ハッピー フィート 特別版(2枚組)ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
のち
世界中が『ハリー・ポッター』最終作で盛り上がる中、『ハッピー フィート』DVD発売を取り上げるところに当ブログの存在意義があるかと(笑)。
劇場鑑賞時のレビューはこちら。
DVDは2枚組特別版を購入。Disc1は本編+吹替え版にはNEWSによるイメージソング『星をめざして』収録あり。
Disc2の内容は下記の通り。
・マンブル、クジラに出会う(未公開シーン)
・ある"ハッピーフィート"な瞬間(未公開シーン)
・レッツ・ダンス!
・ミュージック・クリップ集
・スペイン語を習おう
・踊るペンギンを創る
・メイキング:"ハッピー フィート"の世界
・"ジャズでハッピー"(1936年製作)
・メッセージ from 吹替えキャスト
・オリジナル劇場予告編
「クジラに出会う」のシーンは、吹替えキャストの一人であり、昨年9月、映画の公開を待たずして、不慮の事故で亡くなった「クロコダイル・ハンター」ことスティーブ・アーウィン氏への追悼と謝辞でもあります。
スティーブさんは、劇場公開版ではゾウアザラシの一人(一頭?)としての登場でしたが、実はカットされたこのシーンで「アホウドリ」の声もアテていたんですね。
ジョージ・ミラー監督の言葉や、特典のトップにこれを持って来たことなど、何だかしんみりしてしまいました。
ペンギンさんたちのダンスシーンは、人間のダンサーたちによるモーションキャプチャーがベースだったことが判り、セヴィアン・グローヴァーをはじめとするダンサーたちが見事なタップを披露してくれます。
アミーゴスの皆さんによる「スペイン語講座」も楽しかったです。皆さん役者だなぁ……
"ジャズでハッピー"というのは、この映画のベースになったらしき昔の短編アニメ。クラシック音楽家の(フクロウの)一家に生まれたジャズ好きの子の話ですが、キャラクターがかなり可愛くないです……
吹替えキャストとして、手越祐也くんとブラザートムさんのインタビューが収録されていますが、ラモンとラブレイスをアテたトムさんの「自分は3役を演じなくてはならなかった。ラモンとラブレイスと、そしてロビン・ウィリアムズと」という言葉が印象的です。元の俳優さんへのリスペクトが感じられる発言に好感が持てました。
メイキングは、そのロビン・ウィリアムズはじめ、声をアテた人たちのインタビューを元に構成されています。
イライジャ、本当に目が青いなぁ……
もちろん、我らの「ヒュー様」ヒュー・ジャックマンも登場します。髪型や服装から察するに、昨年10月くらいのインタビューのようです。
一方、実際の吹替え時の映像ではかなりの短髪なので、2005年4月頃、『ファウンテン』の撮影を終えて一時オーストラリアに戻っていた時に収録されたようです。
ヒューゴ・ウィーヴィングさんの姿もあったし、もしかしてオーストラリア・キャストはシドニーのスタジオで録音したのかも知れませんね。
さて、最近の劇場アニメでの名だたる俳優さんたちによるアテレコは、別録りが普通だと思っていましたが、この映画に関しては何人か同時録音もしていたようで、イライジャ・ウッドとブリタニー・マーフィーも、マンブルとグローリアの幾つかのシーンを一緒にやれて良かったと語っています。
ヒューゴさんとヒューが並んでいる映像などという珍しいものも(一瞬だけど)見られて、妙に嬉しかったです。
そしてヒュー様……アテレコしながらも踊ってます……
「僕の動きもメンフィスに取り入れてもらえたよ」なんて語っていました。メンフィスが「ヒュー」に見えたのは錯覚ではなかったんですね。
劇場予告はあの有名な一本、ラモン&アミーゴスの「マイ・ウェイ」。
そんな訳で、60分という適度な長さで、見どころも多い特典ディスクでした。
私はオーストラリア、特にダーウィンに興味があって
そこから、映画「オーストラリア」のダーウィンロケを知り、クイークェグさんのブログにたどりつきました。映画のお話など、とてもおもしろいですね。
これからも楽しみにしています。
映画『オーストラリア』、日本軍によるダーウィン空襲が背景なので、日本人としてはつらい描写などあるのではないかと、ちょっと心配ですが、豪州オールスターなキャスティングは魅力ですね。
自分もいつかオーストラリアに行ってみたいです。
>これからも楽しみにしています。
こちらこそ、これからもよろしくお願い致します。
この作品は実写じゃないし…、とか思ってましたけど、やっぱ買っちゃおうかな。
ヒューが出て来るのは「メイキング」だけですが、けっこうしゃべってくれてますし、あの「アテレコしながら踊るヒュー」には一見の価値があるかと思います