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2024 9月静岡旅行記・三日目

2024-09-23 14:52:45 | 雑記
9/14〜16の静岡旅行記。今日はその三日目、9/16の覚書を記しておきます。最終日です。
トップ画像は当日も使った静岡県立美術館の看板ですが、その前に——

朝は息子の方から電話があり、ホテルの朝ごはんを一緒に食べることに。ロビーで待ち合わせ、レストランに入ったのは昨日より少し遅い時間でしたが、まだまだ混んでいました。



今日は洋食中心。昨日はなかったシューマイも貰いました。バスケットの中にパンも。オムレツはプレーン、しらすと選べますが、今日も桜海老としらすミックスにしました。写っていませんが、お茶入りパンケーキも。この他、昨日も今日もヨーグルトと特製プリンもいただきました。

食後、息子はいったん外に出て、自分と娘は部屋に戻り、持ち物整理や荷造り。10時頃には部屋を出てチェックアウトを済ませ、息子にクルマで迎えに来てもらいました。息子はそれまでクルマの中で待っていたそうです。
最終日の行き先は静岡県立美術館。事前には行けたら行くくらいの気持ちでしたが、娘は行ったことがないし、せっかくだから行ってみようということになりました。現在の企画展にも少し興味はありましたし。

カナレットとヴェネツィアの輝き|展覧会一覧|展覧会|静岡県立美術館|日本平のふもと、緑に囲まれた美術館

いつもより近い駐車場に駐められたので、歩く距離は比較的短かったけれど、それでも外は暑かったです。「彫刻プロムナード」を歩けなかったのは少し残念ですが、そうしたら美術館に辿り着くまでにヘトヘトになっていたと思います。



こちら館内バナー。もしかして2階展示室の企画展に入るのは初めてかもしれません。後で知ったことですが、静岡市美術館のチケットがあれば、割引料金で入れたようです……三人分となるとけっこうイタいですね。リュックは入り口のロッカーに預けるよう言われたので、それに従って身軽になりました。

内容は18世紀にヴェネチアで活躍した画家カナレットによる都市景観画(ヴェドゥータ)を集めた、初めてと言ってよい大規模な展覧会。展示作品は一部を除いて撮影可。ということで、幾つか貼っておきます。図録を買わなかったので詳しい説明などはできませんが——









こちら、メインビジュアルとしてポスターや宣伝に使われている「カナル・グランデのレガッタ」。こんな写真では判りませんが、大きい画面でディテール描写は細かく、色も綺麗で美しい絵でした。





上2点はヴェネツィアではなく10年ほど滞在したという英国ロンドンの風景。川があって広場や大きい寺院や塔もあって——ということで、何となく親近感を持ったのかもしれませんね。画家本人の英国での人気も高かったようです。

展示作品はこの県立美術館所有のものあり、それこそ市美術館に来た八王子富士美術館のコレクションもあり。市美術館の方でも、サン・マルコ広場を描いたカナレット作品が出品されていました。
参考として当時のヴェネチアの地図なども展示されていましたが、ヴェネチアは本当に「水の都」ですね。更なる参考作品として、箱根ガラスの森美術館から借り出したヴェネツィアングラスなども展示されていました。

また、カナレット以外の画家がヴェネツィアを描いた作品も幾つか。



こちらターナー。



こちらはシニャック。モネの作品もありました。この人たちくらいになると、一目で誰の作品か判りますね。

この企画展ですが、この後は東京・新宿のSOMPO美術館、それから京都と巡回予定です。しかし都民としても、SOMPOよりこちらで見て良かったと思います。市美術館の展示もSOMPO美術館から巡回したものが以前にありましたが、SOMPOより静岡、富士美術館より静岡——と、気になる展覧会は静岡へ来るのを待つ方が快適に見られると思う昨今です。

さて、こちらの館内ですが、企画展を見た後、収蔵品展も見なくては外に出られない構造になっています。そちらにも一部、興味を惹かれたものがありましたが、一覧表を貰っていなかったので、タイトルも画家の名前も今は判りません。

それから久しぶりにロダン館へも。



ご存知「地獄の門」。



上から見るとこんな感じ。作品の前の床には、ダンテ『神曲』の有名な一文の様々な翻訳(鷗外や漱石によるものもあり)が記されています。





もちろん「考える人」。













「カレーの市民」様々。



全体図。しかし前に来た時もそうでしたが、どこから撮っても全員は写らないという……

作品はまだまだ他にもあります。館内の構造と作品の配置はこちら
彫刻作品の展示だから、近くからも遠くからも、様々な方向や角度からも見られるよう工夫されています。

ロダン館を出た後は、館内ミュージアムショップへ。例によってタオルハンカチを買いました。
お昼を食べる頃合いでもあり、館内のカフェを覗いてみましたが、席は空いていても店員さんが足りないのかテーブルの片づけが殆どされていなかったため、やめておきました。

