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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-09-22 21:40:23 | 雑記
ときどき
今日は「静岡旅行記」はちょっとお休みします。

昨夜はエアコンを切って就寝。まあまあ快適でした。朝になってもエアコンを入れず、窓を開けてちょうど良いくらい。急に涼しくなりました。ただし湿度は高く、雨が降るという予報も。洗濯は一応して、雨がかからない場所に外干ししました。
朝から娘と待ち合わせる約束をしていたので、バスでおでかけ。小雨ながら当初の予報より早く降り始め、晴雨兼用傘を差して行きました。

着いたのは自分の方が少し先。まずコメダへ朝ごはんを食べに行きました。トップ画像はモーニングセットにコールスローを付けたもの。ドリンクは温かいカフェオーレです。
その後、電車に乗っておでかけ。お彼岸のお墓参りに行く案もありましたが、週末の道路状況や雨のことなど考えて、今日はやめておきました。諸事情あって、お彼岸の期間中には行けないかもしれません。そう言えば今日はお彼岸の中日。秋分の日です。

というわけで、高幡不動経由で多摩モノレールに乗って立川へ向かいました。伊勢丹に期間限定出店している《ブレッツェリア》でまたまたバターブレッツェルを買うというちゃんとした(?)目的があってのことです。首尾よく娘の分も購入できて、ふと見ればお隣に《木村屋總本店》も!いつものけしあんぱんやチーズクリームぱん、季節のマロンぱんも買えてラッキーでした。やはりたまにはショッピングのためだけの遠出もしてみるものですね。

お昼は伊勢丹レストラン街の仙台牛たん みやぎにて。



自分も娘も牛たんと牛カルビがセットになっている「みやぎランチ」を頼みました。お肉も付け合わせの仙台麩と野菜の煮物もとても美味しかったです。スープはテールスープではなく牛つみれ(?)が入っていましたが、それがまた良かったです。

食後は《パークアベニュー》ビルの《オリオン書房》へ。欲しかった文庫本を2冊買えました。このお店は特に文芸書や文庫の種類も在庫も豊富で良いのですが、ブックカバーまでもが有料なところだけがネックです。
小降りながら雨が降り続いているので《グリーンスプリングス》やJR側のお店には寄らず、再びモノレールで高幡不動へ。自分の最寄駅前で開催中のフェスティバルへ行こうかとも考えていましたが、雨の中に行くものでもないなと思い、やめておきました。飲食の出店もどうなっているか判りませんし。

というわけで、電車に乗り換えて再び娘の最寄駅へ。コーヒーは朝飲んだので《nana's green tea》に寄りました。



二人とも抹茶白玉あずきラテでホッと一息。
その後は特に買い物せず、駅前で娘と別れ。バスで帰りました。最近になってバスの時刻表が変わってしまったので、どの便を選ぶか迷うところです。

帰宅後は着替えてから、少し横になって休みました。洗濯物も取り込みましたが、乾きはやはり良くないです。
晩ごはんは出前を取ろうかとも考えましたが、旅行や今日のランチなどでお金を使ったことだし、日頃の食費は極力抑えたく、レンジで作る塩らーめんに。仕上げにバターとレモン汁を加え、黒こしょうをたっぷりかけ、サラダチキンものせていただきました。さっぱりスパイシーで、湿度の高い日には合います。

【ふるカフェ系ハルさんの休日】本放送新作を観た後シャワーして、大河ドラマ『光る君へ』視聴。
前回、一条帝に想いのたけを真っ直ぐ伝え、やっと真の妻となった中宮彰子。「待ち望まれた日」とのサブタイトル通り、めでたく懐妊、藤壺の女房たちと共に土御門殿に里帰りして皇子を出産します。敦成親王、後の後一条天皇です。

