現在発売中の幾つかの映画雑誌で、先月末に行なわれた『ダークナイト』ジャパン・プレミア記事を掲載しています。中では『スクリーン』の扱いが一番大きかったでしょうか。
しかし、それに付随して「例の一件」も取り上げているのが何とも……紙媒体で、文章として残る形で出てしまうと、やはりキツイですね。
その中では、巻頭にプレミア記事を載せている『この映画がすごい!』が、「家族の内輪モメだったみたいね」という感じでサラッと流してくれていているのが、意外と言うか有り難かったです。
しかし、このたび購入した『FLIX』10月号では、プレミア関連記事はいっさいなし。アマゾンに書影がなかったのでリンクはしませんが、表紙は松山ケンイチさんです。この雑誌、近頃は日本のタレントさんを表紙に持って来ることが多くなりましたね。「ジャパン」とか「コリア」とかも出しているんだから、せめて本誌ではそれ以外の海外俳優・女優さんを使ってほしいですよ。
なら、なぜこれを買ったかと言うと、まず、昨日DVDを紹介した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を2ページ見開きで取り上げてくれていたからです。ポール・トーマス・アンダーソン監督の談話などもあり、読み応えある小特集になっています。
そして、理由の二つ目は『ダークナイト』絡み。
「セクシー調査団」という連載で、毎号一人の俳優さんを取り上げているのですが、今回登場したのがサー・マイケル・ケイン!いえ、ケイン氏と言うより殆ど「アルフレッド」特集です(笑)。
彼こそがシリーズの「セクシー担当」と断言。その忠誠心と格好よさと色気と、そしてブルース様への過保護っぷりにも触れ、アルフレッドさんファンには必見!でございます。
一冊780円と結構いいお値段ですが、坊ちゃま&執事さんのコンビがお好きなかたは、立ち読みであっても是非ご覧になるようにお奨めしておきます