことができ、洗濯物もよく乾きました。
晩ごはんはレトルトカレー。ほうれん草とひよこ豆の緑色のカレーです。タイ風グリーンカレーとは違い、辛味はありません。思いつきで一口サイズの生モツァレラものっけてみました。プラス朝と同じ組み合わせの生野菜に、今度はツナをのせてサラダにしました。
7時からは【世界ふしぎ発見!】レギュラー放送最終回3時間スペシャルを視聴。同時に録画もしました。あんなシーンこんなシーン、あんな国そんな国——いろいろ思い出しました。印象深く憶えている回が意外と昔の放送だったり、撮影の際のアクシデントやトラブルなど初めて聞く話もありました。楽しみながら、知らない国やその文化、また歴史についても様々な学びを得られる番組でした。この番組が初めて撮ったという場所もある一方、今は戦争や災害などで失われてしまった場所や風景、遺跡などの貴重な映像遺産となっていることの意義も大きいです。38年間ありがとうございました。そして歴代ミステリーハンターの皆さんも、本当にお疲れ様でした!またいつか特番などで観られることを願っています。
10時からは【新美の巨人たち】。桃山時代の夭逝の天才画家・長谷川久蔵の国宝「桜図」、横山大観の「夜桜」、そして三岸節子晩年の大作「さいたさいた さくらがさいた」と、三つの時代の桜の絵が紹介されました。作者が作品に寄せる執念とも言うべき思いが宿ったかのような、それぞれの画の力に圧倒されました。