「ヒュー」カテゴリにしようかとも思ったけれど、やっぱりこちらで。
豪で、毎年すぐれた映画やTV番組に贈られる Australian Film Institute Awards。その授賞式の司会(ホスト)を、昨年に引き続きジェフリー・ラッシュが務めるそうですが、今年は「共同」司会者として、ヒュー・ジャックマン及びニコール・キッドマンの名前も上がっています。
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もっとも二人が出られる否かは、『オーストラリア』の撮影スケジュール次第ということのようです。でも実現するといいなあ……
実はヒューには、ちょうど10年前、デビュー間もない頃に、単独でこの授賞式のホストを務めた実績があります。
一部では有名な話だし、うちでも前ブログから何回も書いて来たことですが、その1997年、映画部門の主演男優賞を受賞したのがリチャード・ロクスボロ(ロクスバーグ)、TVドラマ部門受賞者がデイヴィッド・ウェナムだったんですよ!
『ヴァン・ヘルシング』オージー・トリオが、この時点で既に顔を揃えていた訳で、全く事実は小説よりも奇なり。
昨年、再びTVドラマ部門で主演男優賞を受賞したデイヴィッドが出席できなかったのは残念でしたが(マラケシュへ行ってたから…)、ジェフリー御大の司会ぶりは大好評。
『エリザベス』パロディを自ら演じたり、またジャック・スパロウの扮装をしたジョニー・デップがビデオメッセージを寄せたり、お客さんやTV視聴者を爆笑の渦に巻き込んでいました。
昨年の授賞式の模様は、当ブログのここやここ、またここなどをご参照下さい。但しgetty画像はリンクが切れています。
2007年度AFI授賞式は、12/6、メルボルン・エキシビション・センターにて行なわれる予定。
さて、豪でもハリウッドでも「演技派」として評価の高いジェフリー御大ですが、決して「地味」ではなくて、何とも言えない華のある役者さんですよね。
実は本日やっと海賊映画『世界の果て』を観て来ました。御大、登場シーンの全てで見事に場をさらってましたね。映画の感想はまた改めて。
ヒューが司会となると10年ぶり、なんですね。ここは一つまた、かのオージー・トリオが集まって、なんて事になってくれると楽しそうなのですが。
リチャードさんは監督でノミネートされるかもしれませんし、デイヴィッドがプレゼンターで来てくれればなどという妄想が妄想を読んでちょっと今うっとりしております。
ヒュー&ニコールの登場、実現するといいですね。
そしてロクスさんが監督としてノミネートというのは十分(いえ絶対)あり得ることですし、デイヴィッドのプレゼンターも期待できそうです。
今年はその時期ヨソの国の映画祭へ行ったりしませんように……