以前ここで、3月末に行なわれた Kids Choice Awards 2009 にヒュー・ジャックマンがプレゼンターとして登場したことを動画と共にお伝えしましたが、シネマトゥデイに現地レポートが上がっていたことに、最近になって気づきました。
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なぜアメリカではこのアワードがこんなにも重視されるのか、いつもよくわからないのですが、現地の熱気は伝わってくる記事です。
そして、その中のヒューに言及した個所が……以下ちょっと引用。
『ニコロデオンの授賞式には、Favoriteブック賞というカテゴリーがあります。今回は「トワイライト」シリーズが受賞し、映画『トワイライト~初恋~』のジェイコブ役でおなじみのテイラー・ロートナーが代表でごあいさつ。ここで印象的だったのは、プレゼンターのヒュー・ジャックマンの笑顔! ステキ過ぎるぅ~……。子どもが心底好きみたいで、黄色い歓声を上げる客席のキッズたちに満面の笑み。テレプロンプターに表示されるイケてないジョークにもメゲず(!!)、顔を直撃噴射のグリーン・スライムにも怒らず(きっとあれはヒューの鼻にも入ったに違いない……)、絶えずスマイルで好感度200パーセントもの! ラフなポロシャツがグリーン・スライムまみれとなり、アカデミー賞とは打って変わっての様相でしたが、ヒューの笑顔はどんな素晴らしいタキシードよりもすてき! とアメリカ中の女性が思ったに違いない瞬間なのでした。』
──というわけでございます
やっぱりシネマトゥデイ編集部には「ヒュー様」ファンクラブまたは信者の会があるようです
ちなみにこれが「グリーンスライムまみれ」のヒュー。
そのヒューは多忙なスケジュールの合間に、今はご家族と過ごす時間を大事にしている様子。リンクはしませんが、オスカーくんやエヴァちゃんとお出かけの画像があちこちに上がっています。
ヒューについて自分が日頃思っていること、言いたいことを代弁して下さった感じですごく嬉しかったです!
それなのに(接続状況の問題等もあったとは言え)こんなにもお返事が遅れてしまって申し訳ありません……
オスカー司会で多くの人たちが驚いたように、ステージでちょっと呆然としてしまうほどの輝きを見せるヒューですが、スクリーンでは何だか「地味な演技派」タイプになるのが不思議です。繊細な感情表現とか、すごくうまいと思うのに、なぜか判ってくれる人が少ないのがちょっと不満です
でも、今年後半から来年にかけて、また舞台や映画でいろいろな姿を見せてくれそうですね。
普通、俳優というのは大まかに分けて「スター」タイプと「役者」タイプの二種類あります(と、私は考えます。)
「スター」タイプはオーラに満ちていて、そこにいるだけで人を魅了し、作品を華やかにするタイプの俳優です。
そして「役者」タイプは、強烈なオーラや華やかさこそ無いものの、確かな演技力で作品の屋台骨を支えるタイプの俳優のことを指します。
大概の場合、「スター」は「役者」の資質を持たず、「役者」も「スター」の資質を持っていないものです。
しかしヒュー・ジャックマンの場合、この両方の資質を合わせ持っているように思えます。
華やかなスターのオーラを持ちながら、役を見事に消化し自分のものにする演技力も同時に合わせ持ち、現代の俳優の中では稀な才能の持ち主だと思います。
彼が「スター」になるのか「役者」になるのか。いずれにせよ近い将来どちらかになるとは思いますが、彼にはどちらにもなれる可能性があるので、非常に興味深いですね。