暑さの中、駐車場に戻り、お昼は静岡の人気ラーメン店《麺や厨》で。

麺や厨本店 - 麺や厨 【公式サイト】

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since 2015 麺や厨 本店 うっ鶏(鶏白湯ラーメン) ¥880 厨自慢の看板メニュー 味玉うっ鶏そば […]

麺や厨 【公式サイト】 - ラーメンを通してみんなに笑顔を!静岡県5年連続第一位達成!

 


美術館への道すがら前を通りかかった時には長蛇の列ができていましたが、その時は開店前だったようです。自分たちが着いた時には幸い駐車場も空いていました。呼び出しベルをもらい車内で待つこと20分くらいで呼ばれました。自分が来るのは今年の5月以来。娘は数年ぶりです。
最近では静岡市を代表する人気店として、東京など県外のイベントや物産展などにも出店している模様。ヒカキンさんはじめ有名人のサインも飾ってありました。



今回は白湯系より、あっさり清湯系が食べたかったので、「味玉しっ鶏そば」塩味にしました。子供たちは白湯系「うっ鶏そば」で。三人でシェアした唐揚げも美味しかったです。

食後はまた静岡駅へ向かいかます。美術館へ行く途中も、ラーメン屋さんの前で待っている間も、息子がSpotifyで集めた海外ミュージカル曲を流してくれて楽しかったです。音源は海外版ばかりでしたが『ジキル&ハイド』『モンテ・クリスト伯』など、石丸幹二さんの舞台も娘と共にしみじみ思い出しました。

ホテル近くの駐車場にクルマを駐め、そこからカートを引いて駅へ。まず帰りの新幹線の切符を買いました。当日も書いたように、普通車では二人並んだ座席が取れなかったため、割高ながらグリーン車にしました。連休最終日ということで「ひかり」と言えども意外と混んでいたようです。
ともあれ席が確保でき、まだ少し時間に余裕があったので、駅構内のカフェに寄ることに。静岡に行く時には毎度寄っているお店です。

カフェ山と海と太陽 produced by MOS

カフェ山と海と太陽 produced by MOS

カフェ山と海と太陽はモスがプロデュースする美味しいコーヒーとハンバーガークラフトビールも楽しめるカフェです。

カフェ山と海と太陽 produced by MOS

 


以前はここ静岡にしかなかったと思いますが、亀戸にも店舗ができたようです。幸い3人で座れる席(テーブル)がありました。



自分はいつものいちごソーダ、息子もいつものレモネードソーダ、娘はアイスラテを頼みました。暑い一日、甘くてビタミンCも豊富なドリンクを飲むとホッとします。
良いお店だし、新幹線出発前のひとときを過ごすにも最適ですが、もう少し落ち着いた雰囲気(店内ではなく周囲の環境が)だったらなお嬉しいなと思います。

そうこうしているうちに良い時間が来たので、息子とは新幹線改札前で別れ、自分と娘はホームへ向かいました。さらば静岡!
今回も楽しい旅行でしたが、次はこれまで行ったことのない場所へも行ったり、繁華街の方もゆっくり見て回りたいと思います。
グリーン車は座席もゆったりして、グリーン車だけのサービスがあったり、雑誌『ひととき』を無料でもらえたり、たまに乗ると良いことがありますね。カートに場所を塞がれてフットレストを使えなかったのは残念でした。
海側の座席だったおかげで、熱海の海がちょっと見えたのは嬉しかったです。反面、クルマを使った往路もこの復路でも、更に静岡県内にいても、富士山を一度もまともに見られなかったことが残念です。そういうこともあるんですね。
以前は地方に行った時、帰りの列車が東京に近づくとホッとしたものですが、今はそういう気持ちが薄れ、山の木々や海を眺めていたい気持ちになります。トシでしょうか?

ちょっとうたた寝などしている間に、新幹線は早くも新横浜に到着。今回は駅売店でお弁当なども買わず、横浜線に乗り換えました。運良く急行に乗れて、町田あたりから座ることもできました。
橋本で京王線に乗り換え、最寄駅に着いてからはコンビニにちょっと寄っただけで、早々に娘とお別れして帰りました。

帰宅後、晩ごはんは殆ど食べず。他のことは一週間経ってしまったらさすがにあまり憶えていません……とりあえず【グレーテルのかまど】と【100分de名著】は観られました。


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