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ヒューヒュー!・461 新たなる舞台ミュージカルの噂

2008-05-03 16:24:10 | ヒュー・ジャックマン
のち
ヒュー・ジャックマン、ブロードウェイでミュージカル版『スタア誕生』に出演か?という噂。

まず、The Envelope に下の記事が上がっていました。
Tony 2009: Hugh Jackman back on Broadway?

元ネタは New York Post。
WISH HUGH WERE HERE

オリジナルの『スタア誕生』は1934年の映画作品。以後2度リメイクされています。以下 allcinema より。有名な作品ですが、ストーリーのネタバレを見たくないかたはご注意下さい。

『スタア誕生』(1934)ウィリアム・A・ウェルマン監督 ジャネット・ゲイナー、フレデリック・マーチ主演
『スタア誕生』(1954)ジョージ・キューカー監督 ジュディガーランド、ジェイムス・メイソン主演
『スター誕生』(1976)フランク・ピアソン監督 バーブラ・ストライザンド、クリス・クリストファーソン主演

ストライザンド主演版だけ「スター」表記です。
最も有名なのは、ミュージカル仕立てのジュディ・ガーランド主演版でしょう。オリジナル作品ともどもラストの台詞は映画史上に残る名セリフと言われていますが、ストライザンド版では少し改変があったと記憶しています。

で、噂されているヒューの役というのは、ヒロイン、エスターの夫ノーマン・メインなんですが、あの役って歌うシーンとかありましたっけ?楽曲は新たに作るのかな?
フレデリック・マーチ、ジェイムス・メイソンと「性格俳優」タイプの人が演じて来た役ですが、キューカー版ではゲイリー・クーパーやケイリー・グラントも候補に上がっていたそうだし、二枚目系の人でも行けるかも。と言うか、その方がむしろ哀れを増すかも知れません。

ヒュー・ジャックマンと言えば、2003年からの三年連続トニー賞司会と、『The Boy From Oz』での主演賞受賞で一躍ブロードウェイの寵児となった人でもあり、特に自ら受賞した2004年度の司会は既に伝説と化しています。むしろ「映画なんて出てないでステージに戻っておいで」という声もあるくらいで……
もちろん私としては、彼が「映画スター」でいてくれることは嬉しいけれど、本質的には彼は舞台人だと思っているので、ブロードウェイに戻ってくれるなら、それはそれで喜ばしいことだと思います。
まあでも、「ヒューの新しいステージワーク」については、これまでもいろいろな作品名が上がっては消えて行ったので、これも話半分に聞いておいた方がいいでしょう。
でも、もし実現したら──TBFOと言い、つくづくジュディ・ガーランド&ライザ・ミネリ母子に縁のある人ですね。

ところで、日本版『ボーイ・フロム・オズ』は今年10月に再々演決定、だそうです。→こちら

うーん……これも一度くらいは事務所枠にめげず観に行くべきか……
WISH HUGH WERE HERE!

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2 コメント

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演劇人 (ふらっと)
2008-05-10 22:14:14
ヒューの出演作を多く知っているわけではないので私には分類できるだけの材料がないのですが、「映画スター」かといわれると「スターというのはちょっと違うんでは…」と感じ、「舞台人」というのは、「なるほどそうかもしれない」と思いますが「ミュージカルスター」となると「それもちょっと違う…」と思われます。「歌って踊れる演劇人」ということなら全面的に賛成です!

すごく失礼な物言いになりますが、ひょっとしてひょっとすると彼は器用貧乏系かもしれない、なんて。どれも水準以上の能力とそれぞれの能力のバランスがあるけれども、容姿・性格含めその均衡の取れ方や恵まれたところが却って仇になっているという気がどうもしてしまう私のヒューへの見方って歪んでるんでしょうかしらん…(プレステージもファウンテンも面白かったです。)
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オンステージ (レイチェル)
2008-05-11 02:38:21
ふらっとさん、ご無沙汰しております。コメントありがとうございました。

そうなんですよ。実は国内外のファンの間でもけっこう言われています。>器用貧乏
あと、もっと仕事を選んでくれ!とも言われてますね
『ファウンテン』も『オーストラリア』も、そもそもウルヴァリンでさえ誰かの「代役」としてのキャスティングで、それぞれきっちり、それこそ水準以上にこなしているにも関わらず、「演技」を正当に評価されることが少ないのも不思議な話です。
ご本人は映画でもTVでもいろいろやりたいことはあるだろうけど、舞台に専念した方が寧ろいいのではないかと思ったり。
ミュージカルや司会業も含めて、彼はステージで見るべき人だという気がしてなりません。
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