息子ともども寝坊。と言うか、息子が戻って来るとむしろ夜更かし寝坊が加速するようです。
息子のためにとっておいたTV録画など観つつブランチを食べ、午後はクルマを出してもらってブックオフへ。長いこと取り分けて置いてあった本やDVD、CD等をやっと売りに行くことができました。トータル50点くらい出して、約5000円になりました。傾向としては発行年が新しい物ほど(それなりに)高い値がつき、実用書が思ったより高評価。さほど新しくないDVDセットが最も高値だったのが意外でした。反面5円とか、CDでも1円などというものもありましたけどね
ブックオフを出て、ちょっとコンビニに寄ってもらって買い物して帰宅。
ミルクティーと息子が持って来たシュトレンで一休み。また録画した番組を観て、夕食は昨夜のグヤーシュの残りにパスタやサラダを添えました。
夜はフィギュアスケート全日本選手権・男子シングルFSを少し観てから、大河ドラマ『青天を衝け』視聴。第一次世界大戦後、なおもアメリカに於ける日系移民排斥を解決すべく奔走する栄一。その後の関東大震災では徳川慶喜伝編纂のための資料や孫文からの手紙等、重要な文書も焼失したり、中国の台風被害のため救援物資を集めた矢先に満州事変が勃発したりと、老年になっても数々の苦難や挫折に見舞われる。その一方、大隈重信とは大隈が没する直前に和解でき、廃嫡した篤二とも、震災をきっかけに再会できる。禍福あざなえる中、それでも栄一は91歳の大往生に至るまで走り続けることをやめない。
——ということが、立派な後継者となった孫・敬三によって語られる最終話。ただでさえ東京五輪により短縮された放送回数が、コロナ禍の影響で更に減らされる中、疾走し続けた渋沢栄一の人生を描ききった大河ドラマでした。もう一人の主人公とも言える慶喜公や、旧幕臣たち、故郷血洗島の人たち、喜作や妻の千代など、幼少期から苦楽を共にしてきた人生のパートナーたち、当初は「敵」と思われた、新政府周りの薩長の人等々、どのキャラクターも生きた人間として描かれていたのも魅力でした。一年に満たない期間でしたが、本当に面白かったです。
大河の後、フィギュアスケート放送に戻り、羽生選手の演技に間に合いました。4回転アクセルが両足着氷になったのは残念ですが、その後は大過なくすべてのジャンプを降り。圧倒的な強さを見せつけてくれました。
その後はEテレ【古典芸能への招待】で南座顔見世も観ました。これを観ると、年末が来たと感じます。