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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

9月4日(金)のつぶやき その2

2015-09-05 04:22:44 | ツイッターまとめ

石丸幹二の歌は6日(日曜)も聴けます。16時半からNHK総合「明日へつなげるライブ」。ライブでご一緒させていただいたナオトさん、クリスさん、畠山さん、片平さん、堀内さんのCDを事務所でヘビロテ中。

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「歴史エンターテインメントとしての歌舞伎」からのとりとめない連想。先ほどの信長像の変遷に絡めると、歌舞伎の演目には「太十」(元は人形浄瑠璃)「馬盥」など光秀主人公の作もあり、このあたりが本能寺の変の動機「怨恨説」(現在はほぼ否定的)の根拠となっているかと。


それらの作品に於ける光秀は、何しろ江戸時代の作なので建前は「主君に謀叛した大逆賊」ということになっているものの、実際は彼に同情的な内容です。


また連想と雑感。人形浄瑠璃や歌舞伎の衣装、装置は、作品の題材が平安時代でも奈良時代でも江戸時代のそれとして描かれる。一方で忠臣蔵の人名に室町時代の武将のそれを借りるなど、同時代批判と取られかねない内容の作品は時代や人名を違えて上演されることが一般的だった。


近松半二の『近江源氏先陣館』となると、作品の世界は源平合戦、風俗は江戸時代、しかしその内容は大阪の陣に材を取ったものである。「盛綱陣屋」が名高い佐々木盛綱・高綱は真田兄弟なのであり、北条家に仮託した徳川批判も盛り込まれている。


しかしながら、「歴史的エンターテインメント」を「稗史」と言い換えてもよいが、歌舞伎や人形浄瑠璃の時代物は、そのの文脈でのみ語られるべきものではない(そういう作品もあるにせよ)のではなかろうか?


近松半二の時代物、また『菅原伝授手習鏡』等をそう呼ぶのであれば、『ハムレット』や『マクベス』もその括りになってしまうのではないか?実際、半二はシェイクスピアにも比肩すべき大作家だと思うし、劇評の文脈ではなくテクストに添った形での評価や分析が進んでほしいとも思っている。


@Echuiriel ユニクロではないかも知れませんが、街中では時々「ルキーニ」なかたをお見かけしますw


1971年に発表された石ノ森章太郎の原作版「仮面ライダー」では、日本政府が計画していた国民総背番号制をショッカーが悪用しようとしていたという展開で、既にこの時代からマイナンバーが問題視されていたことがわかる。 pic.twitter.com/lGZaoXljBg

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そして最後にショッカーは「うらむのなら日本政府を…そう自分らで選んだ政府なのだから自分自身を…」と言う。現代にも通じる怖さがあります。 pic.twitter.com/7thrVcxXBH

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