のち
朝から天気いまいち。午後から雨になるとの予報もあったため、洗濯はせず。家にこもって本を読んでいました。
読んだのはこちら ↓ 当ブログでアフィリエイトができないので、自分のツイートを貼ります。
竹宮惠子さんの『吾妻鏡』文庫版上・中・下3巻が「マンガで読む『鎌倉殿の13人』の時代」なる帯を付けて再販されています。自分もこの機会にイッキ読みしました。吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫) 竹宮 恵子 https://t.co/LrB1Lq7SZ9
— レイチェル (@Rachel2012R) April 18, 2022
このツイートにも書いた通り、上中下巻イッキ読みです。『吾妻鏡』本編には欠落部分も多いため、『平家物語』『愚管抄』『玉葉』等、同時代の史料や物語からの補完もあります。
漫画界を激震させた「あの一件」により、竹宮さんに対しては大いに失望することとなりましたが、実はこういう「学習マンガ」的ジャンルこそむしろ向いているのでは？との声もあります。この『吾妻鏡』も、混乱を極めた時代を上手くまとめていると思います。
それにしても平安末期〜鎌倉初期は、本当に血で血を洗うワイルドで凄惨な時代ですね。昔から思っていましたが、こんな時代に生まれあわせてしまった三代将軍実朝公が気の毒でなりません。
頼朝なき後の粛清の嵐、そして実朝公の死による源氏の終焉から承久の乱にいたるまでの時代を、『鎌倉殿の13人』がどのように描くのか、楽しみでもあり恐ろしくもあります。
さて、実は雨が降る前に、とあることの問い合わせに然るべき所へ出かけようと準備までしていたのですが、なんと先方から電話があり、それで或る程度のことは伝わったため、とりあえず今日の外出は中止しました。
で、上記のごとく、本を読むか食事の準備をして食べるか——という一日になった次第です。
あ、その合間にテレ朝で沢口靖子さん主演の『西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官』の再放送なども観てました
今日のエピソード（筧利夫さん初登場回）は以前にも半分くらい観たことがあったような……ゲストの一人が伊藤裕子さん。ということは、マリコの元相棒・城丸刑事じゃないですか！あのコンビもけっこう好きでした。夜のテレビは月曜恒例『グレーテルのかまど』『100分de名著』を続けて視聴。グレーテルはマリア・カラスが愛したパラダイスケーキ。100分はハイデガーの『存在と時間』。次週最終回はいよいよ、ハイデガーと言えば避けて通れない親ナチス的言動に触れるようです。