この出産の模様が『紫式部日記』の記述をほぼ忠実に再現したようです。主だった貴族や公卿たちの祈り、高僧たちや陰陽師の祈祷、二日間に及ぶ難産は物の怪が取り憑いたせいということで、それを乗り移らせる寄巫(よりまし)たちの狂乱——もう大変な騒動です。
そのさなかも、自分の邸(?)で中宮と生まれくる皇子を呪詛し続ける伊周。一方で、道綱が邪心も欲得もなく祈りを捧げる姿も描かれます。その真心からの祈りの力が呪詛に勝ったのかもしれません。

ともあれ、ついに親王の外戚の地位を手に入れた道長。それは大いなる責任をも背負ったことに他なりません。
安らげるのは、藤式部ならぬまひろと語り合う時だけ。皇子誕生の喜びを共にしみじみとかみしめながらまひろの歌った月の歌が、後のあの「望月」の歌につながるのかもしれません。
一方、二人の親密さは中宮に仕える女房たちの間でも口さがない噂となります。ただでさえ、身分の高い貴族の娘が多い女房たちの中で、父親の地位がさほど高くなかったまひろが、中宮から最も信頼を得て寵臣扱いされていることは心良く思われていないのです。

敦成親王は順調に成長を重ね、「五十日(いか)の祝」というお食い初めの儀式も開かれます。左大臣道長自ら「無礼講」だと宣言した宴席の無礼(無法)っぷりも『紫式部日記』にある通り。呑んだくれる右大臣や隆家、なぜか女房たちの衣装の袖口の枚数を数える実資など——
公任の有名な「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」もセリフとして出てきます。それに対し紫式部は「源氏の君に似ていそうな人もいないのに、ましてや紫の上などいるわけないでしょ」と心で思った、と『日記』には記されていますが、ドラマでは公任に対して直接そう答えていました。
その様を御簾越しに見た道長に呼びつけられた式部が即興で歌を詠み、道長は即座に返歌して、その後、道長の正室である倫子が出て行ってしまう——というのも『日記』に描かれたエピソードだそうです。
この打てば響くような応酬を見て、女房たちはますます二人の仲を疑うこととなりますが、以前から何となく疑惑を抱いていたような倫子様も、決定的な何かを察してしまったのかもしれません。道長様が調子に乗り過ぎたせいもありますが、ツイッターである人のいわく、男女の仲というだけでない二人の心の繋がり、それこそ「ソウルメイト」感が耐えられなかったのではないかと。二人の噂など一笑に付していた赤染衛門からも問い質されるまひろ。
波乱含みのまま次回へ続く——

というわけで、今回も面白かったです。帝の正式な妻となり皇子も生まれて、やっと自信(アイデンティティ)を得ることができたのか、好きだと言っていた青い衣をまとって、堂々と中宮の座にある彰子様には、視聴者としても「本当に良かった」と思います。
しかしその陰には、彰子様がもう自分のことなどかまってくれなくなるのではと案ずる敦康親王や、一条帝が皇后定子様以外の妃との間に子をなしたことにショックを受ける清少納言の姿も。帝の心を動かしたのは、さきの越前守(藤原為時)の娘が書いた物語であると伊周から聞いた小納言は、自分もその物語を読んでみたいと言うのですが——敬愛する定子様が貶められたように感じたからでもありましょうが、その作品により「政治」をも動かしたまひろへの強烈なライバル心も芽生えたのではないでしょうか。

大河ドラマの後はEテレで【クラシック音楽館】。キリシマ祝祭管弦楽団東京公演から、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の「序奏〜愛の死」、リストのピアノ協奏曲1番、ストラヴィンスキー『春の祭典』など。どれも素晴らしい演奏でしたが、『光る君へ』の後にトリスタンとイゾルデなど聴くと、何とも言えない気持ちになりますね。
再びNHKで『坂の上の雲』も観ました。秋山真之や正岡子規など、まだ何ものでもない明治の「バカ男子」たちの青春模様が、いつ見ても楽しいです。塩原金之助こと後の夏目漱石も登場。彼らと親交を結びます。

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